タグ別アーカイブ: シミランダイビング

ラパット号 アンダマンショートクルーズ 9.APR.2024-11.APR.2024

クルーズ名  :シミラン諸島〜リチェリューロック アンダマンショートクルーズ
クルーズ船  :ラパット号
開催期間   :2024年4月9日 – 2024年4月11日
担当スタッフ :リョウタ
お客様人数  :2名様

M/V LAPAT
M/V LAPAT

新月周りで潮が強めに流れる水中!!

2024年4月9−11日の日程で2名のゲスト様と一緒に2泊3日でシミラン諸島、ボン島、タチャイ島、スリン諸島、リチェリューロックを廻るアンダマンショートクルーズに乗船してきました。初日は3本、2日目は4本、最終日3本の計10ダイブしてきました。

日本からお越しのほうぼう屋リピーター様が今回も遊びにきていただきました!タプラム港からスピードボートで約1時間30分かけ今回のクルーズ船が停泊しているしミラン諸島9番目の島に向かっていきました。

今回のコンディションは、波も穏やかで船上はとても過ごしやすかったです。水中は新月後ということもあり激流でしたがワイド好きには嬉しい魚影の濃いダイビングでした!

1本目は、シミラン諸島9番目の島のナムチャイベイで潜りました。サーモクラインの影響で真緑の水中で透明度は10mほどでした。真っ青な水中を想像していたので少し残念。。潮も少し流れていたので流されながら深場の砂地を目指しました。それにしても冷たい水中。ギターシャークや大きめのエイを探しながらのダイビングでしたが残念ながら見れることができませんでした。安全停止前には、大きめのナポレオンフィッシュが目の前を通過していきましたがカメラを準備したころには遠くの方に消えていきました。

2本目は、同じシミラン諸島9番目の島のスリーツリーで潜りました。ここも同じくサーモクラインの影響で緑色の水中。そして激流。前半は、砂地を這うように深場のイソバナやウミウチワ、立体的なカイメンなどを観察するも流れに逆らうのに疲れてきたので一気に流れにのってドリフトダイビング。あっという間にポイントをすぎ、湾の中で時間いっぱい楽しみました。水面に上がると他のチームは、隣のノースポイントのさらに奥まで流されていました。

3本目は、シミラン諸島8番目の島のビーコンリーフで潜りました。9番の島とは違い、水温は暖かく透明度の高い水中。のんびりマクロを探しながら、浅瀬の砂地で遊びながらのダイビングでした。岩隙間から顔を出してこちらをガン見のクモウツボ。

UnderWater photo#1
UnderWater photo#1

砂地には、ピンク色の帯が綺麗なオーロラパートナーゴビー。

UnderWater photo#2
UnderWater photo#2

インド洋固有種のルボックスブレニーなども紹介させていただきました。穴に隠れることもなくサンゴの上に着底する姿は愛くるしいですね!

UnderWater photo#3
UnderWater photo#3

久しぶりの登場!モザイクウミウシ。

UnderWater photo#4
UnderWater photo#4

夕食の時間とともにシミラン諸島を離れ、北上していきます!

2日目は、ボン島で3本潜りました。透明度が良かったのは朝イチの1本だけでした。あとは、全体的にサーモクラインが入り水中は真緑で視界が微妙。。水温も寒い場所で24℃でした。でも魚影の濃さは圧巻でした!シミラン諸島から少し離れただけで雰囲気がガラリと変化。地形はもちろん、1個体1個体のサイズが1段とアップ!浅瀬には、ベイビーギターシャークが泳いでいてゲスト様がしっかりと写真に収めることができました。リッジの先端の方まで攻めていきましたがとてつもない激流でしたのですぐ引き返しました。それでもやはりイエローバックフュージュラーの群れがまとまっていると水中が鮮やか!

UnderWater photo#5
UnderWater photo#5

浅瀬の珊瑚エリアには、クリーニング中のサイズの大きなドクウツボが気持ちよさそうな顔をしてました。

UnderWater photo#6
UnderWater photo#6

水中の青とのコントラストが綺麗なタテジマキンチャクダイ。

UnderWater photo#7
UnderWater photo#7

タコとも直近まで寄って観察することができました。

UnderWater photo#8
UnderWater photo#8

その後にタチャイ島に移動し、ラストダイブは、タチャイピナクルで潜りました。シミラン諸島とボン島に比べて透明度は抜群の水中でした。エントリーして顔をつけると真下に特大ブラックフィンバラクーダの群れ!水面から見る感じ流れもそれほど強くなかったのですぐ潜行していきました。1個体のサイズが大きなバラクーダはほんとに群れると圧巻ですね!

UnderWater photo#9
UnderWater photo#9
UnderWater photo#10
UnderWater photo#10

ドームの外側の沖には、ギンガメアジのカップリングシーンやイソマグロやロウニンアジのハンティングシーンなど大迫力の光景を近くで堪能することができました。ドームに戻り、いつものゴシキエビの住処や中層でみんな一体で優雅に泳ぐツバメウオ、ブルーダッシュフュージュラーの根の上で逃げ惑うシーンなど盛りだくさんでした!

