アンダマン ショートクルーズ: 21-23 JAN 2012

クルーズ名 :シミラン〜リチェリューロック アンダマンショートクルーズ
クルーズ船 :ソンブーン4号
開催期間  :2012年1月21日〜1月23日
担当スタッフ:マコ
お客様人数 :2名様

ブラックフィンバラクーダの大群

ブラックフィンバラクーダの大群

クマノミの卵 ハッチアウトと間近

クマノミの卵 ハッチアウトと間近

クルーズレポート:中華正月はお天気良好!アンダマンショートクルーズ。

中国旧正月のアンダマンショートクルーズに行って参りました。今回のお客様はマレーシアはボルネオ在住の男性2名様。それに加えて21日のみデイトリップさご参加のバンコク在住Iさん。出発前夜、クルーズ参加のお一人が飛行機に乗り遅れるハプニングがあり、仕方なく2名様で出発しました。乗り遅れたお客様は、1日遅れでソンブーン3号に乗船。残念ながらリチェリューロック方面にはあがれませんでしたが、2日目の夜にシミラン諸島で、ドッキング成功!3日目はお二人そろって潜ることができました!
まさかのトラブルでしたが、最後につじつま合わせが出来たのも、毎日乗船可能なソンブーン号の機動力のおかげと実感しました!

海の方はと言いますと、初日は、シミラン諸島に北側スタート。スリーツリーでは、潜行直後にヒレナガネジリンボウ、オーロラパートナーゴビー、ヤッコウエイ、オニダルマガレイなど、砂地の大御所を観察、強めの流れに乗ってリーフを流すと最近数の少なくなった、インディアンフレームバスレットを発見。その他様々なコーラルフィッシュを眺めんながら、気持ちよーく流されて行く、ドリフトダイブでした。午後からは、ポン島でマンタ狙い!結構な潮の流れの中リッジの尾根に捕まり、鯉のぼり状態でオオモノを待ちます。10分ほど待ちますが、残念ながらオオモノは現れず、リッジ伝いに浅場の方へ、途中、この辺りでは珍しい、ハダカオコゼを発見。潮にフキドバされない様、岩のくぼみで必死?に隠れていました。リーフへ入ると、ワモンダコやクロユリハゼ、ハタタテハゼ等のマクロを観察できました。ナイトダイブはタチャイ島のタチャイリーフへ。ナイトダイブはそれほど〜。というお客様でしたが、あまり泳がず、「オイシイ根」を見つけてはそこに張り付いて、甲殻類を中心に隅々まで観察するスタイルで、潜りました。サンゴモエビの仲間やコマチコシオリエビ、ミズヒキガになど、おなじみの甲殻類に加え、シミランではレアな、ヒレボシミノカサゴも登場。終わってみれば「こんなにナイトが楽しかったのは初めて!」と嬉しいお言葉。ナイト嫌いな方もシミランに来たらぜひスキップしないで楽しんでください!

ハイライトは、22日。スリン諸島のトリンラアイランドからスタート。最近、ここの離れ根にグレーリーフシャークが付いているというので、期待に胸を膨らませてエントリー。根のオクの方に、ちらっと影が通った様ですが、残念ながら私のグループは見られませんでした(スイマセン)。リーフに戻ると、なんでこんなにいるの?というほどアカマダラハタが続出。1匹が大きいので見応えがありました!終了間際にハッチアウト寸前の卵をたたえたクマノミの巣を発見 気が立っている様子の両親クマノミを尻目に、一枚写真を撮らせて頂きました。2本目3本目はリチェリューロック。クマザサハナムロやイエローバンドフュージラーの群れを突き抜けて潜行すると、ピックハンドルバラクーダの編隊がお出迎え、深場ではタイガーテールシーホース、巨大ヤイトハタなどを至近距離で観察できました。浅場には,まるまる太ったフリソデエビや、トマトアネモネフィッシュ、シェブロンバラクーダの群れを見ることができました。午後に潜ったタチャイピナクル。ちょうど市をガ落ち着いた時間帯で、中層を泳いで一番外の根へ。ロウニンアジやカスミアジが、潮が動き出して、魚の群れがまとまるのを待っているのでしょうか、中層をゆっくりと流しています。大きいモノだと80cmくらいでしょうか?かなり近くまでよることができました。続いて出て来たのが400〜500尾のブラックフィンバラクーダの群れ(写真)。潮がそれほど流れていなかったので、なんとか正面に回り込むことができました。
最終日は、飛行機に乗り遅れたYさんと合流し、シミラン諸島南部の隠れ根へ。ボルダーシティーでは、シミラン諸島では珍しい、ウミテングのカップル。シャークフィンリーフでは、美しいソフトコラルのの群生をお楽しみいただけました!

