チェンデラワシ湾:ダイブサイト情報
ポイントマップ
チェンデラワシ湾のポイント
水温:30℃ 透明度:30m〜50m 流れ:場所によって非常に強い
クワティソール湾 Kawatisore Bay
クワティソール湾は、国立公園内ですが漁業の許可を得た地元民と自然の生き物たちが共に暮らしている海域です。船から漁網を垂らし、夜の間に明かりに集まる小魚を獲る古くから伝わる伝統的な漁法があり、バガンというローカル船が用いられます。小魚と一緒に集まった大量のプランクトンを狙い大きなジンベイザメが、おこぼれをもらいに集まってくるため、いつしか、ジンベイザメを見る絶好の場所となりました。また、地元民の間では、ジンベイザメが幸運をもたらすとされ、時折、網を解きジンベイザメのために小魚を解放するため、ジンベイザメが集まるようになったとも言われています。少ないときでも4、5匹のジンベイザメが集まり、多い時は10匹を超える事もあるというまさに、ジンベイザメの楽園。ジンベイザメが優雅に泳ぐ姿を目の前で心ゆくまでご覧いただけるダイブサイトです。
南クワティソール湾 Kawatisore (South)
地質学的にめったに見る事ができない独特の水中環境が広がっています。浅瀬から40mの深場まで続く斜面には、色あざやかなフュージリア(タカサゴ)が群れ、ロウニンアジなどの大型の回遊魚がアタックする迫力のあるシーンを見る事ができます。リーフ沿いでは、アカモンガラの幼魚が群れ、ホワイトチップなどのリーフシャークが現れます。
タンジュン アヤミ Tanjung Ayami
ローン島の北東部に位置した、ハードコーラルの尾根が長距離に渡り広がるエリア。ウミウチワやソフトコーラルは少ないものの、水底には、白い砂が入り混じったチャネルがあり、バラクーダやフュージリア(タカサゴ)の大群が期待できます。ミミックオクトパスが生息するエリアとしても知られており、マクロも楽しめるダイブサイトです。
ヌマムラン海峡 Numamuran Strait
リッポン島の西側に位置する小島が点在するエリア。10m前後の浅瀬には珊瑚礁、沖に行くにつれて急で険しい斜面が広がります。25m前後の深場には、大きな海ウチワや大小さまざまなソフトコーラルが白い砂が集まる水底まで点在しています。白い砂地周辺は、このエリアでしかお目にかかれない固有種のハゼなどマクロの宝庫でもあります。また、第二次世界大戦中に沈んだとされる日本軍の戦闘機が眠っており、時代の足跡が残されているダイブサイトです。
クレッシー デライト Crissys Delight
チェンデラワシ湾内の一部に飛び出たワンダマン半島の東部、マクロが豊富なエリア。小さなタコやイカの軟体動物。エビカニやカラフルなウミウシから、ゴーストイプフィッシュやカエルアンコウなどの擬態系マクロまで、探せば探すほど生物が発見できるマクロ好きには堪らないダイブサイトです。
タンジュン マングアール Tanjung Mangguar
チェンデラワシ湾のなかで最も美しく魅力的なダイブサイトの1つ。珊瑚とソフトコーラルの群生が広がっており、リーフフィッシュを始め、フュージリア(タカサゴ)やヒカリモノのアジやバラクーダなどが集まり、食物連鎖の仕組みを連想させます。サメやマンタレイが集まるポイントとしても有名です。ナイトダイブでは、カエルアンコウやウミテング、このエリアでしか見る事ができないチェンデラワシウォーキングシャークにも出会えるチャンスもあります。