マンダリンクイーン9号 デラックスクルーズ 5.MAR.2024-9.MAR.2024

クルーズ名  :シミラン諸島〜リチェリューロック デラックス クルーズ
クルーズ船  :マンダリンクイーン9号
開催期間   :2024年3月5日 -3月9日
担当スタッフ :じゅな
お客様人数  :3名様

初めまして!ジンベエちゃん!

2024年3月5日〜9日の4泊5日の日程で、シミラン諸島、ボン島、タチャイ島、リチェリューロック、を巡るデラックスクルーズに乗船しました。1日4本、最終日は3本の合計15本潜ってきました(^ ^)/

ゲスト様とは港集合で、乗船後は、書類記入、お部屋チェックイン、夕食(軽食)、ボートブリーフィングの順にすすみ、安全祈願の爆竹を聞きながら、いざ出航です!夜のうちに船を走らせて、シミラン諸島へ向かいます。今回のゲスト様はダイブクルーズが初めての方もいらっしゃって、ドキドキスタートです(^ ^)

1日目は、
– スリーツリーズ(シミラン諸島No9)
– クリスマスポイント(シミラン諸島No9)
– ノースポイント(シミラン諸島No9)
– ドナルドダックベイ(シミラン諸島No8)(ナイトダイブ)
の4ダイブ~

1本目は、シミラン諸島9番の島からスタートです!
水深5m~16mまでは珊瑚エリアが広がっていて、そこから深場は砂地、岩がポツポツ点在しています。前半は沖だししようと思ったのですが、深場の砂地には木ヘリモンガラの巣がいっぱいあり、気が立っている子でいっぱいだったので即回避。笑 逃げている途中にハナダイとスカシテンジクダイが綺麗に群れている根があり、しばらく遊び、12~13m付近ではリップコーラルがニョキニョキ生えていて小麦畑みたいで綺麗でした~😀 時々、イエローバンドフュージュラーが私たちの間を駆け回ってくれたり、イケカツオがその群れにアタックしたりしていました〜

2本目も9番の島ステイで、1本目のポイントから少し西側へ移動します!
大きな岩がいっぱい積み重なっていて、流れが少しトリッキーな地形ポイントです。ウミウシ好きなお客様と岩沿いにマクロ探しをしていると、サプラーイズ!!!目の前にブラックフィンバラクーダの群れが現れました。群れの周りはダウンカレントが入っていましたが、かなり寄って写真撮影ができました。壁には擬態上手なウミウシが3個体、小指の第一関節サイズのシャコの赤ちゃんもいました!

3本目はシミラン諸島9番最北端のポイントへ!
潜降中は流れもなくラッキー!と思ったのも束の間、18Mまで深度を落とすと、サーモクラインが上がってきて、視界もやもや激流に変わってしまいました。それから逃げるように浅場へ向かいました。 メインのチャネルを通り終わったところで、なんと!ゲスト様が、ゴニオブランクス・ゲミノスを発見~~~😀オトヒメウミウシのインド洋版らしいです。ブリーフィングで見れるといいね~って言ってたので、みんなで大興奮しましたよね! その後も岩場エリアで地形を楽しんだ後は珊瑚エリアで小魚たちに癒されました。

3本目の後はシミラン諸島8番の島に上陸~
お天気も良く、いい写真が撮れました!
それから、ゲスト様のお一人がナイトロックス講習を受講されていましたので、水面休息時間を使って、学科、テストを行いました。結果は見事100点!素晴らしい!認定おめでとうございます(^ ^)

4本目はドナルドダックベイでナイトダイビング~
初ナイトの方と、久しぶりのナイトダイビングでドキドキのゲスト様。エビかに、マクロ、昼と夜で体色が変わる魚たちを観察しました〜

夜は美味しいタイ料理と一緒にみんなで写真鑑賞会!今回のゲスト様はマクロ派とワイド派に分かれていたので写真のバリエーションがいっぱいで盛りだくさんでした!

2日目は、
– ボン島(ウェストリッジ)
– ボン島(南)
– タチャイピナクル
– タチャイピナクル(サンセット)
の4ダイブ~

2日目1、2本目はボン島へ!
ボン島の西側には北から南に突き抜けた穴があり、波はその穴を通り、水中に流れ落ちます。この様子を水中から見ると、滝壺にいるような感覚を楽しめます。今日は、潮がいい感じに満ちていたので、エントリーしてすぐ、ウォーターフォールを鑑賞しにいきました!いい写真が撮れましたよ~
キツネフエフキとロウニンアジが一緒になって泳ぎ回っていたり、擬態上手なタコがいたり、クマザサハナムロやイエローバックフュージュラーがカーテンのようにキラキラ近くまで寄ってきてくれたり、大興奮でした! 後半は私お気に入りの珊瑚エリアでまったりダイビング!癒されました〜

