アンダマンショートクルーズ 29/ DEC / 2013 – 04/ JAN / 2014

クルーズ名 :アンダマンショートクルーズ
クルーズ船 :ソンブーン3号
開催期間  :2013年12月29日〜2014年1月4日
担当スタッフ:エツコ
お客様人数 :16名様

年越しクルーズの一コマ!

年越しクルーズの一コマ!

水中で見た魚1

水中で見た魚1

水中で見た魚2

水中で見た魚2

水中で見たウミウシ

水中で見たウミウシ

海の楽しみ方を知っているダイバー揃いの年越しクルーズ!

12月29日からソンブーン3号に乗船しお客様と一緒に年越しを楽しく過ごしました。ヨーロピアンと違って日本人のバカンスは年末年始とGWとお盆に集中してしまいます。ソンブーン3号も4号も日本人率99%、海外でのバカンス感に欠けてしまう状況になってしまいました。シミランクルーズは4泊5日で出航帰港を共にするスタイルが多いのですが、「自由に乗船下船日を設定できるソンブーン3・4号は、限りある短い休暇しか取れない日本人とってはありがたい船です。人数が多いのは仕方がないですよ!」と仰っておられました。特に29日の乗船日は約100人で大混雑。タンクが床に並び足の踏み場もない状態で器材を背負ってエントリーエキジットは大変でしたが、お客様全員お互い協力しあいトラブルもなく非常にスム―ズでした。今回のお客様は皆ベテラン揃い。お客様の協力と経験レベルに救われました!大混雑のデッキでは素早く準備され、風が強く波が高いコンディションの中、人数が多い為各ダイビング終了後水面ではボートのお迎えまでにかなり待たされても文句一つ言わず水面で遊んだりお話したり波乗りごっこしたり・・・。皆さんご自信で楽しく時間を過ごそうと前向きに捉える今回のお客様達から楽しみ方を逆に教えられた気がします。

どのポイントもダイバーだらけでしたが、スリン諸島だけは他の船無し!年末の3日間は流れもなくゆっくりマクロを堪能。お客様からそのマクロ達の写真を頂きました。年明け後に訪れたスリン諸島では、お客様にマクロをご紹介しますと言っておきながら超激流で断念。行き場のない激流でしたが岩陰につかまり隙間から前を覗くとナポレオン5匹が乱舞。これだけしか見られないダイビングとなりましたが、巨大な5匹のナポレオンがまるで洗濯機内のように潮が舞う中でのダンスは見ごたえありました。タチャイ島は今シーズンかなり熱いです。バラクーダーだけでなくギンガメ、ロウニンアジ、イソマグロの群れも見られる事が多いです。大きな太ったツマジロが何匹ものカスミアジをお伴にしてゆったりピナクルを何度も巡回。あまりにもの大きさに一瞬ドキッとしました。頭の中でジョーズのテーマが流れたとお客様も仰ってたくらい大きなサメ。しかも桃太郎のようにどんどんお伴が増えていく。最後にはロウニンアジまで数匹従えてヤクザの親分の風格あり。いや~っ、楽しい!波が高くて大変な水面だけど水中は当たりだね~なんて満足していたらソンブーン4号はジンベイザメと遭遇との情報が・・・。同じ海にいながら、潜るポイントと時間が少し違うだけで憧れジンベイさんと出会う出会わないが別れてしまうなんて・・・とソンブーン3号に乗船の全ガイドはかなり悔し思いをしました。が、ふと見るとお客様達はあまり気にする様子なく楽しんでおられます。「仕方ないですよ。自然が相手なので思い通りにいかないのがダイビングの楽しいところ。また楽しみが増えました!4号の方々は元旦で運を使い果たしたけど私たちは残り364日に運が残っているから楽しみ!楽しみ!」なんてお客さんがガイドを励ましてくれました。反対ですよね!?

残念ながらジンベイもマンタも見ることができませんでしたが、29日から1月4日まで日帰りでご参加された方々、3、4日滞在された方々含め皆様とは本当に楽しくダイビングをすることができましたし船上でも楽しく過ごせました。一番盛り上がったのはもちろん大晦日。船全体のお客様で年越しそばを頂きながらのダンスパーティー。お客様はもちろん、キャプテン・クルー・コックや各ガイドも仕事を忘れて羽目をはずして大はしゃぎしすぎた年越しでした。シミラン海の夜空に上がる年越し花火は感動ものです。みなさんありがとうございました。是非また来年、海の上で一緒にカウントダウンしましょう!

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