アンダマンショートクルーズ:03-05/NOV/2009

クルーズ名 :アンダマン ショートクルーズ

クルーズ船 :ソンブーン4号

開催期間  :11月03日〜11月05日

担当スタッフ:マサ

お客様人数 :1名様

スカシテンジクダイの群れ

スカシテンジクダイの群れ

クルーズレポート:今シーズン初のシミランクルーズ!

ほうぼう屋スタッフのマサです。2泊3日でシミラン〜リチェリューロックを満喫できるソンブーン4号でアンダマンクルーズへ行ってきました。

今 回のお客様は1名様。2年越しにプーケットへ遊びに来てくれました。前回は11月後半にシミラン諸島周辺のみを周遊して行くソンブーン3号に乗船。天気が 良く波もフラットのベスコンディションだったのですが、今回はシーズンの変わり目という事もあり、波が高く、少々荒れました。それでも、全長30Mもある大型のクルーズ 船のおかげで揺れも少なく楽しいクルーズ生活を送る事ができました。

海の中は透明度が高く、流れも穏やかでダイビングのコンディションは最高でした。
ローシーズンの間、約半年間閉鎖され、開放されたばかりのシミラン諸島は色とりどりの魚たちがが生き生きと泳いでいました。
シミラン諸島といったら「スカシテンジクダイ」の群れ(マサ曰く)!珊瑚礁周辺にある岩に生息しており、潜る場所によっては岩が見えなくなるくらいの群れ をなしていました。太陽の光に反射する透明の体がとても美しく、景色としてとらえて見るととても幻想的です。

今回の1番の大物は、ジンベイザメでもマンタでもなく、タイマイ(カメ)。しかも、普段見る事のないタチャイ島、ツインピークスで、流れを遮りながら海藻をパクパクと食べていました。
その他、フュージュラー、キンセンフエダイなどの群れの数がすごくシーズンの始まりを感じさせるダイブクルーズでした。


ダイブログ

ダイブ1
ポイント名:ディープシックス(シミラン諸島 No.7)
エントリー時間:11:00
水温:28度
最大深度:28m
生物:ロウニンアジ、フュージュラー各種、スカシテンジクダイ、etc…
感想:チェックダイブを兼ねた1本目。透き通る青い海、最高でした。

ダイブ2
ポイント名:ウェストオブエデン(シミラン諸島 No.7)
エントリー時間:13:30
水温:28度
最大深度:25m
生物:ハナヒゲウツボ(幼魚)、ハタタテハゼ、モンハナシャコ、フュージュラー各種、スカシテンジクダイ、etc…
感想:毎年居着いているハナヒゲウツボ(黒)流れが適度にあたるガレバにいる事が多い。これから青い色をしたきれいな成魚になる事でしょう。青=雄、黄色=雌。

ダイブ3
ポイント名:ビーコンリーフ(シミラン諸島 No.8)
エントリー時間:16:00
水温:28度
最大深度:22m
生物:ツバメウオ、ブラックピラミッドバタフライフィッシュ、クマノミ、スカシテンジクダイ、etc…
感想:サンセットダイブはのんびりしたこのポイント。緩やかなながれにのりながらのドリフトダイビング。エキジット後の空はレンジ色の夕焼け。

ダイブ4
ポイント名:ビーコンリーフ(ナイト/シミラン諸島 No.8)
エントリー時間:19:00
水温:28度
最大深度:9m
生物:オオアカヒズメガニ、各種甲殻類、etc…
感想:1つの岩場におおきなオオアカヒズメガニが2匹。船に戻る途中ライトを消して夜光虫の光を浴びながらエキジット。エキジット後は美しい星空で癒されました。

ダイブ5
ポイント名:リチェリューロック
エントリー時間:07:00
水温:28度
最大深度:29m
生物:ブラックフィンバラクーダ、イーグルレイ、キンセンフエダイ、シーホース、etc…
感想:通常15m程の透明度しかないこのポイントだが、今回は透明度が抜群に良い。そのためか魚は少なくいつものリチェユーロックではなかったが、視界良好のため景観を楽しむ事ができました。

ダイブ6
ポイント名:リチェリューロック
エントリー時間:10:00
水温:28度
最大深度:26m
生物:同上。
感想:ちょっと根から離れて泳いでみると、フュージュラーの群れ、スマの群れに遭遇。流れの上には魚が良く集まるようで、終始魚に囲まれながら楽しい時間を過ごしました。

ダイブ7
ポイント名:ツインピークス(タチャイ島)
エントリー時間:13:30
水温:28度
最大深度:24m
生物:スカシテンジクダイ、ギンガメアジ、タイマイ(カメ)、etc…
感想:”流れますよ〜”って言ったのに見事に潮止まり。普段、このポイントでお目にかかる事のないタイマイものんびりお食事してました。

ダイブ8
ポイント名:ウェストリッジ(ボン島)
エントリー時間:17:00
水温:28度
最大深度:22m
生物:スカシテンジクダイ、ツムブリ、インディアンドラゴン、キンセンフエダイ、カスミアジの群れ、etc…
感想:根の上で大物狙い!カスミアジの群れが小魚に向かってアタック。戸惑う小魚たちが逃げ惑うたびに目の前は激しい戦場となっておりました。可哀想でしたが見応えのある補色シーンでした。

ダイブ9
ポイント名:バラクーダーポイント(シミラン諸島 No.5)
エントリー時間:07:00
水温:28度
最大深度:35m
生物:沈船、アケボノハゼ、ハタタテハゼ、ツバメウオ、アカヒメジ、etc…
感想:35mに沈む小型の沈船。ぐるっと1周した後、紫色が美しいアケボノハゼと真っ赤なグラデーションと背びれが特徴のハタタテハゼを観察。流れにのりながらエキジット。

ダイブ10
ポイント名:ボルダーシティ(シミラン諸島 No.3)
エントリー時間:11:00
水温:28度
最大深度:28m
生物:ウミウチワ、スカシテンジクダイ、ヤッコエイ、etc…
感想:朝から癒しポイントへ。朝日がゆっくりと入ってくる朝1のダイビング。太陽の下、ウミウチワを下から見上げるととても美しい。

ダイブ11
ポイント名:チャイニーズウォール(シミラン諸島 No.3)
エントリー時間:13:30
水温:28度
最大深度:23m
生物:ヤッコエイ、コラーレバタフライフィッシュ、マダガスカルバタフライフィッシュ、etc…
感想:普段あまり行かないポイントなためか魚が豊富。バタフライフィッシュ(チョウチョウウオ)が多く、フィッシュウォッチングに最高の1本でした。