クルーズ名 :シミラン諸島〜リチェリューロック デラックス クルーズ
クルーズ船 :サワディーファーサイ号
開催期間 :2020年3月1日 -3月5日
担当スタッフ :マコ
お客様人数 :3名様
透明度はイマイチ…それでも、
マンタとジンベイザメに会えました!!
今回のシミラントリップwest coast divers サワディーファーサイ号で行って参りました!
今回のお客さんは、毎年この時期参加いただいているYさん、昨年もご利用いただいた、Iさんとそのお友達のKさんの3名様!Kさんにとっては、発のダイブクルーズです。Yさん、Iさんは同い年。60代後半いうのに、年齢を感じさせないぐらい若くてお元気でした!
初日の1本目はシミラン諸島No.5-6 の ツナミモニュメント。
大潮回りのすけじゅーるなので流れを心配していましたが、このポイントはマイルド。最初は先行できず、ウェイトを足す場面もありましたが、透明度も前回よりも良く、白い砂地に寝そべるヤッコエイや、浅場のスカシテンジクダイやサンゴ礁、そしてモニュメントを眺めながら、まったりとチェックダイブを楽しみました!
2本目はシミラン諸島No.7のウエストオブエデン。流れはマイルドで、根の真上からエントリー。チャネルの中のガレ場から、ひょっこり顔を出すクモウツボや、穴の奥に着いているマルチバーパイプフィッシュを観察。深場に群れるクジャクベラの仲間、マッコーカーズフラッシャーラスのティスプレーを見に行きましたが、なかなかヒレを開いてくれず空振り。後半は浅場に移動して、キンギョハナダイやアカネハナゴイの仲間「インディアンフレームバスレット」などを観察しました。
3本目はシミラン諸島No.9まで北上し、スリーツリーズにエントリー。流れが強くなってきたため、普段よりもかなり東側でエントリー。砂地に点在するサンゴ礁についている、色鮮やかんソフトコーラルを眺めながらドリフト。深場の岩場ではキツネフエフキとカスミアジの大きな群れとすれ違いました。
夕方に8番の島野セイルロックに登り、眺めを堪能したあとの4本目は、ドナルドダックベイでナイトダイビング。大きなコーラルボミーの下には、ロブスターが5匹。同じ値のウミトサカの中には、久しぶりに見るクダゴンベが眠っていました。
船は夜のうちに北上して2日目は、ボン島からスタート。連日のマンタ情報に期待してエントリー。時間が早すぎたせいか、1本目はマンタ出ず。他のチームがちら見していたようですが…。2本目はセカンドリッジからエントリー。するとエントリー間もなくマンタ登場。透明度がイマイチでしたが、くっきりとシルエットが見えました。その後、メインのリッジへ流していると、何度か頭上を通る黒い影を目撃。後半、リッジの上で待っていると、正面からマンタ登場。数メートルの距離を優雅に通過して行きました。
ボートはさらに北上して、タチャイピナクルにエントリー。かなりの激流の為、船尾のブイから鯉のぼりのように、ロープを掴みながらのエントリー。時間がかかりましたが、なんとかメインの根の縁に潜行成功。とはいえ、きついの流れの中、潮上に出るのを躊躇していると、真上にジンベイザメの黒い影!流れに逆らって、ゆっくり尾びれを動かしながら、まるで足踏みする様に、しばらく頭上に止まっていました。しばらくすると、流れに逆らってぐんぐんと潮上の方へ消えていきました。岩の陰でしばらく休憩をとったあと、僕らもジンベイに続いて、水底スレスレを泳いで潮上に到達。流れの緩んだくぼみに入ってしばらく待っていると、流れの下から、再度ジンベイザメ登場!下から仰ぎ見る感じで2−3分優雅な泳ぎを眺めていました。目撃できたのは、僕たちともう1チームだけだったので、4本目も同じポイントにエントリーしました。潮が少し緩んで潜りやすくはなっていましたが、ジンベイザメは現れず。ギンガメアジの群れや、フュージリアの大群をな画面柄、根を半周しました。
3日目の1本目はスリン諸島のリープポイント、アオパッカード。
このクルーズ行程で一番サンゴの綺麗な癒し系サイトです。前日が流れの中でオオモノを狙う、少々ハードなダイビングだったこともあり、綺麗なサンゴやカラフルなリーフフィッシュを眺めながらのまったりダイビングに、身も心も癒やされました!
