クルーズ名 :シミラン諸島〜リチェリューロック デラックス クルーズ
クルーズ船 :ディープアンダマンクイーン号
開催期間 :2023年12月16日 – 2023年12月20日
日担当スタッフ:ジュナ
お客様人数 :2名様
リチェリューロックリベンジ戦!
見事大勝利! 4本潜り倒してきました〜(^ ^)/
2023年12月16日 – 20日の4泊5日の日程で、ボン島、タチャイ島、リチェリューロック、シミラン諸島を巡るデラックスクルーズに乗船しました。
1日4本、最終日は2本の合計14本潜ってきました(^ ^)/
今回ご参加いただいたのは、前シーズンもシミランクルーズにお越しいただいている、仲良しご夫婦♡
今シーズンもご一緒させていただきました〜嬉しいです(^ ^)
ピックアップタクシーがゲスト様と同じだったので、ゲスト様とホテルで合流し、港へ向かいました。乗船後は、書類記入やボートブリーフィングを聞いた後、お部屋チェックインができます。荷物整理している間に、夜ご飯(軽食)が出てきます。前回トリップでは海況が悪く、リチェリューロックに行けなかったので、今回こそはお願いします!と、いざ出港です!
1日目は、
– ハイドアウェイベイ(シミラン諸島No4−5)
– エレファントヘッドロック(シミラン諸島No7−8)
– スリーツリー(シミラン諸島No9)
– タートルロック(シミラン諸島No8)(ナイトダイブ)
の4ダイブ〜
シミランクルーズの1本目は、毎度穏やかなポイントからスタートです。水底が白砂で所々に珊瑚や、モニュメントが点在していて、そこに住み着く水中生物は様々です。奥様と私で珊瑚エリアに群れる小魚、それらを狙うアジ達のハンティングに夢中になっていると、旦那様が深場に向かって猛ダーーーシュ!大きなナポレオンがいたそうです!この日は透明度抜群で、とっても気持ち良く浮遊感を堪能できました(^ ^)
2本目は、シミラン諸島No7とNo8の間にある人気ポイントへ行きました!
この日はいつもと流れの向きが違ったので、通常とは反対の位置からエントリーしました。エントリーしてすぐにブリブリに太ったホワイトチップシャークを発見!写真を撮ろうとしたら、フュージュラー達に巻かれてしまい見失ってしまいました(笑)お次は、ゲスト様のご希望でハナヒゲウツボ探し!無事見つけ、ベストショットをおさめることができました〜(^ ^) 大きな岩がそびえたつ、ダイナミックなダイブサイトで、それによって生まれる海流も強く、たくさんの大型回遊魚が集まってきます。2m級のロウニンアジや、グレートバラクーダはカッコよかったです(^ ^)
3本目はシミラン諸島の一番北の島、No9へ向かいました!
水中は割と流れていたので東から西へドリフトダイブ。と思いきや、途中で流れが変わり、西から東へ。サーモクラインが入って水は緑っぽい感じでしたが、海流が交わるところでは魚達が活発に動いてました。ここのポイントではインド洋やアンダマン海の固有種をよく観察できます。私のお気に入りは、体の形が三角形の他とは一風変わった魚、『インディアンバナーフィッシュ』シミランやプーケットで潜る際は是非探してみてください!(^ ^)
4本目のナイトダイビングまで少し時間があるので、その間にシミラン諸島No8に上陸〜!
こちらの島には有名なビューポイントがあり、歩いて10分ほどで山頂まで登れます。道中で、ベンガルオオトカゲやミノバト(タイ本土では滅多にみられない種)を観察しながら、頑張って頂上まで登り切りました。夕日が水面にキラキラ写ってとっても綺麗でした(^ ^) 上陸の際は虫除けスプレー持参をお勧めします!
4本目はナイトダイビングをしました!
