クルーズ名 :シミラン諸島〜リチェリューロック アンダマンショートクルーズ
クルーズ船 :ラパット号
開催期間 :2020年11月14日 – 15日
担当スタッフ :マコ
お客様人数 :1名様
コロナシフトのショートクルーズ、1泊2日でリチェリューロックへ!
2020年11月14日-15日までの1泊2日の日程で、アンダマンショートクルーズに行って来ました。今シーズンは、コロナウイルスの影響で、長年利用しているソンブーン号はスタンバイ状態。そんな中、コロ中でも元気に営業している「ラパット号」を代替船として利用しています。
お客様は、バンコク在住のMさん。今回はマンツーマンでのご案内です。
本船までのシャトルスピードボートは、少々跳ねましたが、2時間弱で無事リチェリューロックへ到着。新月周りの少々流れのきついコンディションの中でのエントリーとなりました。幸いコロナ禍で船が少ないこともあり、ラパット号は、根に付いているブイをゲットしていて、舳先から流したカレントラインを利用して、潜行ラインまで移動。この時、流れの影響でMさんのオクトパスがフリーフローしてしまったようで、大幅に残圧ダウン。一旦戻り、タンクを変えてから再トライとなりました。二回目はフリーフローしない様に慎重に移動。念のためロープを掴みながら、ゆっくり潜行しました。
1本目、2本目は、北東からの潮。透明度はイマイチなものの、岩かげを伝って潮上に出ると、相変わらずの魚影の濃さ。フュージリアーの群れを追い回すロウニンアジや、バラクーダ、そして、これまではあまり見かけなかった、ヒラマサの仲間「イエロージャック」の群れをたくさん見かけました。後半はトマトアネモネフィッシュやクロハコフグなど根つきのマクロ生物を観察しました。3本目になると潮向きが変わって、南からの潮。イエロージャックの特大の群れやピックハンドルバラクーダなど、大型の魚が潮に乗って湾内に入ってきていました。最後には浅場でコブシメのカップルに遭遇。小さなメスの個体は、大きなオスに見守られながら、サンゴの下に卵を産み付けていました!
2日目は、タチャイ島で3本。早朝ダイブは、島の北端の岬を回る「ジェットスキー」というポイント。穏やかな傾斜のリーフが突端に近づくにつれ、ダイナミックな岩場に変わります。突端へ途中のリーフでは、ハナヒゲウツボの幼魚や、アンダマンスイートリップス、コラーレバタフライフィッシュなどを観察。潮通しの良い岩場では、イエローバックフュージリアの群れや、モヨウフグのカップル、赤姫路の群れなどが見られました。別のグループは浅場でブラックチップシャークも見れたようです。前日のリチェリューロックに比べると、透明度は大幅に回復。波も穏やかになり、スコーンと抜けた青い海でのダイビングが楽しめました。
2本目は、タチャイピナクルへエントリー。マイルドな流れの中、潮がみに出ると、おびただしい数のイエローバックフュージリアが上から降ってきました。更に沖に出るとクマザサハナムロを狙う丸々太った特大イソマグロの編隊や、かなりまとまった数のムレハタタテダイ、浅場の岩の周りには、食い気満々の大きなロウニンアジがたくさん群れていました!3本目は、サンゴのリーフと白砂のコントラストが綺麗な、タチャイリーフへエントリー。マイルドな流れに乗って、ゆっくりと北から南へ流しました。砂地には、お約束のチンアナゴやおーロラパートナーゴビー。サンゴのブロックの下にはオシャレカクレエビやヒレフリサンカクハゼ、リーフにはホウセキキントキやハナミノカサゴ、タテジマキンチャクダイなどが見られました。途中、バブルリングに目がないインディアンドラゴンをからかったりしながら、のんびりと癒し系のダイビングが楽しめました。
今回は、今シーズン初のクルーズでしたが、船もいつもと違うラパット号で、僕にとっても、新鮮なクルーズでした。一本目からいきなり、流れのあるコンディションで、初日は少々お疲れになったと思いますが、船もダイバーも少なく、快適なダイビングが楽しめました!
今回はシミラン諸島、ボン島にはいきませんでしたが、8ヶ月誰も潜らなかった海がどれだけ元気になっているか、潜るのが楽しみです!
ご参加いいただいた、Mさん、どうもありがとうございました!
ぜひまた、遊びにいらしてください!
今回撮影した動画をYOUTUBEにアップしています。
以下、動画イメージよりご覧下さい!
