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シミラン諸島をはじめ、アンダマン海に生息する貝の仲間たち。

イバラカンザシ

イバラカンザシ

分類  :カンザシゴカイ科
学名  :Spirobranchus giganteus
英名  :Christmas tree worm
体長  :5cm
いる場所:珊瑚礁域、岩礁域
ポイント:シミラン諸島全域

岩礁域・サンゴ礁域の岩の上やハマサンゴ類の上に生息する。多毛類(ゴカイ類)の動物。体長は5-7cmほどで、クリスマスツリーに似た2つの傘のようなものはエラとして発達した鰓冠(さいかん)と呼ばれる。刺激を受けると鰓冠を素早く引っ込めることができる。この鰓冠は色彩変異に富んでいて、赤、青、黄、緑など様々な色の個体がいる。シミラン諸島~リチュリューロックにて確認できる。

トラフケボリタカラガイ

トラフケボリ


分類  :
ウミウサギガイ科
学名  :Crenavolva tigris
英名  :Tiger egg cowrie 
体長  :1cm
いる場所:サンゴ礁域
ポイント:リチェリューロックetc…

体は外套膜に覆われており、その模様は『トラ柄』であり、とても目立ちます。
この種はフトヤギ類の近くで一緒に目撃されることが多く、そこで擬態することで外敵から身を守ったり、ヤギ類についた餌を食べ生活しています。

モルディブスポンジスネイル

モルディブスポンジスネイル

モルディブスポンジスネイル

分類  :Lamellarids科
学名  :Coriocella hibyae
英名  :Maldives sponge snail
体長  :5cm〜10cm
いる場所:岩礁域
ポイント:ボルダーシティーシャークフィンリーフアニタスリーフウエストオブエデンディープシックスエレファントヘッドロッククリスマスポイントノースポイントウエストリッジ、など。

スポンジのような青黒い貝の仲間。 体長は5-10cmほど。シミラン諸島、ボン島廻りの岩の隙間にて確認できる。

ウミウサギガイ

ウミウサギガイ

ウミウサギガイ

分類  :ウミウサギガイ科
学名  :Ovula ovum
英名  :Egg cowrie
体長  :5cm〜6cm
いる場所:5〜10mの珊瑚斜面やウミキノコの上など
ポイント:ウェストリッジシミラン諸島タチャイ島

真っ白な卵に似ている事からついた英名はEgg cowrie。日本では、鶏から卵をとった後に代わりに抱かせていたようです。