他の船がいないところで潜ったので、水中は私達のライトの光のみで、より一層ナイト感を楽しめました!コブシメやアオリイカ、美味しそうでした。岩の隙間にはクリーナーシュリンプやスザクサラサエビ、美味しそうでした。狩に出るウツボや珊瑚の上で可愛く眠るコクテンフグも美味しそうでした。
と、お腹が空いたようなので、夜はハンバーガーとビールでお疲れ様会!夜のうちにボン島へ向かいました。
2日目は、
– ボン島(ウェストリッジ)
– ボン島(ノースリッジ)
– タチャイ島(タチャイピナクル)
– スリン島(ステップベイ)
の4ダイブ〜
1本目のボン島ではそこまで流れていなかったので、島の端まで遊びに行きました。アンダマン海の固有種、アンダマンスイートリップスの群れや、イソマグロ、カスミアジ、キツネフエフキの群れが迎えてくれました。と、楽しい時も束の間。サーモクラインと共に強い流れが押し寄せてきて、一瞬にして吹き流されました。流されている最中に、ヒラヒラと泳ぐ2m級のマーブルレイに遭遇!魔法のマントみたいで優雅でした。
2本目のボン島では、流れに身を任せて、ドリフトダイビングをしました。
岩の影にはジェンキンスホイップレイが2、3枚といっぱいいたのですが、どれも頭隠して尻隠さずで、尻尾だけ出ているのです。なんとも可愛い子達です(^ ^) 浅場のガレ場エリアにはブラックシャークやホワイトチップがいたり、人懐っこいフグ達がいたり、小ぶりのロウニンアジが小魚を追いかけ回していました。他のチームはギターシャークにも遭遇できたそうです!
3本目はタチャイ島へ向かいました!
エントリー前にキャプテンから激流宣告。全チームロープ潜降しました。水深の浅いところは激流でしたが、水深20mまで落とせば、そこまで流れはありませんでした。根の外側にはピックハンドルバラクーダの群れが至近距離まで近づいてきてくれて、西の先まで行くとゴマフエダイの大群に遭遇。1個体1個体が大きいので迫力のある群れでした。浅場ではイソマグロやロウニンアジが回遊していたり、ブラックフィンバラクーダが渦を巻いて群れていたので、その群れに巻かれながら安全停止をしました(^ ^)
4本目もタチャイ島で潜る予定でしたが、流れがさらに強くなる予報だったので、安全を考慮して、スリン島に移動しました。ステップベイは普段あまりいかないレアなポイントで、この日は他のボートもいなかったので、私達だけのプライベートダイビンングを楽しめました。水深は深くても15mで、5m〜13mまで綺麗な珊瑚エリアが広がっています。また、ダイバーがあまり訪れないポイントなので、ダイバーによる珊瑚のダメージがほとんどなく、ありのままの美しい海の景色を楽しめます。
夜はみんなでテーブルを囲んで鍋を楽しみました(^ ^)
3日目は、
リチェリューロック4ダイブ〜〜〜〜〜〜〜!
お天気良し!海況良し!体調よし!リベンジ果たせました!待ちに待った、リチェリューロックでのダイビングです!1本目は他の船もいなく、プライベートリチェリューでした!エントリーしてすぐにロウニンアジの群れがお出迎え、2m級のロウニンアジもいました。とにかく根の周りの小魚の群れがすごく、その奥にいる、ギンガメアジ、ブラックフィンバラクーダの群れが見えなくなってしまうほどです。何度も邪魔〜って叫びました。(笑)毎ダイブ、2〜3回必ず訪れる、ブリ、コガネシマアジ、キツネフエフキの大移動は圧巻です。ダイバーなんて目もくれず、ぶつかりそうなところまで接近してきます。個人的に一番興奮したのはヒシカイワリの群れのハンティングシーンです。顎がしゃくれている魚で、私のお気に入りです(^ ^) 深場には巨大ハタや、3m級のマーブルレイがいて、上も下も手前も奥もそこらじゅうに魚がいて忙しいダイビングでした。その後も、海況が変わることなく穏やかだったので、無事4本ともリチェリューで潜ることができました!前回リベンジを果たせて本当によかったです(^ ^)
最終日は、
ブンスンレック で2ダイブ〜