UnderWater photo#11
UnderWater photo#11

タチャイピナクルと言えば、魚影を楽しむワイドもそうですがやはり個人的には、ウミウチワやイソバナ、カイメンなど潮が流れるポイントには立体的に大きく育つので大迫力の景色を見れるのでいいですよね。

UnderWater photo#12
UnderWater photo#12

スリン諸島に向け、さらに北上していく日です。

最終日の1本目は、スリン諸島の北側の島、コチで潜りました。朝イチで少し薄暗い中でしたがそれは最初だけ。後半は透明度が良い水中でのんびりダイビング。潮もマイルドに流れており、深場には、ムレハタタテダイやヨスジフエダイが密集してたり、フュージュラーが元気に動き回ってたりと早朝らしい活発なシーンを見ることができました。

探せばマクロも豊富のスリン諸島。小指サイズのリュウグウウミウシ。

UnderWater photo#13
UnderWater photo#13

ウルマカサゴもじっと身を潜めていました。ほんとに擬態上手。

UnderWater photo#14
UnderWater photo#14

隙間から顔を出すヒナギンポ。愛くるしい。

UnderWater photo#15
UnderWater photo#15

こちらは、あちこちでよく見ることがあるフタイロカエルウオ。

UnderWater photo#16
UnderWater photo#16

そして、今回のハイライトでもあるリチェリューロックに向け移動しました。ポイントに到着するとすでにクルーズ船だらけでした。ラストは、ここで2本潜りました。時間帯もあり、潮は強めに流れていました。できるだけ潮上に出ようとしましたが難しかったです。それでも魚影はかなり濃く、中層のブルーダッシュフュージュラーやイエローバックフュージュラー、ジャイアントフュージュラーなどが激しく入り混じってて圧巻の光景でした!根を覆い尽くすほどの小魚たちに猛烈にアタックする、キツネフエフキを中心とする大所帯!ツムブリやカスミアジ、ロウニンアジ、ホシカイワリ、アンダマンアジなどいつもより大きな群れでした。

UnderWater photo#17
UnderWater photo#17
UnderWater photo#18
UnderWater photo#18
UnderWater photo#19
UnderWater photo#19

今回もギンガメアジの大群も外で大きく群れていました!

UnderWater photo#20
UnderWater photo#20

マクロでは、定番のニシキフウライウオやフリソデエビを探しにいきましたが残念ながら見つけることができなく、いつもの場所にはいませんでした。安全停止前には、インド洋固有種のトマトクマノミを紹介させていただきました!

UnderWater photo#21
UnderWater photo#21

今回のアンダマンショートクルーズでは、サーモクラインによる透明度や冷たい海流に悩まされたポイントもありましたが圧巻の魚影の濃さを堪能できたトリップでした!ありがとうございました!

是非また一緒に潜れる日を楽しみにしてお待ちしております!

以下ダイブログです。

ダイブログ

ダイブ1
ポイント名  :ナムチャイベイ(シミラン諸島 No.9)
エントリー時間:11:20
ダイブタイム :43分
最大深度   :23.4m
透明度    :10m
水温     :24℃
生物     :ナポレオンフィッシュ 、ロウニンアジキツネフエフキキンギョハナダイカスミアジモヨウフグアカヒメジドクウツボイソマグロ、 イエローバックフュージュラーブルーダッシュフュージュラー(クマザサハナムロ)スカシテンジクダイ、 パウダーブルーサージョンフィッシュ、 インディアンダッシラス、 etc..

ダイブ2
ポイント名  :スリーツリーズ(シミラン諸島 No.9)
エントリー時間:14:04
ダイブタイム :42分
最大深度   :18.6m
透明度    :10m
水温     :26℃
生物     :ヨスジフエダイホウセキキントキキツネフエフキスカシテンジクダイ、  アカヒメジアオヤガラアカモンガライエローバックフュージュラーインデ ィアンバガボンドバタフライフィッシュインディアンドラゴン、 インディアンダッシラス、 インディアンバナーフィッシュ、 ムスジコショウダイウミシダ、 ウミトサカ、 ウミウチワオニヒトデカクレクマノミカスミアジキンギョハナダイキンセンフエダイコラーレバタフライフィッシュパウダーブルーサージョンフィッシュチンアナゴ(ガーデンイール)、オーロラパートナーゴビーヤッコエイ、etc.

ダイブ3
ポイント名  :ビーコンリーフ(シミラン諸島 No.8)
エントリー時間:17:02
ダイブタイム :49分
最大深度   :14.5m
透明度    :15m
水温     :30℃
生物     :  コラーレバタフライフィッシュブルーダッシュフュージュラー(クマザサハナムロ)スカシテンジクダイカクレクマノミカスミアジブラックピラミッドバタフライフィッシュ インディアンダッシラス、 ドクウツボ コクテンフグスカンクアネモネフィッシュチンアナゴ(ガーデンイール)、ルボックスブレニーオーロラパートナーゴビーモザイクウミウシクモウツボ、etc..