ご参加いただいた、Nさん、Yさん、いろいろハプニングもありましたが、最後に帳尻があってよかったですね。21日デイトリップにご参加いただいた、Iさん。デイトリップは移動が大変だったと思います。本当にお疲れさまでした。
シミランのシーズンはゴールデンウィークまで。ぜひまた遊びにいらしてください。

以下、今回のログです。

ダイブログ

ダイブ1
ポイント名:スリーツリー(シミラン諸島 No.9)
エントリー時間:11:20
水温:28度
最大深度:23m
生物:ヒレナガネジリンボウ、パウダーブルーサージョンフィッシュ、ヤッコエイ、門だるまガレイ、インディアンフレームバスレット、エバンス フェアリー バスレット、etc…

ダイブ2
ポイント名:クリスマスポイント(シミラン諸島 No.9)
エントリー時間:13:30
水温:28度
最大深度:23m
生物:フュージュラー各種、クマノミ、スカシテンジクダイ、ホウセキキントキの群れ、タテジマキンチャクダイ、イエローバックフュージラーの大群、アデヤッコ、etc…

ダイブ3
ポイント名:ウェストリッジ(ボン島)
エントリー時間:16:30
水温:28度
最大深度:23m
生物:ハダカオコゼ、ワモンダコ、ツユベラ(幼魚)、インディアンミミック サージョンフィッシュ、フュージュラー各種、クロユリハゼ、ハタタテハゼ、ネッタイミノカサゴ、モンガラカワハギ、etc…

ダイブ4(ナイト)
ポイント名:タチャイリーフ(タチャイ島)
エントリー時間:19:00
水温:28度

最大深度:23m
生物:ヒレボシミノカサゴ、ミズヒキガニ、サンゴガニ各種、コマチコシオリエビ、サンゴモエビ、タペストリーシュリンプ、ブダイ各種、etc…

ダイブ5
ポイント名:
エントリー時間:07:00
水温:28度
最大深度:28m
生物:ピックハンドルバラクーダ、タイガーテールシーホース、キンセンフエダイ、オニアジ、ニシキフウライウオ、ミナミハコフグ、クロハコフグ、フュージュラー各種、スザクサラサエビ、オトヒメエビ、etc…

ダイブ5
ポイント名:トリンラアイランド
エントリー時間:06:30
水温:28度
最大深度:28m
生物:カンムリブダイ、イソギンチャクカクレエビ、クマノミ(抱卵中)、アカマダラハタ、クロハコフグ、フュージュラー各種、スザクサラサエビ、オトヒメエビ、etc…

ダイブ6
ポイント名:リチェリューロック
エントリー時間:09:15
水温:28度
最大深度:28m
生物:コブシメ、巨大ヤイトハタ、タイガーテールシーホース、ブラックトレバリー、ヨコシマサワラ、スカシテンジクダイ、スカンクアネモネフィッシュ、クリーナー パイプフィッシュ、シェブロンバラクーダ、etc…

ダイブ7
ポイント名:リチェリューロック
エントリー時間:12:30
水温:28度
最大深度:25m
生物:シェブロンバラクーダの群れ、トマトアネモネフィッシュ、ニシキフウライウオ、タイガーエッグコーリー、フリソデエビ、オニアジ、コブシメ、フュージュラー各種、etc…

ダイブ8
ポイント名:ツインピークス(タチャイ島)
エントリー時間:15:50
水温:28度
最大深度:25m
生物:シェブロンバラクーダの群れ、カスミアジの群れ、ロウニンアジ、コガネシマアジ、フュージュラー各種、ツバメウオ、etc…

ダイブ9
ポイント名:ボルダーシティー(シミラン諸島 No.3)
エントリー時間:07:00
水温:28度
最大深度:22m

生物:ウミテング、スカシテンジクダイの群れ、イソマグロ、イケカツオ、カスミアジ、etc…

ダイブ10
ポイント名:シャークフィンリーフ(シミラン諸島 No.3)
エントリー時間:10:30
水温:28度
最大深度:22m
生物:デングハギ、ヒュージラー各種、サザナミヤッコ、ニシキヤッコ、ジョーフィッシュ、etc…

ダイブ11
ポイント名:ディープシックス(シミラン諸島 No.7)
エントリー時間:13:30
水温:28度
最大深度:22m
生物:カスミアジ、ピグミーショートノーズパイプフィッシュ、シテンヤッコ、ワヌケヤッコ、ミノカサゴの幼魚、イヤースポットブレニー、etc…

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