最近、西洋人のゲスト様からの評判がいい、沈船ポイント!最大水深は19mまでとそこまで深くはないです。ここはいつ来ても魚の群れでいっぱいです。キンセンフエダイやヨスジフエダイ、ニセクロホシフエダイなどのフエダイ科の魚が沈船の周りを覆い尽くしています。イトヒキアジのハンティングシーンや、レア種のホースアイジャックの群れも観察することができます。顔はギンガメアジとそっくりなのですが、ギンガメより2回りほど小ぶりで、尾鰭が黄色なのが特徴です。かなり朽ちている沈船なので、隙間がいっぱいあり、中を覗きながら探し物ダイビングしました。ウツボの中では珍しいハニカムモレイや、タテジマキンチャクダイの幼魚、ニシキフウライウオを見つけることができました〜(^ ^)
2本のダイビング終了後は器材をささっと洗い、シャワーを浴びて荷造りをします。ある程度整理が終わった人からランチタイム、チェックアウトです。最後のポイントからは1時間30分ほどで港に到着しました。
今回のトリップは、お天気、海況共によく、快適にダイビングをすることができました(^ ^) 先々週までひどかったサーモクラインや低水温もましになってきて、透明度もだんだんと抜けてきています。珊瑚エリアでまったりダイビングや流れのあるところで大物狙いダイビング、どちらも楽しかったです!ゲスト様とは前シーズンに引き続きご一緒できて嬉しかったです。また是非遊びにいらしてください(^ ^)
ありがとうございました。
以下ダイブログです。
ダイブ1
ポイント名 :ハイドアウェイベイ(シミラン諸島No4−5)
エントリー時間:8:01
ダイブタイム :44分
最大深度 :15.1m
透明度 :25m
水温 :27−28℃
生物 :ナポレオンフィッシュ 、キツネフエフキ、カクレクマノミ、ブルーダッシュフュカスミアジ、インディアンフレームバスレット、インディアンダッシラス、アカヒメジ、カクレクマノミ、チンアナゴ(ガーデンイール)、スカシテンジクダイ、パウダーブルーサージョンフィッシュ、ヤッコエイ、ホウセキキントキ、ヨスジフエダイ、コクテンフグ、オビテンスモドキ、etc…
ダイブ2
ポイント名 :エレファントヘッドロック(シミラン諸島No7−8)
エントリー時間:11:35
ダイブタイム :44分
最大深度 :22.6m
透明度 :25m
水温 :25−29℃
生物 : ハナヒゲウツボ、ホワイトチップシャーク 、アンダマンスウィートリップス、カスミアジ、スカシテンジクダイ、ヤマブキスズメダイ、ブルーダッシュフュージュラー(クマザサハナムロ)、イエローバックフュージュラー、イエローダッシュフュージュラー、カスミアジ、ロウニンアジ、アカヒメジ、スカンクアネモネフィッシュ、 ゴマモンガラ、ムスジコショウダイ、ハナダイギンポ、キンギョハナダイ、 ロウニンアジ、etc…
ダイブ3
ポイント名 :スリーツリー(シミラン諸島No9)
エントリー時間:14:59
ダイブタイム :47分
最大深度 :20.5m
透明度 :10−20m
水温 :24 – 29℃
生物 :キツネフエフキ、スカシテンジクダイ、 アカヒメジ、アオヤガラ、アンダマンスウィートリップス、アカモンガラ、イエローバックフュージュラー、インデ ィアンバガボンドバタフライフィッシュ、インディアンドラゴン、 インディアンダッシラス、 インディアンバナーフィッシュ、 ムスジコショウダイ、ウミシダ、 ウミトサカ、 ウミウチワ、オニヒトデ、カクレクマノミ、カスミアジ、キンギョハナダイ、キンセンフエダイ、コラーレバタフライフィッシュ、スカンクアネモネフィッシュ、ドクウツボ、パウダーブルーサージョンフィッシュ、ヘラヤガラ、etc.
ダイブ4
ポイント名 :タートルロック(シミラン諸島 No.8)
エントリー時間:18:56
ダイブタイム :36分
最大深度 :11.5m
透明度 : ー (ナイトダイビング)
水温 :25ー28℃
生物 : コブシメ、オトヒメエビ、キリンミノ、スザクサラサエビ、ヒトヅラハリセンボン、オオアカヒヅメガニ、コクテンフグ、 ネッタイミノカサゴ、オトヒメエビ、 スカシテンジクダイ、インディアンフレームバスレット、ドクウツボ、ブルーダッシュフュージュラー(クマザサハナムロ)、コラーレバタフライフィッシュ、イバラカンザシ、 etc..
