アンダマンショートクルーズ 12-14.MAR.2019

クルーズ名  :シミラン諸島〜リチェリューロック アンダマンショートクルーズ
クルーズ船  :ソンブーン4号
開催期間   :2019年3月12日 – 14日
日担当スタッフ:マサ
お客様人数  :1名様

ジンベイザメとご対面1!

ジンベイザメとご対面1!

ジンベイザメとご対面2!

ジンベイザメとご対面2!

マンタレイとご対面1!

マンタレイとご対面1!

マンタレイとご対面2!

マンタレイとご対面2!

ジンベイザメ、マンタレイと大物三昧!

2019年3月12-14日までの2泊3日の日程でシミラン諸島、ボン島、タチャイ島、リチェリューロックを 巡るアンダマンショートクルーズに行って来ました。

今回も真っ青な空、照りつける強い日差しとダイビング日和りのコンディションでした。海の中は透明度が回復して来た感じがしましたが、サーモクラインの影響もあり、時折、冷水と緑がかり透明度が落ちる場面もありました。

今回のお客様は、東京にある「OCEAN TRIBE」で働かれているNさんとマンツーマンでシミラン諸島海域を潜り倒して来ました。仕事の合間をぬって急遽決めたシミランクルーズで出発するまでバタバタのようでしたが、最高の3日間になるとは思ってもみなかったようです。

1本目は、シミラン諸島9番目のスリーツリーズ。バラクーダの群れ、タイマイ(カメ)、ナポレオンに会えますよとブリーフィングをしてからエントリー。透明度がよく水面からそこまでがしっかり見ることができましたが、強い流れを伴ったサーモクラインにおかげで、ハゼなどの砂地の生物をじっくり観察することができず浅場へ。長い間見なかった大きなナポレオンがいきなり目の前に登場。シャイなのですぐ逃げてしまいましたが、幸先良いスタートとなりました。

2本目は、スリーツリーズのお隣りのノースポイント。お客様を連れて滅多に行くことがない離れ根へ。お目当のサメには出会うことができませんでしたが、大きなウミウチワの群生と、マダラトビエイを見ることができました。

3本目は、最近大物で話題のボン島。ほとんど流れはありませんでしたが、サーモクラインが深場から入って来ており水温が落ちましたが、めげることなく、島沿いからリッジの先端までを行ったり来たり。カスミアジやキツネフエフキの大群や、フュージュラーが逃げる音に反応したのかカイワリのものすごい大群に囲まれ大興奮でした。

4本目は、タチャイ島でナイトダイブの予定でしたが、他の船がマンタレイと遭遇したとのことで、急遽、サンセットダイブに変更し30分1本勝負でマンタレイを狙いました。深場から徐々に暗くなる水中、自然と浅瀬に移動して魚を見てたのですが、この緩やかな流れならもしかしたら…と思い西側のやや暗くなった潮の上へ。すると本当にベストタイミングで大きなマンタレイが泳いで来ました。好奇心が旺盛なのか、自分たちの周りを行ったり来たり、たまにホバリングしたりと15分ほど遊んだ後暗闇の中に消えて行きました。

その日は、リチェリューロックで停泊。一番最後までビールを飲みながら楽しい時間を過ごしました。

2日目の1、2本はリチェリューロック。1本目は深場でイバラタツを見た後、モンハナシャコやアデヤカウミウシなど陽の光が入るまでマクロ中心でダイビング。でも、ギンガメアジ、ロウニンアジ、キツネフエフキなどの大群が前方、後方からと大行進。すぐにワイドに切り替えて魚の集まるエリアで魚たちに囲まれました。2本目は南からの緩やかな流れと北からのサーモクラインが被り、透明度が良い場所は、北側の一部のエリアのみ。自分の予想では西側で大物が期待できるかもしれないと思っていましたが、魚は多いものの寒さに耐えきれず透明度の良い北側で大物を待ちつつ魚の群れと戯れていました。するとたくさんの味を引き連れた3mほどのジンベイザメが姿を現し優雅に目の前を通り過ぎて行きました。お客さんにはまた戻ってくるからと伝え、しばし待つと大きな口を開けながら目と鼻の先まで近寄って来ました。そんなこんなで3、4往復して来たジンベザメを前方から、下から、上からと全角度からと20分くらいはいたかと思います。まだまだ一緒に泳ぎたかったのですが、ダイビングの制限時間のためエキジットしました。