ダイブ4
ポイント名  :ウエストリッジ(ボン島)
エントリー時間:7:12
ダイブタイム :43分
最大深度   :24.7m
透明度    :20m
水温     :25℃
生物     :ギターシャーク(トンガリサカタザメ)、モヨウフグネズミフグスカシテンジクダイアカヒメジアカモンガライソマグロイエローバックフュージュラーブルーダッシュフュージュラー(クマザサハナムロ)インデ ィアンバガボンドバタフライフィッシュインディアンドラゴンイロブダイ、 ムスジコショウダイカスミアジキツネフエフキキンギョハナダイキンセンフエダイクロコショウダイゴマモンガラ、 コクテンフグコラーレバタフライフィッシュスカンクアネモネフィッシュツバメウオエヴァンスフェアリーバスレットブラックピラミッドバタフライフィッシュ、etc.

ダイブ5
ポイント名  :ウエストリッジ(ボン島)
エントリー時間:10:10
ダイブタイム :38分
最大深度   :25.3m
透明度    :20m
水温     :26℃
生物     :モヨウフグネズミフグスカシテンジクダイアカヒメジアカモンガライソマグロイエローバックフュージュラーブルーダッシュフュージュラー(クマザサハナムロ)インデ ィアンバガボンドバタフライフィッシュインディアンドラゴンイロブダイ、 ムスジコショウダイカスミアジキツネフエフキキンギョハナダイキンセンフエダイクロコショウダイゴマモンガラ、 コクテンフグコラーレバタフライフィッシュスカンクアネモネフィッシュツバメウオエヴァンスフェアリーバスレットブラックピラミッドバタフライフィッシュドクウツボホンソメワケベラ、etc.

ダイブ6
ポイント名  :ノースリッジ(ボン島)
エントリー時間:13:16
ダイブタイム :47分
最大深度   :20.6m
透明度    :15m
水温     :27℃
生物     :ロウニンアジキツネフエフキブラックピラミッドバタフライフィッシュイエローバックフュージュラールナーフュージュラー(ハナタカサゴ)スカンクアネモネフィッシュカスミアジブルーダッシュフュージュラー(クマザサハナムロ)モヨウフグスカシテンジクダイシマウミヘビコラーレバタフライフィッシュクロコショウダイ、ワモンダコ、タテジマキンチャクダイ、etc…

ダイブ7
ポイント名  :タチャイピナクル(タチャイ島)
エントリー時間:17:05
ダイブタイム :37分
最大深度   :19.2m
透明度    :20m
水温     :29℃
生物     :ブラックフィンバラクーダイソマグロスカシテンジクダイイエローバックフュージュラー、 イエローダッシュフュージュラー、 カクレクマノミカスミアジキンセンフエダイブルーダッシュフュージュラー(クマザサハナムロ)コラーレバタフライフィッシュツムブリツバメウオ、 パウダーブルーサージョンフィッシュルナーフュージュラー(ハナタカサゴ)ホウセキキントキホンソメワケベラ、 ユカタハタロウニンアジゴシキエビギンガメアジクロコショウダイ、イエローマスクドサージョンフィッシュ、ウミトサカウミウチワ、etc..

ダイブ8
ポイント名  :コチ(スリン諸島)
エントリー時間:6:57
ダイブタイム :54分
最大深度   :21.8m
透明度    :20m
水温     :29℃
生物     : ヨスジフエダイアカヒメジアカモンガライエローバンドフュージュラーイエローバックフュージュラーインデ ィアンバガボンドバタフライフィッシュインディアンドラゴン、 インディアンダッシラス、 インディアンバナーフィッシュ、 イバラカンザシ、 カクレクマノミカスミアジキンギョハナダイキンセンフエダイブルーダッシュフュージュラー(クマザサハナムロ)、 コクテンフグスカンクアネモネフィッシュスカシテンジクダイデバスズメダイドクウツボパウダーブルーサージョンフィッシュチンアナゴ(ガーデンイール)、リュウグウウミウシ、ムレハタタテダイウルマカサゴ、ヒナギンポ、フタイロカエルウオ、etc…

ダイブ9
ポイント名  :リチェリューロック
エントリー時間:10:18
ダイブタイム :38分
最大深度   :26.7m
透明度    :10m
水温     :27℃
生物     :スカシテンジクダイギンガメアジ、イトヒキアジ、イエローバンドフュージュラーキツネフエフキ、 カスミアジキンセンフエダイ、ホソフエダイ、ブルーダッシュフュージュラー(クマザサハナムロ)コラーレバタフライフィッシュジャバラビットフィッシュジェイアントフュージュラーピックハンドルバラクーダ(イエローフィンバラクーダ)ツバメウオルナーフュージュラー(ハナタカサゴ)ムスジコショウダイユカタハタロウニンアジツムブリ、アンダマンアジ、ホシカイワリ、シェベロンバラクーダ、トマトアネモネフィッシュ、etc.