3本目4本目はタチャイ島へ!
ロープ潜降必須のなかなか流れでございました! 入ってすぐにツバメウオとロウニンアジがお出迎え! ギンガメアジの群れやナポレオン、キツネフエフキの群れ、イエローバックフュージュラーは安定の群れ群れでした。サンセットダイブではロウニンのハンティングシーンが見られました!大きな大きな食べ頃のロブスターもたくさんいました! 1人1尾以上。。。笑

夜はみんなでご飯を食べながら、写真鑑賞会!本日のベストショット見せ合いっこ大会です笑
みなさんいいのばかり撮れてましたね~😀

3日目は、
– リチェリューロック 3ダイブ
– アオステップ(スリン島)
の4ダイブ~

さあ、みなさんお待ちかねのメインディッシュ!リチェリューロック~~~!
波なし!ほとんど流れなし!場所によっては透明度30m over! 最高のコンディションでした!
2m級の単体ロウニン、1m弱のロウニン、ツムブリ、コガネシマアジの群れ、ギンガメアジの群れと戯れたり、根の外にはシェベロンバラクーダ、ピックハンドルバラクーダの群れがいて、私たちのチーム独占で写真いっぱい撮れました!ラッキー! 小指の爪ほどのトマトクマノミの赤ちゃんも可愛かったなぁ~😀 安全停止時にもツバメウオやイエローバックフュジュラーが近くを遊びに来てくれて、最後まで盛りだくさんな海でした!
そして、3本目の潜降開始から5分後。。。
その時が訪れました。。。

ジンベエちゃん登場~~~♡ 

体長は4~5mほどの赤ちゃんジンベエでした。ゆっくり泳いでくれる子で、写真もいっぱい撮らせてくれました!リチェリューの東側を10分程、回遊してくれました! 会いに来てくれてありがとう~♡

4本目はスリン島へ!
先程の興奮が治りませんが、本日最後のダイビングはマクロダイビングです〜 透明度も良くなかったので、マクロに全振り、”ウミウシ見つけるまで帰れまてん”遊びをしました。ゲスト様は順調に、イガグリウミウシや、ゴニオブランクス・ゲミノス、キイツノイボウミウシと次々にウミウシを発見していました。が、私はなかなか見つけられず、ほんとに帰れなくなっている時に、コブシメの赤ちゃんと、ヨロイウオ発見!これで許してもらいました♡笑

夜は楽しい楽しい動画鑑賞会! 3名様とも初ジンベエだったようで、みんな興奮冷めやまず、ニヤニヤが止まりません。笑 初ジンベエダイブおめでとうございます♡  そして、ジンベエに会えたのは私たちのチームだけだったようです!ラッキー! この日のビールは格段に美味しかったなぁ笑

4日目は、
– タチャイピナクル
– ボン島(ウェストリッジ)
– ブンスンレック
の3ダイブ~

最終日1本目はタチャイピナクル!
流れは多少入っていましたが、透明度25m overで、魚もたくさんいていい海でした!ゲスト様のお気に入りの綺麗に咲き誇るウミウチワや、ふさふさ珊瑚も見つけちゃいました😀 安全停止時にはブラックフィンバラクーダ御一行様の登場!朝一は魚が活発に泳いでいて、水中に活気があって楽しいですね!

ちなみに、今回の船は、NOチャージでナイトロックスを利用できるので、私のチームは全ダイブナイトロックスを使用しました。 魚の群れに長時間巻かれているのに、DECOの時間に余裕を持ってダイビングできました〜

2本目はボン島の北側をドリフトダイビング!
ゲスト様のリクエストで、モルディブスポンジスネイルを探す旅へ~
がれ場の上にちょこんといました~ぷくぷくとした突起がついていて可愛いウミウシです(ウミウシなのかな。。。)中層にはハタタテダイの群れ、珊瑚エリアにはキツネフエフキが体色を変えて水底を突いていました。程よい流れで、自分で泳がず、流れに身を任せるダイビング、爽快で気持ちよかったです!

最後はカオラック方面の沈船ポイントへ!
ここはいつ来ても魚の群れでいっぱいです。キンセンフエダイやヨスジフエダイ、ニセクロホシフエダイなどのフエダイ科の魚が沈船を覆い尽くしています。若きロウニンアジのハンティングシーンや、レア種のホースアイジャックも観察することができます。ウツボの中では珍しいハニカムモレイや、タテジマキンチャクダイの幼魚、甲殻類をたくさん見つけることができました〜(^ ^)

3本のダイビング終了後は器材をささっと洗い、シャワーを浴びて荷造りをします。ある程度整理が終わった人からスナックタイム、チェックアウトです。最後のポイントからは1時間30分ほどで港に到着しました。

気がつけばあっという間に5日間15本のダイビングが終了してしまいました。ジンベエはもちろん嬉しいサプライズでしたが、それ以外にもギンガメ、GT、バラクーダなど毎度魚影の濃さには感動します。マクロ探しも楽しかったです! 
また是非遊びにいらしてください(^ ^)
ありがとうございました。

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