2本目からは、いよいよこのクルーズのメインディッシュ、リチュリューロック!一つ前のトリップでは、2匹のジンベイザメが登場していたので、期待を旨にエントリー。透明度は相変わらず今一つで、しかも深場から冷水塊が入ってきていて寒いっ!とりあえず深場のタイガーテールシーホースやバラクーダを観察してから湾内の浅場へ。メインの岩の周りには、ギンガメアジの群れや、根の外側にはロウニンアジの大群が居るのがわかるのですが、今ひとつはっきり見えない状況。若干不完全燃焼。2本目は、1本目と逆の東側の根へ。根の上には、ジャイアントフュージリアが、流れに逆らってきちんと整列して群れていました。また、根の上に群生するソフトコーラルの上には、1オーバーの大きなヤイトハタが鎮座。結構近くまで近寄ることができました。流れが強く、潮上には出れず、メインの根の影でダイビング。ウミウチワの中に小さなタイガーテールシーホースの子供を見つけました。リチェリューロック3本目、この日最後のダイビングは、少し潮が緩んでいました。潮上に出るチャンス!メインの岩の側面ギリギリを潮上に向かうと、特大サイズのドッチドファンテールレイ(マダラエイの仲間)が中層をゆうゆうと泳いでいました。このエイを追うように潮上に出ると、そこはヒカリモノのオンパレード。特大サイズのウマヅラアジの編隊や、シェブロンバラクーダの群れ、ロウニンアジ、ギンガメアジと、どこを見ていいか迷うほど。透明度も若干抜けていて、最後にスカッとリチェリューロックらしいシーンを拝むことができました。
最終日はブンスーンレックでマクロダイビング。透明度が悪く、ラインに沿って潜行。潮上に向かうと頭上は、バラクーダの幼魚、キンセンフエダイの幼魚、テルメアジなど、おびただしい数の魚の群れで覆い尽くされて、暗いっ!普段は見かけない、ゴンズイの大群も通り過ぎていきました。後半は、レック本体沿いをゆっくり観察。コブシメやハニカムモーレイの子供など、いろいろなマクロ生物が見られました。
今回のトリップ、透明度は終始イマイチ。流れのきついポイントも多く、年配のみなさんにとっては、少々ハードなコンディションでしたが、ボン島でのマンタ、タチャイでのジンベエザメなど、オオモノに恵まれました。次回はもっと透き通った、蒼ーい海の中で、オオモノ三昧したいですね。
ご参加いただいた皆様、本当にお疲れ様でした。船上では毎晩、晩酌をごちそうになり、本当に楽しいクルーズでした!是非また、に遊びにいらして下さい!
ありがとうございました!
今回撮影した動画をFacebookファンーページの方でアップしています。
以下、Youtube動画ページからもご覧いただけます!