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以下ダイブログです。
ダイブログ
ダイブ1
ポイント名 :リチェリューロック
エントリー時間:11:27
ダイブタイム :46分
最大深度 :25m
透明度 :15m
水温 :28℃
生物 : サビウツボ、ヨスジフエダイ、アオヤガラ、コガネシマアジ 、ロウニンアジ、イエローバンドフュージュラー、 イエロージャック、カクレクマノミ、カスミアジ、キツネフエフキ、ギンガメアジ、キンセンフエダイ、ブルーダッシュフュージュラー(クマザサハナムロ)、トマトアネモネフィッシュ、 コラーレバタフライフィッシュ、ジャバラビットフィッシュ、ジェイアントフュージュラー、スカシテンジクダイ、ツバメウオ、ドクウツボ、 ブラックフィンバラクーダ、 クロハコフグ、ユカタハタ、etc.
ダイブ2
ポイント名 :リチェリューロック
エントリー時間:14:15
ダイブタイム :47分
最大深度 :26m
透明度 :15m
水温 :28℃
生物 :アオヤガラ、イエローバンドフュージュラー、ロウニンアジ、イエロージャック、ピックハンドルバラクーダ、コガネシマアジ 、キツネフエフキ、ギンガメアジ、キンセンフエダイ、ブルーダッシュフュージュラー(クマザサハナムロ)、ゴマモンガラ、 コラーレバタフライフィッシュ、ジェイアントフュージュラー、スカシテンジクダイ、ツバメウオ、 トマトアネモネフィッシュ、 パウダーブルーサージョンフィッシュ、ピックハンドルバラクーダ(イエローフィンバラクーダ)、ブラックフィンバラクーダ、 ミナミハコフグ、ムスジコショウダイ、ユカタハタ、モンハナシャコ、etc.
ダイブ3
ポイント名 :リチェリューロック
エントリー時間:16:44
ダイブタイム :57分
最大深度 :27m
透明度 :20m
水温 :28℃
生物 :コブシメ、 コホシカニダマシ、スカンクアネモネフィッシュ、ロウニンアジ、イエロージャック、ピックハンドルバラクーダ(イエローフィンバラクーダ)、 ムスジコショウダイ、スカンクアネモネフィッシュ、カスミアジ、キツネフエフキ、キンギョハナダイ、キンセンフエダイ、ブルーダッシュフュージュラー(クマザサハナムロ)、クマノミ 、クマドリ、ゴマモンガラ、 スカシテンジクダイ、タテジマキンチャクダイ、ユカタハタ、etc..
ダイブ4
ポイント名 :ジェットスキー(タチャイ島)
エントリー時間:7:02
ダイブタイム :57分
最大深度 :25m
透明度 :30m
水温 :29℃
生物 :ハナダイギンポ、モヨウフグ、 ヤッコエイ、ハナヒゲウツボ、イエローバックフュージュラー、ドクウツボ、 カクレクマノミ、カスミアジ、キンギョハナダイ、アカモンガラ、キンセンフエダイ、ブルーダッシュフュージュラー(クマザサハナムロ)、ムスジコショウダイ、コラーレバタフライフィッシュ、スカシテンジクダイ、ツムブリ、パウダーブルーサージョンフィッシュ、ルナーフュージュラー(ハナタカサゴ)、ホンソメワケベラ、 ユカタハタ、 etc..
ダイブ5
ポイント名 :タチャイピナクル(タチャイ島)
エントリー時間:10:22
ダイブタイム :43分
最大深度 :28m
透明度 :30m
水温 :29℃
生物 :アンダマンスウィートリップス、ムレハタタテダイ、ロウニンアジ、イソマグロ、カクレクマノミ、カスミアジ、ギンガメアジ、ゴシキエビ、ブルーダッシュフュージュラー(クマザサハナムロ)、クロコショウダイ、ゴマモンガラ、スカシテンジクダイ、ツバメウオ、 コラーレバタフライフィッシュ、スカシテンジクダイ、ツバメウオ、etc.
ダイブ6
ポイント名 :タチャイリーフ(タチャイ島)
エントリー時間:13:31
ダイブタイム :56分
最大深度 :27m
透明度 :30m
水温 :29℃
生物 :ハナミノカサゴ、ホウセキキントキ、ツノダシ、インディアンドラゴン、スカンクアネモネフィッシュ、ミツボシクロスズメダイ、ヒトヅラハリセンボン、ルナーフュージュラー(ハナタカサゴ)、コラーレバタフライフィッシュ、アンダマンスウィートリップス、ローランドダムゼル、ヒレフリサンカクハゼ、ハタタテサンカクハゼ、ソリハシコモンエビ 、オシャレカクレエビ、ゴシキエビ、 キンセンフエダイ、ハナミノカサゴ、etc…