スタンダードクルーズ ピーターパン号 12/APR/2014-16/APR/2014

クルーズ名 :スタンダードクルーズ シミラン〜リチェリューロック
クルーズ船 :ピーターパン号
開催期間  :2014年4月12日〜4月16日
担当スタッフ:マサ、イバ
お客様人数 :5名様

全員集合!
全員集合!
今回利用したピーターパン号!

今回利用したピーターパン号!

4mほどのジンベイザメ!

4mほどのジンベイザメ!
タイガーテールシーホース!
尻尾が虎模様のタイガーテールシーホース!
岩の奥に居たフリソデエビ!
岩の奥に居たフリソデエビ!
写真で見るのとは大違い、すごい小さなトラフケボリタカラガイ!
トラフケボリタカラガイ!
ナイトダイブで見つけたニシキフウライウオ!
ナイトダイブで見つけたニシキフウライウオ!

全長100mの大型船(沈める前の写真)

全長100mの大型船(沈める前の写真)

激流の中でジンベイザメとランデブー!

今回は、タイの旧正月(ソンクラン)と言うこともありバンコクからお越しのお客様と楽しい5日間を過ごしてきました。夜、港を離れシミラン諸島に向けて出発!波が無く穏やかなコンディションでのスタートとなりました。

ハイシーズンの真っただ中という事もあり、ここ数日は太陽が照りつけており暑すぎるためか夜になるとスコールが降る事が多々ありましたが、今回のクルーズは雨一つない晴天でした。海面は、波の無いほぼ「凪」状態のコンディションでダイビングのエントリー、エキジットがとても簡単でした。また、ここの所多かったサーモクライン(冷たい海流)はほとんど無く平均28度と快適なダイビングができましたが、ボン島より北のポイントは透明度が思わしくなく15〜20m程の視界しかありませんでした。

水中は、初日は穏やかでのんびりとダイビングできたのですが、大潮周りのためなのか2日目からは流れの速いポイントが多く、エントリーが大変な場面もありましたが水中では上手く流れを遮りながらダイビングを楽しみました(通常、大潮周りの時はそれほど流れない海域なのですが…)。また、所々うねりが入ってきているポイントもあ り、シーズンの終わりが近づいていることを感じました。

チェックポイントは、シミラン諸島5番目の島「アニタスリーフ」。透明度も良く、流れの無いまさにチェックダイビングにピッタリのポイントでした。このポイントには大きな岩が1つありあります。その岩を覆うようにスカシテンジクダイの大群が泳いでおり、太陽の光に反射しとてもきれいな景観を作り出していました。カメラ派のお客様は、1本目から沢山の写真を撮影されておりました。

初日から2日目の朝一のダイビングまでは、シミラン諸島の各ポイントにてダイビングを行いました。スイムスルーのあるディープシックス(7番の島)やエレファントヘッドロック(7、8番の間)も魚影が濃く、目の前を魚たちが行ったり来たりしておりました。お食事中のタイマイにも出会う事ができ、前半戦はのんびりしたダイビングができました。

中盤戦は、大物ポイントのボン島、タチャイ島。魚影が多いものの大物の姿は無し、大物が出そうな雰囲気がありましたが、たくさんの船が居たため水中はダイバーの群れでいっぱいでした。タチャイ島での4本目は流れが速すぎてロープに捕まって潜降するのもやっとな状態で、急遽ポイントを変更してのダイビングとなりました。タチャイ島での体育会系のダイビングが効いたのか、お客様のスキルが一段とアップするとともに、岩に捕まっていたためか筋肉痛に悩まされる方もおりました。

後半戦は、シミランダイブクルーズのハイライト「リチェリューロック」。このポイントも昨日と同様、流れとうねりが混ざり合っている感じがしましたが、エントリー前に浮上してきた他のダイバーが「ジンベイザメが居る」とサインをくれたのでテンションアップしてエントリーを開始しました。

流れのあたる場所へ行ったは良いものの案の定、そこはうねりがひどく捕まっているのも大変な状態でしたが、そんな僕たちをあざ笑うかのようにジンベイザメが真横を通りすぐて行きました。食事の時間だったからなのか、プランクトンの豊富な栄養分を口を開けながら流れの下から泳いで来ては消え、また僕たちのすぐ近くに姿を表すといった感じですダイブ時間の大半をジンベイザメと一緒に泳ぐことができました。上から見るジンベイザメ、横から見るジンベイザメ、下から見るジンベイザメと全体を観察することができお客様も大喜びでした。その後、同じポイントで2本ダイビングを行いました。残念ながら水玉模様に出会うことはできませんでしたが、シーホース、フリソデエビ、トラフケボリタカラガイ、トマトクマノミなどマクロ生物はいつもと変わらず元気な姿を見せてくれました。