ダイブ10
ポイント名  :リチェリューロック
エントリー時間:13:13
ダイブタイム :41分
最大深度   :22.3m
透明度    :10m
水温     :27℃
生物     :スカシテンジクダイギンガメアジ、イトヒキアジ、イエローバンドフュージュラーキツネフエフキ、 カスミアジキンセンフエダイ、ホソフエダイ、ブルーダッシュフュージュラー(クマザサハナムロ)コラーレバタフライフィッシュジャバラビットフィッシュジェイアントフュージュラーピックハンドルバラクーダ(イエローフィンバラクーダ)ツバメウオルナーフュージュラー(ハナタカサゴ)ムスジコショウダイユカタハタロウニンアジツムブリ、アンダマンアジ、ホシカイワリ、シェベロンバラクーダ、トマトアネモネフィッシュ、etc.

シミランショートクルーズ 6.APR.2024 – 7.APR.2023

クルーズ名  :シミラン諸島シミランショートクルーズ
クルーズ船  :ソンブーン3号
開催期間   :2024年4月6日 – 2024年4月7日
日担当スタッフ:リョウタ
お客様人数  :1名様

コンディション抜群のシミラン諸島!
コンディション抜群のシミラン諸島!

少人数で快適ダイブクルーズ!!

2024年4月6-7日の日程で1名のゲスト様と一緒に1泊2日でシミラン諸島、ボン島を廻るシミランショートクルーズに乗船してきました。初日は4本、最終日3本の計7ダイブしてきました。

バンコクからお越しのゲスト様が今回遊びにきていただきました!タプラム港でゲスト様と合流し、スピードボートで約1時間30分かけ今回のクルーズ船が停泊しているしミラン諸島9番目の島に向かっていきました。

今回のコンディションは、天気にも恵まれ、夕陽・星空・朝日とも綺麗な景色を船上から見れ贅沢な時間でした!海況も波が全くなく穏やかでした。水中も透明度が高く、魚影も濃いベストなコンディションでした!

1本目は、シミラン諸島9番目の島のスナッパーアレイで潜りました。チェックダイブを兼ねてエントリー。オープンウォーター取得しての初めてのファンダイブ。潮が少し流れる中での潜行でしたけど透明度抜群の水中に癒されすぐ感覚を取り戻していました。浅瀬の珊瑚エリアには、たくさんのスズメダイやキンギョハナダイ。インド洋固有種のインディアンダッシラスなどを紹介させていただきました。

UnderWater photo#1
UnderWater photo#1

岩の隙間に隠れる、阪神タイガースカラーのムスジコショウダイ。

UnderWater photo#2
UnderWater photo#2

深場では、たくさんのブルーダッシュフュージュラーに囲まれるゲスト様!

UnderWater photo#3
UnderWater photo#3

2本目は、同じシミラン諸島9番目の島のノースポイントで潜りました。そこまで潮は強くなく潜りやすかった水中でした。ここのポイントならではの大きくそびえ立っている岩には、ダイバーよりも大きなサイズのウミウチワが育っていて大迫力!

UnderWater photo#4
UnderWater photo#4

ヨスジフエダイの周りをブルーダッシュフュージュラーが激しく動き回り水中はとても賑やかでした。

UnderWater photo#5
UnderWater photo#5

深場には、水中の色にすごく映える黄色い体色のコントラストが抜群のイエローバックフュージュラーもたくさんいてとても綺麗な光景でした。

UnderWater photo#6
UnderWater photo#6

大きな岩が積み重なってできたスイムスルーも何箇所か通り地形でも存分に遊びました!

UnderWater photo#7
UnderWater photo#7

ホワイトチップシャークも優雅に泳いでいて大満足の1本でした!

UnderWater photo#8
UnderWater photo#8

3本目は、シミラン諸島8番目の島のビーコンリーフで潜りました。透明度も高く水温も暖かかったので浅いエリアでまったりダイビング。マクロやインド洋固有種など紹介させていただきました。岩をちょこまか動き回る、日本で見れるイシガキカエルウオに似ているインド洋版のルボックスブレニー。

UnderWater photo#9
UnderWater photo#9

根にはたくさんのギンポたち。ヒナギンポもいました。

UnderWater photo#10
UnderWater photo#10

アミメサンゴガニも身を潜めてました。

UnderWater photo#11
UnderWater photo#11

そして、砂地には、目の下の赤い涙のような線がかわいいオーロラパートナーゴビー。

UnderWater photo#12
UnderWater photo#12

4本目は、同じポイントでナイトダイビング!ゲスト様は初めてのナイトダイブとのことでした。薄暗い水中にドキドキ。あっという間に真っ暗になり、エビ、カニの甲殻類を観察しながら宝探しをしている感覚でした。