以下ダイブログです。
ダイブログ
ダイブ1
ポイント名 :モニュメント(シミラン諸島 No.5-6)
エントリー時間:8:00
ダイブタイム :52分
最大深度 :25.6m
透明度 :15m
水温 :27℃
生物 :カスミフグ、 カクレクマノミ、クマノミ 、ブルーダッシュフュージュラー(クマザサハナムロ)、ベンガルスナッパー、カスミアジ、アカヒメジ、チンアナゴ(ガーデンイール)、スカシテンジクダイ、パウダーブルーサージョンフィッシュ、 タテジマキンチャクダイ、ヤッコエイ、etc…
ダイブ2
ポイント名 :ウエストオブエデン(シミラン諸島 No.7)
エントリー時間:11:16
ダイブタイム :36分
最大深度 :29.5m
透明度 :15m
水温 :26℃
生物 :クモウツボ、マッコスカーズドワーフラス、マルチバーパイプフィッシュ、ルナーフュージュラー(ハナタカサゴ)、 ブルーダッシュフュージュラー(クマザサハナムロ)、イエローバックフュージュラー、 カスミアジ、ムスジコショウダイ、アカヒメジ、クマノミ 、 スカンクアネモネフィッシュ、ヨスジフエダイ、ブラックピラミッドバタフライフィッシュ、 インディアンフレームバスレット、キンギョハナダイ、etc…
ダイブ3
ポイント名 :スリーツリーズ(シミラン諸島 No.9)
エントリー時間:14:28
ダイブタイム :38分
最大深度 :23.1m
透明度 :15m
水温 :27℃
生物 :キツネフエフキ、カクレクマノミ、アカヒメジ、ヨスジフエダイ、ルナーフュージュラー(ハナタカサゴ)、 ブルーダッシュフュージュラー(クマザサハナムロ)、イエローバックフュージュラー、カスミアジ、 etc…
ダイブ4
ポイント名 :ドナルドダックベイ(シミラン諸島 No.8)
エントリー時間:18:47
ダイブタイム :42分
最大深度 :20m
透明度 :-m
水温 :28℃
生物 :ヒトヅラハリセンボン、ゴシキエビ、クダゴンベ 、スザクサラサエビ、ヘリゴイシウツボ、ツマリテングハギ、ドクウツボ、 コクテンフグ、スカンクアネモネフィッシュ、ヤッコエイ、 etc…
ダイブ5
ポイント名 :ウエストリッジ(ボン島)
エントリー時間:7:21
ダイブタイム :47分
最大深度 :21.8m
透明度 :20m
水温 :28℃
生物 :イエローバックフュージュラー、ルナーフュージュラー(ハナタカサゴ)、スカンクアネモネフィッシュ、カスミアジ、ブルーダッシュフュージュラー(クマザサハナムロ)、 モヨウフグ、アオヤガラ、スカシテンジクダイ、etc…
ダイブ6
ポイント名 :ウエストリッジ(ボン島)
エントリー時間:10:21
ダイブタイム :46分
最大深度 :15.9m
透明度 :20m
水温 :28℃
生物 :マンタレイ、イエローバックフュージュラー、ルナーフュージュラー(ハナタカサゴ)、スカンクアネモネフィッシュ、カスミアジ、ブルーダッシュフュージュラー(クマザサハナムロ)、 モヨウフグ、アオヤガラ、スカシテンジクダイ、etc…
ダイブ7
ポイント名 :タチャイピナクル(タチャイ島)
エントリー時間:13:48
ダイブタイム :53分
最大深度 :22m
透明度 :15m
水温 :28℃
生物 :ジンベエザメ、ツムブリ、アカマダラハタ、イエローバックフュージュラー、ルナーフュージュラー(ハナタカサゴ)、スカンクアネモネフィッシュ、カスミアジ、ネッタイミノカサゴ、ツバメウオ、キンセンフエダイ、 スカシテンジクダイ、イソマグロ、etc…
ダイブ8
ポイント名 :タチャイピナクル(タチャイ島)
エントリー時間:16:37
ダイブタイム :48分
最大深度 :22m
透明度 :10m
水温 :28℃
