クルーズ名 :デラックスクルーズ シミラン〜リチェリューロック
クルーズ船 :パワラ号
開催期間 :2015年4月30日〜5月4日
担当スタッフ:マコ、ヒロ、フェルナンド、ベト
お客様人数 :15名様
快晴&ベタ凪のGWクルーズ。
ラストダイブで、マンタをゲット。
ほうぼう屋シミラン店のマコです。
シーズン終盤、まだまだコンディション絶好調のシミラン諸島。今年もたくさんのお客様と、パワラ号でゴールデンウィーククルーズに、行ってきました!ご夫婦やカップルでご参加の方から、お一人参加の方までたくさんのお客様に囲まれて、賑やかで楽しいクルーズとなりました!
初 日の1本目は、チェックダイブに最適な「モ ニュメントベイ」。器材を新調した方や、新しいカメラを初めて使う方などもいらしたので、白い砂地が広がる癒し系ポイントを選びました。砂地では、モンダルマガレイや、枯れ葉に擬態下ホシテンスの幼魚、浅瀬では、リーフに群れるスカシテンジクダイなどを眺めながら、器材やウェイトの調整をしていただきました。2本目 は、一転して西側のロッキーなポイント、ウェストオブエデン。ヒレを開いたところが美しいマッコーカーズフラッシャーラス(クジャクベラの仲間)、縞模様がかわいいヨウジウオ、マルチバーパイプフィッシュ、特大サイズのピンクスマッシャー(シャコ)などが観察できました。3本目は、潮通しの良い「エレファントヘッドロック」。流れはやや強め、ドリフとしながらスイムスルーをくぐり、深場のガレ場では、アンダマンジョーフィッシュや、ウミテング、ムスジコショウダイの群れが見れられました。
4本目は、西風が入り並みから逃れて、東側のリーフポイント、ゴリラベイでのナイト。太ももサイズの特大ドクウツボや、キミオコゼ、各種甲殻類がみられました。
2 日目。1本目は強い流れの中、リープポイントの「スリーツリー」へエントリー。向かい潮のなかソフトコーラルの奇麗な深場の根を目指しましたが、断念。ドリフトに切り替え、砂地のハゼやジョーフィッシュ、等を観察しながら、浅瀬へ向かいました。浮上すると雲行きが怪しく、西側の空には大きな雨雲と、ココから水面に降りる竜巻がみられました。お天気も怪しくなって来たので、2本目は早々とボン島へ北上。エントリー直後に70〜80本ほどのバラクーダの群れに遭遇。向かい潮の中、5分ほど観察した後、流れに乗ってドリフトしながらリッジを目指しました。途中、キンセンフエダイやヨスジフエダイの群れとすれ違い、産まれたばかりの赤ちゃんクマノミやナポレオンをみることができましたが、残念ながらマンタは不発でした。3本目は、タチャイ島まで北上し、この日の朝にジンベイザメの出現情報があるタチャイピナクルにエントリー。流れが強い事が多いポイントですが、肩すかしを食らった様に流れはマイルド。深場は若干濁りが入っていて、あまり良いコンディションとは言えませんでしたが、クマザサハナムロなど、フュージリア系の大群は相変わらず健在でした。水面休息時間を利用して、タチャイ島のビーチへ上陸。ジャングルに生息している、プーカイ(カニ)を探して、ビーチ裏のブッシュを探検していると、なんと、1m以上もある大きなモニターリザード(大トカゲ)を絞め殺した直後と思われる、パイソンに遭遇。獲物を守ろうと、必死に威嚇してきます。噛み付かれない様に注意しながら、1.5mの距離まで接近。迫力のあるビデオが撮れました。きっと今頃、大トカゲを丸呑みし終わった頃でしょう。
3日目は、大物を期待しつつ、早朝から3本続けてリチェリューロックへエントリー。タツノオトシゴ、ニシキフウライウオ、トマトクマノミなどいつものマクロ生物は健在。北側の離れ根には、見応えのあるギンガメアジの群れがついていて、グループを小さくまとめてゆっくり近づくと、360度周りを取り囲んでくれました!
結局この日も大物無し。「かくなる上は、神頼みっ!」と、夕食後に、明日は大物に会える様、みんなの願いを込めて、コムローイ(灯籠流しの熱気球版)を飛ばしました!
最終日のラストダイブ、大物遭遇の願いを込めてボン島へ。ウォール沿いに流してリッジの付け根につくと、ついに出ました!真っ黒なロウニンアジを引き連れた、大きなマンタが正面から接近してきました。マンタ待ちモードに切り替えて、リッジ近くで待っていると、もう一枚、少し小ぶりの個体が現れました。最後には水深5mまで上がって来てくれて、目の前で翻ってくれました!
なかば諦めモードだったところに、最後の最後でマンタ登場!ちょっぴりドラマチックなフィナーレを飾ってくれました!
ご参加いただいた、皆様、お疲れさまでした。そして、ナイトロックス講習受講の3名様、無事終了、おめでとうございました!