船上に戻ると、満天の星空。夕食を食べ、キャプテンたちと一緒に乾杯!楽しい時間はあっという間に過ぎていきます。

2日目の1本目は、シミラン諸島9番目の島のスリーツリーで潜りました。潮がやや強めに流れる中でのエントリー。すぐ水底までいき、前半は砂地を這うように流れに逆らって進んでいきました。深場には、ヤッコエイやタコが身を潜めていたのでじっくり観察しました。浅瀬に移動しながら大きなウミウチワやイソバナ、立体的なカイメンなど写真におさめながら時間いっぱい堪能しました。

2本目3本目は、ボン島で潜りました。通称『滝つぼ』のエリアからのエントリー。水面のうねりがいい感じに岩の隙間に波が入り潮が吹き出す光景が水中から大迫力でした!

UnderWater photo#13
UnderWater photo#13

透明度も高く、リッジに向かう浅瀬のエリアは、太陽の光が差し込み潜っていてとても気持ちよかったです。小魚たちを追うイソマグロやカスミアジ、キツネフエフキのハンティングも圧巻でした!途中、インド洋固有種のブラックピラミッドバタフライフィッシュやアンダマンスウィートリップスなども紹介させていただきました。

UnderWater photo#14
UnderWater photo#14

リッジの先端あたりまで行こうとしましたが、流れが強すぎて引き返すことに。そして、たまたま水面あたりを見ていたら、大きな黒い塊の群れが!近づいていくと1個体1個体が大きいブラックフィンバラクーダの群れでした!何度も自分たちの周りを取り囲むかのように巻いてくれて、ゲスト様も大喜び!残念ながら、大物には出会えませんでしたが最後に魚影の濃いワイドを存分に楽しむことができました!

UnderWater photo#15
UnderWater photo#15
UnderWater photo#16
UnderWater photo#16

今回のシミランショートクルーズでは、天候にも恵まれ、潮が強く流れるポイントもありましたがその分魚影が濃いトリップでした!ありがとうございました!

最後にスタッフたちと記念写真!
最後にスタッフたちと記念写真!

是非また一緒に潜れる日を楽しみにしてお待ちしております!

以下ダイブログです。

ダイブログ

ダイブ1
ポイント名  :スナッパーアレイ(シミラン諸島 No.9)
エントリー時間:10:28
ダイブタイム :46分
最大深度   :25.1m
透明度    :25m
水温     :27℃
生物     :キツネフエフキカクレクマノミクマノミ 、カスミアジアカヒメジチンアナゴ(ガーデンイール)、スカシテンジクダイインディアンフレームバスレットインディアンダッシラスブルーダッシュフュージュラー(クマザサハナムロ)イエローバックフュージュラーパウダーブルーサージョンフィッシュコラーレバタフライフィッシュヤッコエイホウセキキントキヨスジフエダイコクテンフグモヨウフグイバラカンザシムスジコショウダイ、etc…

ダイブ2
ポイント名  :ノースポイント(シミラン諸島 No.9)
エントリー時間:12:52
ダイブタイム :45分
最大深度   :23.2m
透明度    :20m
水温     :26℃
生物     :ホワイトチップシャーク 、イソマグロロウニンアジスカシテンジクダイアカヒメジアカモンガライエローバックフュージュラーカスミアジキツネフエフキキンギョハナダイブルーダッシュフュージュラー(クマザサハナムロ)スカンクアネモネフィッシュパウダーブルーサージョンフィッシュタテジマキンチャクダイモヨウフグウミトサカウミウチワ、etc.

ダイブ3
ポイント名  :ビーコンリーフ(シミラン諸島 No.8)
エントリー時間:15:59
ダイブタイム :51分
最大深度   :10.9m
透明度    :15m
水温     :30℃
生物     :スカシテンジクダイカクレクマノミカスミアジブラックピラミッドバタフライフィッシュ インディアンダッシラスドクウツボ スカンクアネモネフィッシュキツネフエフキ、 クマノミ 、イソマグロブルーダッシュフュージュラー(クマザサハナムロ)カスミアジアカヒメジパウダーブルーサージョンフィッシュチンアナゴ(ガーデンイール)モンジャウミウシルボックスブレニーオーロラパートナーゴビー、ヒナギンポ、アミメサンゴガニ、etc..

ダイブ4
ポイント名  :ビーコンリーフ(シミラン諸島 No.8)
エントリー時間:18:45
ダイブタイム :39分
最大深度   :7.1m
透明度    :ー m
水温     :30℃
生物     : コラーレバタフライフィッシュブルーダッシュフュージュラー(クマザサハナムロ)ネッタイミノカサゴ、 スカシテンジクダイスザクサラサエビコクテンフグイロブダイオトヒメエビスカンクアネモネフィッシュ、etc..