最終日は、ついこの間カオラック沖に沈めた全長100mの沈船でのダイビング。沈めたばかりで魚はほとんどいませんでしたが、沈める前とほとんど変わらない姿で横たわっており、とても迫力のあるレックダイビングでした。

ダイビングという同じ趣味を通して、水中も船上も楽しい時間を共有させて頂きありがとうございました。
バンコクからでしたら、プーケットまではそれほど遠くないので、機会を見つけてまた遊びに来てくださいね。

また、ご一緒にダイビングできるのを楽しみにしております。
どうもありがとうございました。

以下、ダイブログです。

ダイブログ

ダイブ1
ポイント名:アニータズリーフ(シミラン諸島 No.4)
エントリー時間:8:30
水温:29度
最大深度:22m
生物:ガーデンイール、クダゴンベ、ピンクのタマイタダキイソギンチャク、モンダルマカレイ、アカヒメジ、スカシテンジクダイ、etc…

ダイブ2
ポイント名:ウエストオブエデン(シミラン諸島 No 7)
エントリー時間:11:30
水温:29度
最大深度:20m
生物:カスミアジ、フュージュラー各種、スカンクアネモネフィッシュ、イソマグロ、キンギョハナダイ、ブラックピラミッドバタフライフィッシュ、ムカデミノウミウシ、etc…

ダイブ3
ポイント名:ディープシックス(シミラン諸島 No 7)
エントリー時間:15:00
水温:28度
最大深度:20m
生物:キビナゴ、ロウニンアジの群れ、カスミアジ、イソマグロ、ノコギリダイ、etc…

ダイブ4
ポイント名:タートルロック、ドナルドダックベイ側のリーフ(シミラン諸島 No.8)
エントリー時間:19:00
水温:28度
最大深度:13m
生物:(ナイトダイブ)ヒトヅラハリセンボン、スザクサラサエビの大群、ドクウツボ、ソリハシコモンエビ、ネッタイミノカサゴ、ニシキフウライウオ、モクズショイ、etc…

ダイブ5
ポイント名:エレファントヘッドロック
エントリー時間:07:00
水温:28度
最大深度:26m
生物:タイマイ、カスミアジ、ハナダイギンポ、ウミテング、コホシカニダマシ、フュージュラー各種、etc…

ダイブ6
ポイント名:コボンウエストリッジ(ボン島)
エントリー時間:11:00
水温:27度
最大深度:21m
生物:ツムブリ、キンセンフエダイ、イヤースポットブレニー、イボウミウシ、カスミアジ、フュージュラー各種、スカシテンジクダイ、etc…

ダイブ7
ポイント名:タチャイピナクル(タチャイ島)
エントリー時間:14:00
水温:27度
最大深度:20m
生物:カスミアジ、ロウニンアジ、オニカマス、イケカツオ、フュージュラー各種、キンセンフエダイ、ツバメウオ、etc…

ダイブ8
ポイント名:タチャイリーフ(タチャイ島)
エントリー時間:17:15
水温:28度
最大深度:15m
生物:ロウニンアジ、カスミアジ、イエローバックフュージュラー大群、クマザサハナムロ大群、etc…

ダイブ9
ポイント名:タチャイピナクル(タチャイ島)
エントリー時間:7:00
水温:28度
最大深度:20m
生物:カスミアジ、ロウニンアジ、オニカマス、イケカツオ、フュージュラー各種、キンセンフエダイ、ツバメウオ、etc…

ダイブ10
ポイント名:リチェリューロック
エントリー時間:11:00
水温:28度
最大深度:18m
生物:ジンベイザメ、ロウニンアジの群れ、キンセンフエダイ、フュージュラー各種、 etc…

ダイブ11
ポイント名:リチェリューロック
エントリー時間:14:00
水温:28度
最大深度:22m
生物:タイガーテールシーホース、トマトアネモネフィッシュ、キンセンフエダイ、コブシメ、etc,,,

ダイブ12
ポイント名:リチェリューロック
エントリー時間:17:15
水温:28度
最大深度:16m
生物:フリソデエビ、トラフケボリタカラガイ、キンセンフエダイ、etc…

ダイブ13
ポイント名:プラトーン レック
エントリー時間:7:00
水温:28度
最大深度:25m
生物:全長100mの沈船、アオリイカ、ネッタイミノカサゴ、etc…

ダイブ14
ポイント名:ブーンスンレック
エントリー時間:11:00
水温:29度
最大深度:20m
生物:キイロウミウシ、イボウミウシ、リスベキアインペリアル、ロウニンアジ、ツバメウオ、ニセクロホシフエダイ、etc…

スタンダードクルーズ ピーターパン号 12/APR/2014-16/APR/2014」への1件のフィードバック

  1. ピンバック: ほうぼう屋シミラン店 海ブログ » シミラン日帰りダイビング 04/MAY/2014

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