3本目は、マンタレイを見たタチャイ島。他の船のお客さんがスノーケリングをしていたので何かいる!と確信を持ってのエントリー。南のとんがり根周辺を優雅に泳ぐ昨日と同じ個体のマンタレイ。今回も逃げることなく40分ほど遊んでもらいました。エキジット前に安全停止中には、深場から浅瀬まで上がって来てくれる大サービス。見送りに来てくれたようでした。

ジンベイザメとマンタレイでお腹がややいっぱいになった4本目はボン島でレオパードシャークやサカタザメ狙いでダイビング。やはりサーモクラインが冷たすぎたため、コースを変え暖かい浅瀬エリアで、地形、ウミウシ、インド洋の固有種などを堪能しました。

この日は、シミラン諸島4番と5番の島の間で停泊。この日も一番最後までビールを飲み散らかし、海の中も船の上も全力で楽しんでいただけたようです。

最終日は、シミラン諸島3番目周辺のシャークフィンリーフ。モーリングに船を係留したため、フライングしてのエントリー。エントリーすると真下には数えきれないほどのブラックフィンバラクーダの大群がいました。場所を移動すると普段単体で泳いでいるはずのオニカマスたちが、等間隔にスペースを空けながら10匹ほどで泳いでいました。ほとんどの岩には、スカシテンジクダイが覆いかぶさるように群れ、青や黄色のフュージュラーたちも途切れることなく大行進をしており、魚影の濃い1本でした。

シミラン諸島4番目の島への上陸タイムを挟み2本目。この日は、乗船するお客様0だったので少し早めにエントリー。シミラン諸島5番目にある沈潜ポイント、ツナレック。深場で沈潜を見た後は10mほどの浅瀬まで移動して、ほぼ動かずリーフフィッシュ観察タイム。

最後は、シミラン諸島4番目のストーンヘンジ。離れ根の真上からエントリーして、サメを狙いましたが1匹も現れず。砂地に移動してジョーフィッシュ、ハタタテハゼなどを観察した後、再び岩場に戻りダイバー一人がやっと入れるようなスイムスルーを超えながら地形を堪能してのダイビングで幕を閉じました。

今回は、働く場所が違いますが同業者のベテランダイバーでしたので、生物を探すことに専念できたのがジンベイザメやマンタレイとの遭遇に繋がったのだと思います。現地で潜っているからこそできるサービスを提供することができ、1つの海で長い事ダイビングしていてよかったなぁと思えるダイブクルーズでした。

機会がありましたら、是非遊びに来てくださいね。また、ご一緒できるのを楽しみにしています。

ありがとうございました。

今回撮影した動画をFacebookファンーページの方でアップしています。
以下、動画イメージよりご覧下さい!

以下ダイブログです。

ダイブログ

ダイブ1
ポイント名  :スリーツリーズ(シミラン諸島 No.9)
エントリー時間:10:42
ダイブタイム :50分
最大深度   :25m
透明度    :25-30m
水温     :28℃
生物     :ナポレオンフィッシュ 、 オーロラパートナーゴビーヨスジフエダイカクレクマノミエヴァンスフェアリーバスレットキンギョハナダイ、 インディアンダッシラスチンアナゴ(ガーデンイール)、ブルーダッシュフュージュラー(クマザサハナムロ)スカシテンジクダイヤッコエイイエローバックフュージュラーカスミアジ、 etc.

ダイブ2
ポイント名  :ノースポイント(シミラン諸島 No.9)
エントリー時間:12:47
ダイブタイム :48分
最大深度   :27.4m
透明度    :25-30m
水温     :28℃
生物     :スカシテンジクダイブルーダッシュフュージュラー(クマザサハナムロ)マダラトビエイオトヒメウミウシブラックピラミッドバタフライフィッシュイエローバックフュージュラーカスミアジ、 ウミウチワ、 etc.