ダイブ5
ポイント名  :スリーツリーズ(シミラン諸島 No.9)
エントリー時間:6:53
ダイブタイム :51分
最大深度   :25.8m
透明度    :20m
水温     :27℃
生物     :スカシテンジクダイ、 オニカマス、 イソマグロキツネフエフキアカヒメジアオヤガラアンダマンスウィートリップスアカモンガライエローバックフュージュラーインデ ィアンバガボンドバタフライフィッシュインディアンドラゴン、 インディアンダッシラス、 インディアンバナーフィッシュ、 ムスジコショウダイウミシダ、 ウミトサカ、 ウミウチワカクレクマノミカスミアジキンギョハナダイキンセンフエダイコラーレバタフライフィッシュスカンクアネモネフィッシュパウダーブルーサージョンフィッシュヤッコエイオーロラパートナーゴビー、ワモンダコ、etc.

ダイブ6
ポイント名  :ウエストリッジ(ボン島)
エントリー時間:9:36
ダイブタイム :49分
最大深度   :23.0m
透明度    :15m
水温     :26℃
生物     : ブラックフィンバラクーダロウニンアジキツネフエフキスカシテンジクダイアカヒメジアオヤガラアンダマンミミックファイルフィッシュアカモンガライエローバックフュージュラーイロブダイ、 イバラカンザシ、  ムスジコショウダイオニヒトデカクレクマノミカスミアジキンギョハナダイゴマモンガラ、 コクテンフグスカンクアネモネフィッシュタテジマキンチャクダイドクウツボパウダーブルーサージョンフィッシュブラックピラミッドバタフライフィッシュモヨウフグ、 ユカタハタアンダマンスウィートリップス、etc.

ダイブ7
ポイント名  :ノースリッジ(ボン島)
エントリー時間:12:31
ダイブタイム :44分
最大深度   :23.1m
透明度    :15m
水温     :28℃
生物     :ロウニンアジキツネフエフキブラックフィンバラクーダ、ブラックピラミッドバタフライフィッシュイエローバックフュージュラールナーフュージュラー(ハナタカサゴ)スカンクアネモネフィッシュカスミアジブルーダッシュフュージュラー(クマザサハナムロ)モヨウフグスカシテンジクダイシマウミヘビコラーレバタフライフィッシュクロコショウダイ、etc…

シミラン諸島日帰りファンダイブ 5.APR.2024

クルーズ名  :シミラン諸島 日帰りダイビング
クルーズ船  :ソンブーン3号
開催期間   :2024年4月5日
日担当スタッフ:リョウタ
お客様人数  :1名様

M/V SOMBOON3
M/V SOMBOON3

コンディション抜群で2ダイブ!

2024年4月5日、1名のゲスト様と一緒にシミラン諸島日帰りダイビングに行ってきました。

朝のカオラック港は、少し雲が多くどんよりとした天候でした!スピードボートで約1時間30分かけ今回のクルーズ船が停泊しているシミラン諸島7番目の島に行ってきました。着く頃には、青空になりとても天気の良い1日になりました。

シミラン諸島のコンディションは、浅瀬は透明度が高かったのですが水底の方はサーモクラインがかかり水温が冷たかったです。潮もマイルドに流れ中層のフュージュラーが活発でした。

1本目は、シミラン諸島7番目の島のウエストオブエデンで潜りました。チェックダイブを兼ねてエントリー。少し緊張気味でしたけどすぐ感覚を取り戻したようでリラックスして潜っていたご様子でした。深度18m近辺には、ゼブラウツボが岩の隙間に顔を突っ込んでいました。

UnderWater photo#1
UnderWater photo#1

タコも急いで自分たちから逃げるように体色を変えながら移動してました。

UnderWater photo#2
UnderWater photo#2

メインの大きな岩が聳え立っている間には、潮通しがいい分大きく立体的なウミウチワが育ちます。

UnderWater photo#3
UnderWater photo#3

突然現れるキツネフエフキの大軍!体色を変え一斉にハンティングモードでした!

UnderWater photo#4
UnderWater photo#4

お昼休憩を挟み、2本目は、同じシミラン諸島7番目の島のサウスオブエデンで潜りました。潜行してすぐ下の水底には、綺麗な珊瑚礁エリアが広がっており潜っていて癒される景観でした。イバラカンザシが美しい珊瑚もあり、通称クリスマスツリーワームという名前がつくほど色彩鮮やかです。

UnderWater photo#5
UnderWater photo#5

変わった色の珊瑚もありました。

UnderWater photo#6
UnderWater photo#6

浅瀬では、太陽の光が差し込み水面近くを見ながら泳いでいたらゲスト様が指さす方向にタイマイが食事中でした。自分の真下にいたので危うく素通りするところでした。教えていただきありがとうございました!ゲスト様とタイマイの2ショット!