また、いつか、ご一緒させていただく日を楽しみにしております。
今回撮影した動画をFacebookファンーページの方でアップしています。
以下、動画イメージをクリックしてご覧下さい!
それでは、以下ダイブログです。
ダイブログ
ポイント名 :モニュメントベイ(シミラン諸島 No.5)
エントリー時間:8:42
ダイブタイム :40分
最大深度 :28.5m
透明度 :25−30m
水温 :28℃
生物 :スカシテンジクダイ、ヤッコエイ、コラーレバタフライフィッシュ、ブルーダッシュフュージュラー(クマザサハナムロ)、イエローバックフュージュラー、ヨスジフエダイ、オーロラパートナーゴビー、ホンソメワケベラ、カクレクマノミ、ガーデンイール、ホシテンスの幼魚、ベニカエルアンコウ、モンダルマカレイ、ドクウツボ、キンギョハナダイ、アカシマシラヒゲエビ、インディアンバナーフィッシュ、コクテンフグ、インディアンダッシラス、タテジマキンチャクダイ、ユカタハタ、ヤマブキスズメダイ、ヘラヤガラ、アオヤガラ、スカンクアネモネフィッシュ、ウミウシ各種、etc.
ポイント名 :エレファントヘッドロック(シミラン諸島 No.8)
エントリー時間:12:09
ダイブタイム :52分
最大深度 :28.0m
透明度 :25m
水温 :29℃
生物 :スカシテンジクダイ、パウダーブルーサージョンフィッシュ、コラーレバタフライフィッシュ、カスミアジ、ブラックピラミッドバタフライフィッシュ、イソマグロ、ヨスジフエダイ、カクレクマノミ、キンギョハナダイ、インディアンフレームバスレット、ゴマモンガラ、ホンソメワケベラ、アンダマンジョーフィッシュ、コクテンフグ、インディアンダッシラス、ウミテング、ノコギリダイ、ユカタハタ、ヤマブキスズメダイ、インディアンドラゴン、アオヤガラ、スカンクアネモネフィッシュ、アンダマンダムゼル、ヨスジフエダイ、、etc.
ポイント名 :ウエストオブエデン(シミラン諸島 No.7)
エントリー時間:15:46
ダイブタイム :49分
最大深度 :26.9m
透明度 :20 – 25m
水温 :29℃
生物 :ヨスジフエダイ、タツノイトコ、ムレハタタテダイ、スカシテンジクダイ、ムスジコショウダイ、コラーレバタフライフィッシュ、ブルーダッシュフュージュラー(クマザサハナムロ)、イエローバックフュージュラー、ロウニンアジ、マッコスカーズフラッシャーラス、ヘラヤガラ、カクレクマノミ、モンガラカワハギ、キンギョハナダイ、ゴマモンガラ、ピンクスマッシャー、コクテンフグ、インディアンダッシラス、ワヌケヤッコ、タテジマキンチャクダイ、モンガラカワハギ、ユカタハタ、etc.
ポイント名 :ゴリラベイ(ナイト/シミラン諸島 No.9)
エントリー時間:19:10
ダイブタイム :43分
最大深度 :20.9m
透明度 :15m
水温 :28℃
生物 :オオアカヒズメガニ、コクテンフグ、タペストリーシュリンプ、ミズヒキガニの仲間、ドクウツボ、ハゲブダイ、オトヒメエビ、etc.
ポイント名 :スリーツリーズ(シミラン諸島 No.9)
エントリー時間:7:17
ダイブタイム :40分
最大深度 :27.1m
透明度 :30−35m
水温 :27℃
生物 :ヤッコエイ、ムレハタタテダイ、スカシテンジクダイ、ムスジコショウダイ、コラーレバタフライフィッシュ、ブルーダッシュフュージュラー(クマザサハナムロ)、イエローバックフュージュラー、カスミアジ、カクレクマノミ、ホウセキキントキ、イスズミの群れ、キンギョハナダイ、ゴマモンガラ、アンダマンジョーフィッシュ、コクテンフグ、ワヌケヤッコ、タテジマキンチャクダイ、ユカタハタ、アンダマンスイートリップス、etc.
エントリー時間:10:59
エントリー時間:17:48
エントリー時間:6:59
ダイブタイム :48分
最大深度 :29.1m
透明度 :20 m
水温 :28℃
生物 :ハナミノカサゴ、ジャンズパイプフィッシュ、ミナミハコフグ、キンセンフエダイ、タイガーテールシーホース、スカシテンジクダイ、ブルーダッシュフュージュラー(クマザサハナムロ)、イエローバックフュージュラー、ルナーフュージュラー、ブラックフィンバラクーダ、ヒトヅラハリセンボン、オトヒメエビ、スザクサラサエビ、トマトアネモネフィッシュ、ツバメウオ、カクレクマノミ、キンギョハナダイ、コクテンフグ、トラフケボリタカラガイ、モンハナシャコ、タテジマキンチャクダイ、スカンクアネモネフィッシュ、キツネフエフキ、コガネシマアジ、ベニカエルアンコウ、etc.