シミランショートクルーズ 22-24.MAR.2019

クルーズ名  :シミラン諸島〜ボン島 シミランショートクルーズ
クルーズ船  :ソンブーン3号
開催期間   :2019年3月22日 -2019年3月24日
日担当スタッフ:マサ
お客様人数  :2名様

400本おめでとうございます!

400本おめでとうございます!

800本おめでとうございます!

800本おめでとうございます!

ヒオドユビウミウシ

ヒオドユビウミウシ

大物狙いの2泊3日、海面で大きな鯨と遭遇!

2019年3月22日-24日の2泊3日の日程でリピーターのS様とT様と一緒にシミラン諸島からボン島までを周遊するシミランクルーズに行ってきました。S様は、数年前の年末年始にご一緒させていただき、元旦にリチェリューロックで1ダイブ3匹のジンベイザメに遭遇する超強運の持ち主。今回も、大物を狙って合計10本を潜り倒して来ました。

通常は2泊3日でリチェリューロック方面まで北上することができるのですが、今回は、金、土、日曜日の感覚日程のため、シミラン諸島、ボン島のみでのダイビングとなりました。久しぶりにシミラン諸島の各ダイブサイトを潜り倒すことができ、アンダマンショートクルーズとはまた違った楽しさを味わうことができました。

今回は、朝方風が強かったもの、波は穏やかで、透明度も30mオーバーと気持ちの良いダイビングができました。

1本目は、シミラン諸島4番目にあるストーンヘンジでダイビング。エントリー後、水面から水底までがスコーンと抜けており、サーモクラインの影響による緑がかった色ではなく、真っ青ないつものシミラン海域の透明度でした。浅瀬から遠くの砂地にいるヤッコエイやガーデンイールなどを見つけることができまた、流れが無く、大きなケショウフグ、インド洋の固有種アンダマンスウィートリップス、食事に夢中でダイバーに気がつかなかったごまモンガラなどじっくり観察することができました。エキジット前に安全停止中には、イエローバックフュージュラーが目の前を大行進。美しい光景が広がりました。

2本目は、シミラン諸島7番目の西にあるウエストオブエデン。予定していた流れと逆の流れが入ってきており、カエルウオやセダカギンポなどヘラジカハナヤサイサンゴの中に生息する生物たちを紹介することができませんでしたが、大きな岩にくっついたウミウチワや、黄色が映えるアカヒメジの群れを含めた景観を堪能しました。このダイビングで、T様400本。おめでとうございます!エキジット前には、水面にタイマイ登場、T様の400本を祝いに来てくれたようです。

3本目は、シミラン諸島7番目の北にあるディープシックスで潜る予定でしたが、水面から見ても強い流れが入り込んでいたため、急遽、シミラン諸島5、6番のモニュメントに移動し2本のダイビングを行いました(今回は、ナイトダイビングをやめ、サンセットダイブに変更)。真っ白な砂地でマクロ探しに没頭。ブラックシュリンプゴビー、モンダルマカレイ、ヤッコエイ、ハナダイギンポ、ヒトヅラハリセンボンなどに出会うことができました。3本目のダイビングで、S様800本。おめでとうございます!

夜は、夕食後にログ付け+雑談をしながら1日が終了しました。

2日目は、シミラン諸島7と8番の島の間にあるエレファントヘッドロック。ダイビング前の潮の流れを確認すべく選手に行くと、いきなり目の前に大きな鯨の背中が浮かび上がって来ました。ダイブサイトに到着するまでの間3、4回息継ぎをしに水面まで上がって来ました(写真が撮れず残念)。

エレファントヘッドロックでは、大物を狙うべくダイビングしましたが、ハナヒゲウツボ、ニシキフウライウオ、コホシカニダマシ、ウミウシ各種とマクロ生物たちと目の前を覆い尽くすブルーダッシュフュージュラーの群れにカスミアジやロウニンアジがアタックする迫力のあるシーンを見ることができました。

2本目は、シミラン諸島9番の北にあるノースポイント。海面がバシャバシャと波打ってたため、強い流れを想定しロープ潜行。流れが穏やかであれば、離れ根まで行きたかったのですが残念。流れを遮りながら、スイムスルーや大きな岩と岩にチャネルを通り抜けたりと地形を堪能しました。

3本目はノースポイントの隣にあるスリーツリーズ。リーフ沿いでは、このポイントでよく見かけるアンダマンフォックスフェイスや、タイマイ、ナポレオンフィッシュと出会うことができました。砂地では、穴から全身を出してプランクトンなどを捕食するジョーフィッシュ、オーロラパートナーゴビーやヒレナガネジリンボウなどのハゼ類をゆっくり観察することができました。

本日の最終ダイブは、シミラン諸島8番の西側にあるウォーターホールベイ。給水タイムのため、船が係留されたので、少し早めにエントリーして60分のダイビングを楽しみました。

早くも最終日は、シミラン諸島9番の西にあるクリスマスポイント。エントリーしてすぐに目の前を大行進するイエローバックフュージュラーの大群、スイムスルーを通過後、中層を流し大物を狙いましたが見つからず。浅場へ戻ると緑色の冷たいサーモクラインが待ち構えていたためコースを変更するも、流れに屈し冷たいサーモクラインの中を泳ぐことに…。その甲斐あってか食事中のナポレオンフィッシュや安全停止直後には、大きなエイを見ることができました。

2本目は、大物情報が多いボン島。湾内からエントリーしてリッジの先端目指して泳ぎました。途中、冷たいサーモクラインのせいもあってか透明度が落ちており、やや流れが入る中、リッジの先端に行くのをためらいましたが、遠くの方に群れる魚影を目指して沖合まで出ました。するとすぐ真後ろを大きなマンタレイが優雅に泳いできました。いきなりのことだったので、慌ててしまいフィンが脱げるハプニング。マンタレイを取るかフィンを取るか迷いましたが、先に進めないことに気づきフィンをゲット。そうしている間にマンタレイは沖の深い方へ消えて行きました(もちろん動画撮影できず…)。お客様は明日のフライトの関係上、最後の1本はキャンセルとなりましたが、最後の最後でマンタレイをお見せすることができてよかったです。

今回は、日程の関係でシミラン諸島からボン島までのダイビングとなりましたが、また、十分な休暇が取れましたら是非、リチェリューロック行きのツアーに遊びにきてください。

次回は、一緒にジンベイザメを見に行きましょう。どうもありがとうございました。

今回撮影した動画をFacebookファンーページの方でアップしています。
以下、動画イメージよりご覧下さい!

 

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