UnderWater photo#7
UnderWater photo#7

インド洋固有種の魚たちも紹介させていただきました。黒と白色の体色が特徴で逆さまにすると黒色の頭がピラミッドに見えるカスミチョウチョウウオのインド洋版のブラックピラミッドバタフライフィッシュ。

UnderWater photo#8
UnderWater photo#8

自分は、明日のゲスト様を船上でお迎えすることもあり、母船に残りゲスト様を乗せたスピードボートをお見送りでした。

今回のシミラン諸島日帰りトリップは、晴天にも恵まれコンディション抜群の水中でした!水温が冷たいサーモクラインが時々押し寄せるシーンがありましたけど魚影が濃く大満足でした!ありがとうございました!

またのお越しを是非お待ちしております!

以下ダイブログです。

ダイブログ

ダイブ1
ポイント名  :ウエストオブエデン(シミラン諸島 No.7)
エントリー時間:10:30
ダイブタイム :42分
最大深度   :17.8m
透明度    :20m
水温     :28℃
生物     :キツネフエフキロウニンアジイエローバックフュージュラーキンギョハナダイスカシテンジクダイブルーダッシュフュージュラー(クマザサハナムロ)カスミアジアカヒメジブラックピラミッドバタフライフィッシュアンダマンスウィートリップスアカモンガラインデ ィアンバガボンドバタフライフィッシュインディアンドラゴン、 インディアンダッシラス、 ムスジコショウダイコラーレバタフライフィッシュパウダーブルーサージョンフィッシュゼブラウツボ、ワモンダコ、etc.

ダイブ2
ポイント名  :サウスオブエデン(シミラン諸島No.7)
エントリー時間:12:49
ダイブタイム :43分
最大深度   :18.0m
透明度    :20m
水温     :29℃
生物     :タイマイロウニンアジカスミアジキツネフエフキアンダマンスウィートリップスアンダマンダムゼルイエローバックフュージュラーキンギョハナダイコクテンフグスカシテンジクダイブルーダッシュフュージュラー(クマザサハナムロ)アカヒメジウルマカサゴエヴァンスフェアリーバスレットブラックピラミッドバタフライフィッシュパウダーブルーサージョンフィッシュ、etc.

マンダリンクイーン9号 デラックスクルーズ 10-14.MAR.2024

クルーズ名  :シミラン諸島〜リチェリューロック デラックス クルーズ
クルーズ船  :マンダリンクイーン9号
開催期間   :2024年3月10日 -3月14日
担当スタッフ :リョウタ
お客様人数  :2名様

M/V JOVANNA
M/V JOVANNA

どのポイントもバラクーダ天国!!

2024年3月10-14日の日程で2名のゲスト様と一緒に4泊5日のシミラン諸島、ボン島、タチャイ島、リチェリューロックを周遊するデラックスクルーズに乗船してきました。1日4本、最終日は3本の計15ダイブしてきました。

今回のゲスト様は、お2人とも日本からお越しでした。20:00頃にカオラックの港でゲスト様と合流し、チェックインを済ませ夕食の時間。そして、夜22:00頃にシミラン諸島9番目の島に向け出港しました。

朝目を覚ますとシミラン諸島に着いていました。コンディションの方は、水面から水底がはっきりとわかるほどの透明度抜群の海!波も全くなく船上は快適に過ごせました。新月周りで潮は比較的強めでした。

1・2・3本目は、シミラン諸島9番目の島周りで潜りました。潮が強く流れるポイントなのでとても大きなウミウチワやイソバナが立体的に育ちます。ソフトコーラルも色彩鮮やかで潜っていて癒されます!

Underwater photo#1
Underwater photo#1
Underwater photo#2
Underwater photo#2

タイマイが水面に息継ぎしに行ったので降りてきそうなエリアを予想して少し待機していると自分達の方にやってきてくれました!ゲスト様との2ショットも完璧!

Underwater photo#3
Underwater photo#3

流れが少しあったので流されながら安全停止をしていると、奥の方に黒い塊の影が。。近づいていくとブラックフィンバラクーダの群れが水面近くに群れていました!1個体1個体のサイズが大きく大迫力でした。

Underwater photo#4
Underwater photo#4

スナックタイムの後に、シミラン諸島8番目の島に上陸してきました!サンセット前の時間帯ということもありビーチも貸切!ド干潮だったのでかなり潮が引いていましたけどいつもとまた変わった風景を眺めることができました!

セイルロックに上陸してきました!
セイルロックから夕日を一望!

4本目は、シミラン諸島8番目の島のドナルドダックベイでナイトダイビング。日没前にエントリーしました。薄暗い水中には、クマザサハナムロが激しく動き回っていました。ナイトならではの甲殻類系のエビやカニをじっくり観察。マクロダイビングに切り替え、時間いっぱい堪能しました。浅瀬には、臆病ですぐ穴に隠れてしまうクビアカハゼ。やはり夜だと少し体色が薄い感じがしますね。

Underwater photo#5
Underwater photo#5

小さい隙間から顔を出してこっちを見るマツバギンポ!

