アンダマンショートクルーズ:05-07/DEC/2009

クルーズ名 :アンダマン ショートクルーズ

クルーズ船 :ソンブーン4号

開催期間  :12月05日〜12月07日

担当スタッフ:マサ

お客様人数 :1名様

力を振り絞って産卵をするコブシメ

力を振り絞って産卵をするコブシメ

クルーズレポート:シミラン諸島に新しい命!!

ほうぼう屋スタッフのマサです。
今シーズン3回目、またまたソンブーン4号にてシミラン諸島〜リチェリューロックを満喫してきました。 今回は、まさにダイビング日和!照りつける強い日差し、風が止み波のない穏やか海、最高でした。波のない海では、イルカが水面を泳いでいる姿も見る事ができました。

水中はプランクトンが多く少し緑がかった感じでしたが、どこのポイントも魚の群れが目の前を遮ってしまう程の数でした。チェックダイブから、バラクーダーの群れ、タイマイ(カメ)に遭遇、さい先良いスタートとなり、シミランで見る事ができる魚たち(レオパードシャーク、シーホース、イソマグロ、ロウニンアジ、ツムブリ、キンセンフエダイの群れなど)にも出会う事ができました。また、リチェリューロックの浅場では、オヤビッチャが、紫色の卵を岩に産みつけていたり、コブシメが力を振り絞って卵を岩の穴の中に産みつけており一部の生き物の間では、産卵シーズンに突入したようでした。

次回ダイビングに行く時には、もう赤ちゃんが生まれてるかもしれませんね。

※ここシミラン諸島は、水温が常に一定なためなのか、求愛、産卵の時期はバラバラです。

ダイブログ

ダイブ1
ポイント名:スリーツリーズ(シミラン諸島 No.9)
エントリー時間:11:00
水温:28度
最大深度:25m
生物:タイマイ(カメ)、ブラックフィンバラクーダ、スカシテンジクダイ、ヤッコエイ、etc…
感想:流れがあるときは職15m付近にバラクーダの群れを良く見ます。今回は、数は少なかったのですが大きなバラクーダが渦を巻いていました。浅瀬ではタイマイ(カメ)が珊瑚を”ガリガリ”と朝食をとっておりました。

ダイブ2
ポイント名:ノースポイント(シミラン諸島 No.9)
エントリー時間:13:30
水温:28度
最大深度:23m
生物:イソマグロ、ハタタテハゼ、エバンスアンティアスの群れ、ウミウシ各種、、ヒュージュラーの群れ、etc…
感想:浅瀬の珊瑚礁ではインド洋固有種でもある”エバンスアンティアス”をよく見ます。スズメダイの群れに混ざって泳いでおり、景色として見るととても美しく見える魚です。

ダイブ3
ポイント名:ビーコンリーフ(シミラン諸島 No.8)
エントリー時間:16:00
水温:28度
最大深度:22m
生物:ツバメウオ、カクレクマノミ、ブラックピラミッドバタフライフィッシュ、、etc…
感想:小型の沈船のあるポイント。今回は少なかったのですが水中のコンデションによってはたくさんのツバメウオと遭遇する事ができます。子供のツバメウオは人懐っこく、ダイバーの後ろをついてきたり泡を追っかけたりと無邪気な魚です。

ダイブ4
ポイント名:ビーコンリーフ(ナイト/シミラン諸島 No.8)
エントリー時間:19:00
水温:28度
最大深度:13m
生物:各種甲殻類、ヒトヅラハリセンボン、ヨウジウオ、etc…
感想:プランクトンが多かったせいもあり、ライトを消して手を振ると夜光虫がキラキラと輝きとても幻想的でした。

ダイブ5
ポイント名:リチェリューロック
エントリー時間:07:00
水温:28度
最大深度:28m
生物:ブラックフィンバラクーダ、シーホース、トマトアネモネフィッシュ、、フュージュラー各種、モンハナシャコ、コブシメ、キンセンフエダイ、etc…
感想:透明度は正直きれいとは言えませんでしたが、魚の数は今回のクルーズで1番。特にキンセンフエダイは目の前を覆い尽くす程の群れを作り出していました。

ダイブ6
ポイント名:リチェリューロック
エントリー時間:10:00
水温:26度
最大深度:26m
生物:同上。
感想:浅瀬の岩の上には、1匹のコブシメ。力を振り絞って岩の隙間に卵を産みつていました。ダイバーが真横にいてもおかまいなし、1つ1つ丁寧に卵を産みつけていました。

ダイブ7
ポイント名:ツインピークス(タチャイ島)
エントリー時間:13:30
水温:28度
最大深度:23m
生物:ギンガメアジ(カップリング)、シマウミヘビ、各種フュージュラー、キンセンフエダイ、etc…
感想:シミランクルーズで一番流れの激しいポイントだが、今回は流れが無くまったりしたダイビングでした。エントリー直後、冷たいサーモクラインが流れて来たため視界不良。魚たちもサーモクラインが嫌いらしくものすごい勢いで逃げてました。

ダイブ8
ポイント名:ウェストリッジ(ボン島)
エントリー時間:17:00
水温:28度
最大深度:21m
生物:ツムブリ群れ、クロヒラアジ、スカシテンジクダイ、アカモンガラ、etc…
感想:見渡す限りツムブリの群れ。大きな魚について行く習性があるこの魚がたくさんいたのでマンタレイを期待したが残念。

ダイブ9
ポイント名:ボルダーシティ(シミラン諸島 No.3)
エントリー時間:07:00
水温:28度
最大深度:28m
生物:レオパードシャーク、ヤッコエイ、ウミウチワの群生、スカシテンジクダイ
etc…
感想:景観で楽しむならこのポイント。大きな岩に付いている大きなウミウチワ。それを囲むようにスカシテンジクダイの群れが目の前を遮っていました。また、通常、深場で寝ているトラフザメも浅瀬まで泳いできて目の前を優雅の通り過ぎていきました。

ダイブ10
ポイント名:シャークフィンリーフ(シミラン諸島 No.3)
エントリー時間:11:00
水温:28度
最大深度:25m
生物:スカシテンジクダイ、フュージュラー各種、ミナミハコフグ、etc…
感想:今回は流れてました。流れにのりドリフトダイビングを楽しんだ後エキジット。エントリーした場所からすごい離れておりびっくりしました。ドリフトダイビング中は、色とりどりのフュージュラーが目の前を通過してく様がとてもきれいでした。

ダイブ11
ポイント名:アニタスリーフ(シミラン諸島 No.3)
エントリー時間:13:30
水温:28度
最大深度:21m
生物:ヤッコエイ、ガーデンイール、アカヒメジ群れ、スカシテンジクダイ群れ、etc…
感想:砂地から顔を出しているガーデンイール。人が近づくとすぐに砂の中に隠れてしまう臆病者。最終ダイブは小魚に癒されてエキジット。


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