ダイブ3
ポイント名  :ウエストリッジ(ボン島)
エントリー時間:15:26
ダイブタイム :51分
最大深度   :23.2m
透明度    :10−20m
水温     :27℃
生物     :ブリ?、イソマグロイケカツオツムブリ、 イエローバックフュージュラーカスミアジインディアンドラゴンブルーダッシュフュージュラー(クマザサハナムロ)スカシテンジクダイ、 パウダーブルーサージョンフィッシュ、 etc..

ダイブ4
ポイント名  :チャイピナクル(タチャイ島)
エントリー時間:18:12
ダイブタイム :30分
最大深度   :15.5m
透明度    :15m
水温     :28℃
生物     :マンタレイツバメウオブルーダッシュフュージュラー(クマザサハナムロ)イエローバックフュージュラーイソマグロカスミアジ、 etc..

ダイブ5
ポイント名  :リチェリューロック
エントリー時間:06:32
ダイブタイム :54分
最大深度   :31.7m
透明度    :20m
水温     :28℃
生物     :キツネフエフキロウニンアジ、イバラタツ、アデヤカウミウシ、 スカンクアネモネフィッシュギンガメアジブルーダッシュフュージュラー(クマザサハナムロ)イエローバックフュージュラー、etc.

ダイブ6
ポイント名  :リチェリューロック
エントリー時間:09:06
ダイブタイム :53分
最大深度   :16.8m
透明度    :10−20m
水温     :28℃
生物     :ジンベイザメキツネフエフキイソマグロロウニンアジ、イバラタツ、アデヤカウミウシ、 スカンクアネモネフィッシュギンガメアジブルーダッシュフュージュラー(クマザサハナムロ)イエローバックフュージュラー、etc.

ダイブ7
ポイント名  :タチャイピナクル(タチャイ島)
エントリー時間:12:38
ダイブタイム :50分
最大深度   :18.3m
透明度    :20−30m
水温     :28℃
生物     :マンタレイツバメウオイソマグロブルーダッシュフュージュラー(クマザサハナムロ)イエローバックフュージュラーカスミアジ、 etc..

ダイブ8
ポイント名  :ウエストリッジ(ボン島)
エントリー時間:15:17
ダイブタイム :51分
最大深度   :22.9m
透明度    :10−20m
水温     :27℃
生物     :イソマグロ、 イケカツオツムブリムカデミノウミウシ、 イエローバックフュージュラーカスミアジブルーダッシュフュージュラー(クマザサハナムロ)スカシテンジクダイ、 パウダーブルーサージョンフィッシュアンダマンスウィートリップス、 etc..

ダイブ9
ポイント名  :シャークフィンリーフ(シミラン諸島 No.3)
エントリー時間:06:32
ダイブタイム :58分
最大深度   :21m
透明度    :20−30m
水温     :29℃
生物     :ロウニンアジブラックフィンバラクーダルナーフュージュラー(ハナタカサゴ)カスミアジイエローダッシュフュージュラー、 ブルーダッシュフュージュラー(クマザサハナムロ)イエローバックフュージュラースカシテンジクダイオニカマス、etc.

ダイブ10
ポイント名  :ツナレック(シミラン諸島 No.5)
エントリー時間:09:50
ダイブタイム :52分
最大深度   :31.4m
透明度    :20−30m
水温     :28℃
生物     :スカシテンジクダイブラックピラミッドバタフライフィッシュイエローバックフュージュラー、  エヴァンスフェアリーバスレットキンギョハナダイスカンクアネモネフィッシュムレハタタテダイタイガーエッグコウリーカスミアジウミウチワロウニンアジ、 etc.

ダイブ11
ポイント名  :ストーンヘンジ(シミラン諸島No.4)
エントリー時間:12:39
ダイブタイム :46分
最大深度   :25.6m
透明度    :15−20m
水温     :28℃
生物     :スカシテンジクダイヒトヅラハリセンボンカスミアジウミウチワハタタテハゼアンダマンジョーフィッシュブラックピラミッドバタフライフィッシュコホシカニダマシ、 etc.

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