シミラン諸島の北、約20kmに位置するボン島は、シミラン諸島の花崗岩と違い、石灰岩が隆起して出来た島。ギザギザのエッジが尖った印象の黒っぽい島です。ウェストリッジは、その島の西側に細長く突き出した岬ポイント。複雑な流れがあるサイトで、その流れを利用して、マンタが補食やクリーニングにやって来ることで有名です。マンタの遭遇率は、60%〜80%。運が良ければ、クリーニング中のマンタを至近距離からじっくりと観察することもできます。その他、フュージラーやそれを狙う回遊魚の魚影も圧巻です。
▲ウエスト リッジ(ボン島)
生物
・ジンベエザメ ・マンタ ・レオパードシャーク ・ホワイトチップリーフシャーク
・ロウニンアジ ・カスミアジ ・オニカマス ・ナポレオン ・フュージュラー
・ツバメウオ ・カメ ・エヴァンス ・アンダマンスイートリップス
・タテジマキンチャクダイ ・コラーレBF ・インディアンフレームフェアリーバスレット
・アケボノハゼ ・ハタタテハゼ ・カエルアンコウ ・ニシキフウライウオ
シミランクルーズ ガイドのひと言
ここで見られるマンタは、大きい個体で4mを超え、日本で見れる個体よりも太っていると言われております。また、ハイシーズンには、1本のダイビング中に複数枚のマンタが乱舞したり、ジンベエザメとマンタのランデブーが見れたりもします。ダイブクルーズ中のメインのダイブサイトの一つです。大物が出たときの三原則=追わない、触れない、慌てない。
必ず守ってくださいね。