シミラン ショートクルーズ 24-25/FEB/2013

クルーズ名  :シミラン ショートクルーズ
クルーズ船  :ソンブーン3号
開催期間   :2013年2月24日-25日
日担当スタッフ:マサ
お客様人数  :2名様

マンタレイ、頭上でホバリング!

マンタレイ、頭上でホバリング!

大きな座布団、上空通過!

今回は、去年の11月にご一緒させて頂いたお客様が、お友達を連れて遊びに来てくれました。お忙しい仕事のつかの間の休日に今回もご一緒にダイビングさせて頂きました。お友達の方は、シュノーケリングでのご参加で、途中シミラン諸島の島にも上陸する事ができのんびりした休暇をお楽しみ頂けたようでした。今回は、波が高く、曇り空というドンヨリとした気候の中でダイビングとなり、前回来た時のべた凪のコンディションとはかけ離れたものでしたが、海の中は透明度良好でした。

前回お越しになられた時とお同じ日程でのご参加で、大物を期待してダイビングした1本目のボン島。水面から水底が見えるほど透明度が良く、遠くにいる魚もはっきり見えました。つい最近リッジでジンベイザメが出たとの情報を耳にしていたので、今回はリッジの先端から付かず離れずの距離を保ち大物待ち。時よりフュージュラーやムレハタタテダイの群れが目の前を行ったり来たりして入るものの大物の気配は無し。透明度が良すぎる事と流れがないコンディションだったためか1本目は見る事ができず…

2本目こそはマンタレイを見せて上げたいという気持ちからか1番最初にエントリー。行き先はもちろんリッジ!水底から栄養分豊富なサーモクライン、南からの緩やかな流れと大物待ちにはベストな状態でしたが、リッジには魚の影が無く岩場に戻り、モンハナシャコなどの小魚を見ていると、ちょうどお客さんの後ろから大きな口を開けたマンタレイが深い場所から現れました。ダイバーが目の前にいるにも関わらずギリギリのところを優雅に泳ぐマンタレイ。周りには僕とお客さんの2人だけだったためか、頭上でホバリングして大きな口でプランクトンを受け止めていました。その間泡を出さないように我慢するのに必死でした。

ひさしぶりのマンタ大接近に大喜び!

テンションが高いまま3本目のタチャイピナクルへ。流れの上でエントリーしたはずが入ってみると流れの下…流れをかき分けながら流れの上まで泳いで行くはめになってしまいましたが、流れの上は水面から20mまでぎっしりと群れたブラックフィンバラクーダーの群れが、流れに乗りながら泳いでいました。ダイバーが必死に泳いでいるにも関わらず、優雅に泳ぐバラクーダ。流れの関係で時より真横まで来る事もあり、ギザギザの歯が見えるほどの大迫力でした。

3本目のダイビングで泳ぎすぎたためか、4本目のナイトダイブはお休み。
ビールをごちそうして頂きご飯を食べながらのんびりとした時間を過ごしました。ビールを水のように飲むお連れの方に圧倒されながら…

翌日の天候も同じく曇り空、前回のダイビングで一番の大物「レオパードシャーク」を見る事ができたボルダーシティーにてエントリーする事となりました。今回は、35−40mと深くなっている外側を20mくらいの位置から大物を探してみましたが、水底で寝ているレオパードシャークを見る事ができず残念でした。また、海天狗も姿を消してしまったようでどのチームも見つけられないままエキジットとなりました。

2本目も前回同様、シャークフィンリーフ。東と西で地形が変わる変わったポインで前回は東側の砂地エリアでのダイビングをしました。今回は、西側の岩場ポイントを中心でダイビングをしました。流れが強かった事もあり岩場に隠れてのダイビング、魚は少なかったものの、遺跡のように整った地形は絶賛でした。

食後はアニタスリーフで最後のダイビング。思った以上にダイバーが多くダイバーを避けて浅瀬でのんびりダイビングする事となりました。オトヒメエビなどの甲殻類を始め、砂地にいるヤッコエイやガーデンイール、さらにはモンダルマカレイまでも。マクロ三昧のダイビングで全7本のダイビング終了しました。移動途中にイルカにも遭遇する事ができました。

翌日からまたお仕事で忙しい日々をお過ごしになられる事と思いますが、
また、アジア方面にこられる際はぜひ遊びに来てください。

ご一緒にダイビングできる日を楽しみにしております。

それでは、以下、今回のログです。

ダイブログ

ダイブ1
ポイント名:ウェストリッジ(ボン島)
エントリー時間:11:00
水温:28度
最大深度:21m
生物:ムレハタタテダイ、フュージュラー各種、カスミアジ、カクレクマノミ、スカシテンジクダイ、ハナミノカサゴ、etc.

ダイブ2
ポイント名:ウェストリッジ(ボン島)
エントリー時間:13:30
水温:28度
最大深度:20m
生物:マンタレイ、モンハナシャコ、etc.

ダイブ3
ポイント名:タチャイピナクル(タチャイ島)
エントリー時間:16:40
水温:28度
最大深度:20m
生物:ブラックフィンバラクーダ、ロウニンアジ、ギンガメアジ(カップリング)、キンセンフエダイ、

ダイブ4
ポイント名:—–
エントリー時間:—–
水温:—–
最大深度:—–
生物:—–

ダイブ5
ポイント名:ボルダーシティー(シミラン諸島 No.3)
エントリー時間:07:00
水温:28度
最大深度:22m
生物:ヤッコエイ、フュージュラー各種、スカシテンジクダイ、カクレクマノミ、アカモンガラ、etc.

ダイブ6
ポイント名:シャークフィンリーフ(シミラン諸島 No.3)
エントリー時間:11:00
水温:28度
最大深度:20m
生物:フュージュラー各種、ミナミハコフグ、クマノミ、アオブダイ、タテヒダイボウミウシ、etc.

ダイブ7
ポイント名:アニタズリーフ(シミラン諸島 No.5とNo.6)
エントリー時間:13:30
水温:28度
最大深度:18m
生物:タテヒダイボウミウシ、ワモンダコ、モンダルマカレイ、ガーデンイール、スカシテンジクダイ、テンスの幼魚、etc.

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