クルーズ名 :シミラン諸島〜リチェリューロック アンダマンショートクルーズ
クルーズ船 :ソンブーン4号
開催期間 :2016年10月22日 -2016年10月24日
日担当スタッフ:マコ
お客様人数 :2名様
動画ファイル
シーズン初のショートクルーズは、出港から大荒れ!!!
2016年10月22日〜24日までの期間、ソンブーン4号に乗船してシミラン諸島〜リチェリューロックを巡るアンダマンショートクルーズに行ってきました。今回は、バンコクからご参加のリピーターKBさんとKMさんの2名様。タイの連休を利用してのご参加です。
シーズン初のトリップということもあり、一週間くらい前から天気予報をチェック。まだシーズン初めということもあり、風が強く波が高い予報。直前になっても予報は変わらず、2日前にはスピードボート出港断念の連絡が入りました。それでも諦めないソンブーン号、ソンブーン4号本線を港に戻し、大型船で出港するという異例の対応で、なんとか出港することはできました。
ボートの連携の関係で、23日に下船予定だったお客様には、プーケット近郊のデイトリップに振り替えていただくことになりましたが、他のお店からのロシア人、中国人、韓国人を含む17名のお客様と出港しました。
港を出ると、案の定、波高3メートルの大しけ。1本目の予定サイト、ボン島まで4時間以上、波に揺られながらの航海で、やっとの事でボン島に到着するも、お客様は船酔いでグロッキー。KMさんは1本目をスキップし、マンツーマンでエントリ。いつもならダイビングのハイライトとなる、ウェストリッジ周辺は、南西からの波がもろに当たり、入ることができず、北のリーフにエントリーしました。
大荒れの海上の様子とは裏腹に、海の中は、透明度は35mオーバーのマリンブルーの世界。流れも穏やかでリーフを北上しました。
普段ならリーフを覆っているスカシテンジクダイなどの小魚たちは、まだとても小さく、それを捕食するカスミアジなども少ないため、ちょっと静かな印象でしたが、6ヶ月間ダイバーが入らなかった、リーフのサンゴ礁は、とても元気。特に深場の枝サンゴが紫色にきれいに色づいているのが印象的でした。
ボン島で2ダイブの後、ソンブーン4号は、悪天候のため、タチャイ島、リチェリューロックヘの北上を断念。なんかしてシミラン諸島の島影に入りました。高い波の中、長時間の航海で、お客様もかなりお疲れのご様子。ナイトダイブはキャンセルして、明日のダイビングんに備えるため、早やめに休むことにしました。
2日目は、若干天候が回復するも、相変わらずの大波。西側のポイントには潜れず、9番のポイントを中心に、クリスマスポイント、ノースポイント、ブレックファーストベンド、ビーコンリーフにエントリー。ボン島に引き続き、透明度は30オーバーで絶好調。魚がちょっと少ない印象は、ボン島と同じでしたが、ノースポイントでは、ピグミーパイプホース、イシヨウジなどのヨウジ魚類、幾つかのぽんとではウミガメも見られ、のんびりとダイビングを楽しむことができました。
昨日船酔いで苦しんでいた、KMさんは、秘密兵器「船酔い撃退メガネ」を着用して、元気復活。この日すべてのダイビングをお楽しみいただくことができました!ホッ。
3日目、KBさんは、フライトの関係で、すべてのダイビングをキャンセル。KMさんとマンツーマンで潜りました。1本目のディープシックスでは、波のない東側でエキジットするために、エントリー直後から、潮に逆らって泳ぐ展開になり、かなり体力を使いましたが、2本目のツナレックでは、抜群の透明度の中、沈没船がくっきりと際立ち、とても綺麗でした。
今回は、悪天候で一時はどうなることかと思いましたが、途中からお客様の体調も回復し、透明度抜群で、他のダイバーのいないシミランをお楽しみいただくことができました。今シーズンは、まだ始まったばかり、予報では、明日から波は落ち着くようなので、より快適なダイビングが楽しめるのではないかと期待しています。
ご参加いただいた、KBさん、KMさん悪天候の中、ご参加いただきありがとうございました。一時は修行のようなコンディションで、お疲れになったことと思いますが、もう少しして天候が安定した頃に、ぜひまた遊びに来てください。
以下ダイブログです。
ダイブログ
ダイブ1
ポイント名 :ノースリーフ(ボン島)
エントリー時間:14:19
ダイブタイム :53分
最大深度 :24.3m
水温 :29℃
生物 :キンセンフエダイ、ツバメウオ、ハナミノカサゴ、スカシテンジクダイ、カスミアジ、アカヒメジ、クロコショウダイ、ブラックピラミッドバタフライフィッシュ、アカシマシラヒゲエビ、イエローバックフュージュラー、ゴマアイゴ、オトヒメエビ、ブルーダッシュフュージュラー(クマザサハナムロ)、etc.
