クルーズ名 :デラックスクルーズ シミラン〜リチェリューロック
クルーズ船 :パワラ号
開催期間 :2015年12月01日〜05日
担当スタッフ:マコ
お客様人数 :1名様
抜群の透明度と濃厚な魚影。
そして、まさかのダブルジンベイ!
ほうぼう屋シミラン店のマコです。
12月に入り、コンディションが安定して来た、アンダマン海。今回は、ヘビーリピーターのIさんとマンツーマンで、パワラ号の4泊4日クルーズに行ってきました!
快晴の天候とフラットな海況、抜群の透明度という、絶好のコンディションのなか、ドイツ、フランス、スペイン、中国や香港など、世界各国からのお客様に囲まれて、賑やかで楽しいクルーズとなりました!
初 日の1本目は、チェックダイブに最適な「アニタスリーフ」。まるで水が無いかの様な抜群の透明度にめぐまれ、白い砂地とカラフルなソフトコーラルのコントラストを満喫。砂地では、モンダ ルマガレイや、スパゲッティイールのコロニー、リーフでは、ベニカエルアンコウ等のマクロ生物を観察できました。無理せずマイペースなIさんは、2本目のウェストオブエデンをスキップ。他のグループにくっついて僕だけ潜ることに。大きなオオモンカエルアンコウや、マルチバーパイプフィッシュ、ピンク色の大きなシャコ。ピンクスマッシャーなどを、じっくりガン見してきました。3本目は、潮通しの良い「エレファ ントヘッドロック」。流れはやや強め、向かい潮を越して潮上に出ると、おびただしい数の、クマザサハナムロ、イエローダッシュ、イエローバックフュージリアが群れていました。
4本目のナイトもスキップ。体力温存、ウォーミングアップな初日でした。
2 日目。流れの中、ホワイトチップシャークを狙って「クリスマスポイント」へエントリー。残念んがら、サメなどの大物は出てくれませんでしたが、コラーレバタフライフィッシュの群れや、ワモンダコなどをマジかで見ることができました。2本目はまたまたスキップ。3本目は、ボン島へ北上しマンタ狙い。潮が早く残念ながら、リッジに到達できずリーフを流す事に...。ラッキーな事に、深場の根の間で休憩しているレオパードシャーク(トラフザメ)を発見し、じっくり動画を撮ることができました。サンセットダイブは、満席という事もあり、若干時間が押してしまい、5時半にタチャイピナクルにエントリー。強い流れの中、休み休み潮上へ到達。フュージリアの群れを追い回すカスミアジなど、躍動感あるダイビングが楽しめました。
3日目は、大物を期 待しつつ、早朝から3本続けてリチェリューロックへエントリー。根の周りに群れるギンガメアジやコガネシマアジなどのヒカリモノ、コブシメや、ヨウジウオ、トマトクマノミなどのマクロ生物をひととおり観察し終わった3本目。タンクを激しくたたく音が!周りのダイバーの動きを見つつ、浅場の方へ急行。すると根の西側の方から、5mほどのジンベイザメがゆっくりと現れました!流れの陰に入り、じっと待っていると、根のすぐ近くを3往復してくれました。後半は根を離れ、ジンベイザメとランデブー。運良く他のお客様の撮影したビデオに映り込み、3ショット動画をゲットすることができました!
最終日の早朝は、ボン島のウェストリッジへ。Iさんは、ブーンスーンレックでの最終ダイブをパスとの事で、これが、残る大物マンタを期待してのラストダイブ。残念ながらマンタは出てくれませんでしたが、抜群の透明度の中、最後にはナポレオンも現れ、気持ちのいいダイビングが楽しめました。!
そして、ブーンスーンレックでの最終ダイブ。Iさんはスキップされましたが、例によって僕だけ潜る事に...。普段はかなり濁るポイントなのですが、この日は思いのほか済んでいました。4cmぐらいのバラクーダの幼魚の群れや、おびただしい数のホソヒラアジなどなど、濃い〜魚影に包まれていると、またまた激しいバンギング音が! 大急ぎで沈没船の上部へむかうと、何とまたもやジンベイザメが登場。水面2〜3mに出来ている、濁った層の水を漉しとる様に口を開けてゆっくりと泳いでいます。結局30分近くダイバーの周りをゆっくりとまわってくれ、思う存分堪能することができました。
このポイントにジンベイザメが出る事は、かなりレアですが、今シーズンは、既に3回目との事です。
今回のクルーズは、どのポイントでも絶好の透明度に恵まれ、スカッと気持ちのよいダイビングが楽しめました。ご参加いただいた、Iさんは、なんと5回目のシミランで初ジンベイゲット!
本当に、おめでとうございます!
今回僕は初めて担当させていただきましたが、また、ご一緒させていただく日を楽しみにしています!