生物 :アカマダラハタ、ロウニンアジ、ギンガメアジ、ユカタハタ、イエローバックフュージュラー、ルナーフュージュラー(ハナタカサゴ)、ブルーダッシュフュージュラー(クマザサハナムロ)、ネッタイミノカサゴ、インディアンダッシラス、コラーレバタフライフィッシュ、ツバメウオ、キンセンフエダイ、 スカシテンジクダイ、イソマグロ、etc…
ダイブ9
ポイント名 :アオパカード(スリン諸島)
エントリー時間:7:18
ダイブタイム :53分
最大深度 :16m
透明度 :15m
水温 :27℃
生物 :ヤッコエイ、ローランドダムゼル、 タテジマキンチャクダイ、インディアンダッシラス、チンアナゴ(ガーデンイール)、コラーレバタフライフィッシュ、サドルバックバタフライフィッシュ、ミカドチョウチョウウオ、ヒメフウライチョウチョウウオ、アンダマンフォックスフェース、 アンダマンスウィートリップス、イエローバンドフュージュラー、インディアンバナーフィッシュ、ナポレオンフィッシュ 、etc…
ダイブ10
ポイント名 :リチェリューロック
エントリー時間:10:30
ダイブタイム :50分
最大深度 :20m
透明度 :10m
水温 :28℃
生物 : タイガーテールシーホース、ツムブリ、イエローバンドフュージュラー、ロウニンアジ、ギンガメアジ、ユカタハタ、イエローダッシュフュージュラー、ネッタイミノカサゴ、ホトマトアネモネフィッシュ、ピックハンドルバラクーダ(イエローフィンバラクーダ)、 カスミアジ、スカシテンジクダイ、 ヨスジフエダイ、キンセンフエダイ、スザクサラサエビ、ハナミノカサゴ、ブラックフィンバラクーダ、ツバメウオ、etc…
ダイブ11
ポイント名 :リチェリューロック
エントリー時間:13:45
ダイブタイム :48分
最大深度 :18m
透明度 :10m
水温 :28℃
生物 :ヤイトハタ、ジェイアントフュージュラー、イエローバンドフュージュラー、ロウニンアジ、ギンガメアジ、トマトアネモネフィッシュ、ユカタハタ、イエローダッシュフュージュラー、ネッタイミノカサゴ、ホソフエダイ、タイガーテールシーホース、ピックハンドルバラクーダ(イエローフィンバラクーダ)、 カスミアジ、スカシテンジクダイ、 ヨスジフエダイ、キンセンフエダイ、スザクサラサエビ、ハナミノカサゴ、ブラックフィンバラクーダ、etc…
ダイブ12
ポイント名 :リチェリューロック
エントリー時間:16:45
ダイブタイム :40分
最大深度 :17m
透明度 :5m
水温 :28℃
生物 :マダラエイ、ウマヅラアジ、シェブロンバラクーダ、イエローバンドフュージュラー、ロウニンアジ、ギンガメアジ、ユカタハタ、イエローダッシュフュージュラー、ネッタイミノカサゴ、ホソフエダイ、ウルマカサゴ、ピックハンドルバラクーダ(イエローフィンバラクーダ)、カスミアジ、スカシテンジクダイ、 ヨスジフエダイ、キンセンフエダイ、スザクサラサエビ、ハナミノカサゴ、ブラックフィンバラクーダ、マブタシマアジ、ツバメウオ、etc…
ダイブ13
ポイント名 :ブンソンレック
エントリー時間:7:15
ダイブタイム :48分
最大深度 :19m
透明度 :5m
水温 :28℃
生物 :クロホシフエダイ、ネズミフグ、ヒトヅラハリセンボン、キンセンフエダイ、ハニーカムモレイ、ハナミノカサゴ、キリンミノ、 タイワンカマス、ウミウシ各種、メタリックシュリンプゴビー、 ヨスジフエダイ、etc…
ダイブ14
ポイント名 :ブンソンレック
エントリー時間:10:30
ダイブタイム :38分
最大深度 :18m
透明度 :10m
水温 :28℃
生物 :クロホシフエダイ、ゴンズイ、バラクーダの幼魚、 キリンミノ、 ネズミフグ、ヒトヅラハリセンボン、キンセンフエダイ、ハニーカムモレイ、ハナミノカサゴ、コブシメ、ウミウシ各種、etc…