ダイブ2
ポイント名 :ノースリッジ(ボン島)
エントリー時間:16:43
ダイブタイム :57分
最大深度 :23.2m
水温 :28℃
生物 :キンセンフエダイ、ネッタイミノカサゴ、 ホウセキキントキ、ハナダイギンポ、スカシテンジクダイ、アンダマンダムゼル、アンダマンスウィートリップス、ブラックピラミッドバタフライフィッシュ、ハナミノカサゴ、ブラックフィンバラクーダ、アカヒメジ、イヤースポットブレーニー、インディアンバナーフィッシュ、カクレクマノミ、オビテンスモドキ、スカンクアネモネフィッシュ、ブルーダッシュフュージュラー(クマザサハナムロ)、etc.
ダイブ3
ポイント名 : クリスマスポイント(シミラン諸島 No.9)
エントリー時間:07:06
ダイブタイム :51分
最大深度 :26.2m
水温 :28℃
生物 :キンセンフエダイ、イソマグロ、タイマイ、クロコショウダイ、ジャイアントフュージュラー、ブルーダッシュフュージュラー(クマザサハナムロ)、ワヌケヤッコ、オトヒメエビ、イエローバックフュージュラー、アカモンガラ、アカマツカサ、etc.
ダイブ4
ポイント名 : ノースポイント(シミラン諸島 No.9)
エントリー時間:10:34
ダイブタイム :47分
最大深度 :26.3m
水温 :29℃
生物 :イソマグロ、エヴァンスフェアリーバスレット、 ヨウジウオ、イシヨウジ、ピグミーパイプホース、インベスティゲーターパイプフィッシュ、ホウセキキントキ、コホシカニダマシ、インディアンバガボンドバタフライフィッシュ、スザクサラサエビ、オトヒメウミウシ、夜光虫、etc.
ダイブ5
ポイント名 : ブレックファーストベンド(シミラン諸島 No.9)
エントリー時間:13:28
ダイブタイム :52分
最大深度 :25.8m
水温 :30℃
生物 :キンセンフエダイ、スカシテンジクダイ、ヤッコエイ、ハナミノカサゴ、オトヒメエビ、オーロラパートナーゴビー、イヤースポットブレーニー、エヴァンスフェアリーバスレット、コラーレバタフライフィッシュ、インディアンダッシラス、アカシマシラヒゲエビ、、etc.
ダイブ6
ポイント名 : ビーコンリーフ(シミラン諸島 No.8)
エントリー時間:16:26
ダイブタイム :46分
最大深度 :26.3m
水温 :29℃
生物 :イロブダイ、オシャレカクレエビ、ヒトヅラハリセンボン、 フサカサゴ、ネッタイミノカサゴ、タイマイ、インディアンダッシラス、エヴァンスフェアリーバスレット、ウルマカサゴ、ブルーダッシュフュージュラー(クマザサハナムロ)、etc.
ダイブ7
ポイント名 :ディープシックス(シミラン諸島 No.7)
エントリー時間:06:51
ダイブタイム :49分
最大深度 :30.0m
水温 :28℃
生物 :ブルーダッシュフュージュラー(クマザサハナムロ)、ヤッコエイ、 ムレハタタテダイ、ブラックピラミッドバタフライフィッシュ、イエローダッシュフュージュラー、イエローバックフュージュラー、シマウミヘビ、コラーレバタフライフィッシュ、カスミアジ、インディアンミミックサージョンフィッシュ、ゴシキエビ、キンセンフエダイ、イソマグロ、パウダーブルーサージョンフィッシュ、etc.
ダイブ8
ポイント名 :ツナレック(シミラン諸島 No.5 )
エントリー時間:09:11
ダイブタイム :50分
最大深度 :31.6m
水温 :28℃
生物 : ワモンダコ、インディアンドラゴン、ヒトヅラハリセンボン、 モンガラカワハギ、ハナミノカサゴ、ドクウツボ、インディアンダッシラス、イヤースポットブレーニー、ブラックピラミッドバタフライフィッシュ、イエローバックフュージュラー、etc.
ダイブ9
ポイント名 : アニタスリーフ(シミラン諸島 No.5)
エントリー時間:11:40
ダイブタイム :50分
最大深度 :23.9m
水温 :29℃
生物 :インディアンフレームバスレット、ハナダイギンポ、ドクウツボ、チンアナゴ、スパゲティーイール、スカシテンジクダイ、タテジマキンチャクダイ、ムスジコショウダイ、オーロラパートナーゴビー、ワヌケヤッコ、etc.