ダイブ5-6
ポイント名 :ウェストリッジ(ボン島)
エントリー時間:7:07 / 10:02
ダイブタイム :46分 / 47分
最大深度 :23.6m / 19.4m
透明度 :10ー30m
水温 :23ー29℃
生物 :マーブルレイ、コビア、アンダマンスウィートリップス、アラレフグ、イエローバックフュージュラー、ムレハタタテダイ、ルナーフュージュラー(ハナタカサゴ)、スカンクアネモネフィッシュ、カスミアジ、ドクウツボ、ブルーダッシュフュージュラー(クマザサハナムロ)、 モヨウフグ、モルディブスポンジスネイル、モヨウフグ、ヒトヅラハリセンボン、アオヤガラ、ヘラヤガラ、スカシテンジクダイ、シマウミヘビ、コラーレバタフライフィッシュ、etc…
ダイブ7
ポイント名 :タチャイピナクル(タチャイ島)
エントリー時間:13:18
ダイブタイム :43分
最大深度 :23.9m
透明度 :10-30m
水温 :24 – 30℃
生物 :ゴマフエダイ、ロウニンアジ、ギンガメアジ、ブラックフィンバラクーダ、ピックハンドルバラクーダ(イエローフィンバラクーダ)、イソマグロ、スカシテンジクダイ、イケカツオ、イエローバックフュージュラー、 イエローダッシュフュージュラー、 カスミアジ、キンギョハナダイ、キンセンフエダイ、ブルーダッシュフュージュラー(クマザサハナムロ)、ツムブリ、ツバメウオ、 パウダーブルーサージョンフィッシュ、ルナーフュージュラー(ハナタカサゴ)、ホウセキキントキ、etc..
ダイブ8
ポイント名 :アオステップ(スリン諸島)
エントリー時間:17:38
ダイブタイム :44分
最大深度 :14.7m
透明度 :15m
水温 :26ー28℃
生物 :コマチコシオリエビ、ヤッコエイ、ヤマブキスズメダイ、 ローランドダムゼル、キンギョハナダイ、ツバメウオ、インディアンダッシラス、コラーレバタフライフィッシュ、イエローバンドフュージュラー、インディアンバナーフィッシュ、ヘラヤガラ、スカンクアネモネフィッシュ、パウダーブルーサージョンフィッシュ、ヒトヅラハリセンボン、ミツボシクロスズメダイ、イエローバンドフュージュラー、 イエローバックフュージュラー、etc…
ダイブ9-12
ポイント名 :リチェリューロック
エントリー時間:7:01 / 9:45 / 12:59 / 15:56
ダイブタイム :46分 / 43分 / 45分 / 44分
最大深度 :28.1m
透明度 :24−25m
水温 :24 – 28℃
生物 :マーブルレイ、ヒシカイワリ、イケカツオ、オニカマス、トマトアネモネフィッシュ、アカマダラハタ、ブラックフィンバラクーダ、ピックハンドルバラクーダ(イエローフィンバラクーダ)、ツムブリ、キツネフエフキ、ギンガメアジ、 ロウニンアジ、スカシテンジクダイ、コガネシマアジ、アオヤガラ、イエローバンドフュージュラー、 インディアンドラゴン、カスミアジ、キンセンフエダイ、ブルーダッシュフュージュラー(クマザサハナムロ)、ゴマモンガラ、 コラーレバタフライフィッシュ、ジャバラビットフィッシュ、etc.
ダイブ13-14
ポイント名 :ブンスンレック
エントリー時間:7:05 / 9:34
ダイブタイム :46分 / 49分
最大深度 :17.0m
透明度 :12−20m
水温 :27−29℃
生物 :ニシキフウライウオ(ゴーストパイプフィッシュ)、タテジマキンチャクダイ、ホースアイジャック、ニセクロホシフエダイ、ヨスジフエダイ、イトヒキアジ、キンセンフエダイ、カスミアジ、モヨウフグ、ケショウフグ、 ネズミフグ、ヒトヅラハリセンボン、コブシメ、ネッタイミノカサゴ、キリンミノ、ハナミノカサゴ、 ハニーカムモレイ、ヤッコエイ、スザクサラサエビ、ウルマカサゴ、サツマカサゴ、etc.