それでは、以下ダイブログです。
ダイブログ
ポイント名 :アニタスリーフ(シミラン諸島 No.5)
エントリー時間:8:05
ダイブタイム :46分
最大深度 :25.5m
透明度 :35−40m
水温 :28℃
生物 :ホワイトチップシャーク 、スカシテンジクダイ、コラーレバタフライフィッシュ、ブルーダッシュフュージュラー(クマザサハナムロ)、イエローバックフュージュラー、ヨスジフエダイ、オーロラパートナーゴビー、ホンソメワケベラ、カクレクマノミ、ガーデンイール、ベニカエルアンコウ、モンダルマカレイ、キンギョハナダイ、ハナダイギンポ、コクテンフグ、インディアンダッシラス、タテジマキンチャクダイ、ユカタハタ、ヤマブキスズメダイ、ヘラヤガラ、アオヤガラ、スカンクアネモネフィッシュ、チンアナゴ、スパゲティーイール、etc.
ポイント名 :ウエストオブエデン(シミラン諸島 No.7)
エントリー時間:11:27
ダイブタイム :55分
最大深度 :31.0m
透明度 :25m
水温 :26℃
生物 :マルチバーパイプフィッシュ、クマドリカエルアンコウ、シマウミヘビ、カスミアジ、スカシテンジクダイ、パウダーブルーサージョンフィッシュ、コラーレバタフライフィッシュ、カスミアジ、ブラックピラミッドバタフライフィッシュ、イソマグロ、ヨスジフエダイ、カクレクマノミ、キンギョハナダイ、インディアンフレームバスレット、ゴマモンガラ、ピンクスマッシャー、アンダマンジョーフィッシュ、コクテンフグ、インディアンダッシラス、ウミテング、ノコギリダイ、ユカタハタ、ヤマブキスズメダイ、インディアンドラゴン、アオヤガラ、スカンクアネモネフィッシュ、アンダマンダムゼル、オオモンカエルアンコウ、etc.
ポイント名 :エレファントヘッドロック(シミラン諸島 No.8)
エントリー時間:14:46
ダイブタイム :40分
最大深度 :28.0m
透明度 :25 – 30m
水温 :28℃
生物 :ヨスジフエダイ、ムレハタタテダイ、スカシテンジクダイ、ムスジコショウダイ、コラーレバタフライフィッシュ、ブルーダッシュフュージュラー(クマザサハナムロ)、イエローバックフュージュラー、カクレクマノミ、モンガラカワハギ、キンギョハナダイ、ゴマモンガラ、インディアンダッシラス、ワヌケヤッコ、タテジマキンチャクダイ、モンガラカワハギ、ユカタハタ、etc.
ポイント名 :クリスマスポイント(シミラン諸島 No.9)
エントリー時間:7:14
ダイブタイム :40分
最大深度 :26.1m
透明度 :30m
水温 :28℃
生物 :ヤッコエイ、マーブルドオクトパス、アカマツカサ、ムレハタタテダイ、スカシテンジクダイ、ムスジコショウダイ、コラーレバタフライフィッシュ、ブルーダッシュフュージュラー(クマザサハナムロ)、イエローバックフュージュラー、カスミアジ、カクレクマノミ、ホウセキキントキ、イスズミの群れ、キンギョハナダイ、ゴマモンガラ、ワヌケヤッコ、タテジマキンチャクダイ、ユカタハタ、アンダマンスイートリップス、etc.
エントリー時間:10:43
エントリー時間:17:38
エントリー時間:6:47
ダイブタイム :40分
最大深度 :29.1m
透明度 :35 m
水温 :27℃
生物 :ギンガメアジ、コガネシマアジ、ミナミハコフグ、キンセンフエダイ、スカシテンジクダイ、ブルーダッシュフュージュラー(クマザサハナムロ)、イエローバックフュージュラー、ルナーフュージュラー、ブラックフィンバラクーダ、ヒトヅラハリセンボン、オトヒメエビ、スザクサラサエビ、トマトアネモネフィッシュ、ツバメウオ、カクレクマノミ、トガリエビス、コクテンフグ、タテジマキンチャクダイ、スカンクアネモネフィッシュ、キツネフエフキ、コガネシマアジ、etc.
今回のダイビングどうも有難うございました、念願のジンベイへ遭遇することが出来ました、感激です!!!
1回で満足したのに別れを惜しむかのように最後のダイブでご苦労さんの挨拶に来てくれました。
私がスキップしたのが残念でした。
やっぱりシミランは最高です。
1/年のシミラントリップ次回も宜しくお願い致します。
伊藤さん、コメントありがとうございます!
いやー、念願のジンベイザメ! 素敵な思い出になりましたね!
次回は、ジンベイ、マンタ、レオパードシャークの「オオモノ大三元」を狙いましょう!
またのお越しを、楽しみにお待ちしています!
マコ