Underwater photo#6
Underwater photo#6

そして、いつもついつい写真を撮ってしまう生物。岩陰に逆さまに張り付いているストライプヘッドドワーフゴビーなども紹介させていただきました。

Underwater photo#7
Underwater photo#7

シミラン諸島をあとにして北上していきます!

2日目は、ボン島のウエストリッジで2本潜りました。通称「滝つぼ」からのエントリー。雰囲気がガラリと変わりワイドの魚影が濃くなっていきます。そして、シミラン諸島にも劣らない透明度抜群の水中!浅瀬のエリアには、色彩鮮やかなインド洋固有種の生物たちもたくさん。青い水中とのコントラストは動画や写真におさめるとほんとに綺麗!ボン島ではよく見ることができるモルディブスポンジスネイルやカスミチョウチョウウオのインド洋版のブラックピラミッドバタフライフィッシュの群れなどもここならでは!

Underwater photo#8
Underwater photo#8
Underwater photo#9
Underwater photo#9
Underwater photo#10
Underwater photo#10

中層には、サイズの大きなイソマグロも優雅に泳いでいました。

Underwater photo#11
Underwater photo#11

リッジのあたりには、潮が強めに流れており先端までいくことができず岩の壁際まで引き返すことに。その途中にブラックフィンバラクーダの大きな群れを見ることができました!

Underwater photo#12
Underwater photo#12

さらに北上していきます!

3・4本目は、タチャイ島のタチャイピナクルで潜りました。潮止まり後ということで流れはほぼない状況でした。泳ぎやすい分魚たちが散らばっていないか心配でしたが潜行して早々またしても今回のトリップで1番大きなブラックフィンバラクーダの群れがお出迎え!大興奮でした!太陽の光が透明度抜群の水中に差し込みツバメウオの群れも映えますね!

Underwater photo#13
Underwater photo#13
Underwater photo#14
Underwater photo#14

いつもの岩の隙間には、ゴシキエビがびっしり!

Underwater photo#15
Underwater photo#15

深場には、イエローバックフュージュラーやブルーダッシュフュージュラーがカスミアジやロウニンアジから逃げ惑っていたり、イエローマスクドサージョンフィッシュが群れていたりとワイドを楽しんでいましたが、この後にとてつもないサーモクラインが押し寄せてきて水温をチェックしたら4℃も下がり25℃になりました。でもすぐに引いていき元通りの水中に戻りました。

Underwater photo#16
Underwater photo#16
Underwater photo#17
Underwater photo#17

さらに大移動していきます!

3日目は、今回のハイライトでもあるリチェリューロックで3本!根を覆い被さるほどの量の小魚たち。前が見えなくなるくらいの数でした。中層には、ツバメウオの群れを数多くのダイバー達が取り囲むシーンなんかも。透明度も流れもちょうど良く潜りやすいコンディションでした!潮が1番当たる根までいくと、その奥にはとてつもない数のギンガメアジの大群が!圧巻の光景でゲスト様も大喜び!

Underwater photo#18
Underwater photo#18
Underwater photo#19
Underwater photo#19
Underwater photo#20
Underwater photo#20

そして、やってきました~!根を周遊する大所帯!キツネフエフキを中心にロウニンアジやカスミアジ、ツムブリ、ホシカイワリ、アンダマンアジの大集団!ゲスト様は、初めて見る光景で驚きが隠せない様子でした。

Underwater photo#21
Underwater photo#21

インド洋固有種のトマトアネモネフィッシュなども紹介させていただきました。

Underwater photo#22
Underwater photo#22

マクロも豊富なリチェリューロック!フリソデエビやニシキフウライウオ、根のトップあたりの浅いエリアには、カエルアンコウも戻ってきてました!

Underwater photo#23
Underwater photo#23
Underwater photo#24
Underwater photo#24
Underwater photo#25
Underwater photo#25

今回もワイド・マクロともに楽しい楽しいリチェリューロック3本でした!

その後は、風が強くなり始め波が高くなる予報でしたのでスリン諸島に向け移動しました!

4本目は、スリン諸島のアオパッカードで潜りました。綺麗な珊瑚礁エリアが広がるポイントでまったりダイビング。ここではゲスト様と相談しマクロダイビング一択に切り替え。砂地には、大きなトラフシャコが身を潜めていました。

Underwater photo#26
Underwater photo#26

イシガキカエルウオに似ているインド洋版のルボックスブレニー!

Underwater photo#27
Underwater photo#27

探せば探すほどたくさんの種類のウミウシがいるのもここのポイントの特徴。よく見る個体だが名前が覚えにくい、ゴニオブランクス・ゲミノス!

Underwater photo#28
Underwater photo#28

そして、久しぶりの登場。アデヤカミノウミウシ!

Underwater photo#29
Underwater photo#29

気がつけばあっという間の50分でした。安全停止を済ませて水面に浮上すると、潜行した場所と全く変わらないあたりで上がっていました。笑

夕食の時間とともに、タチャイ島に向け移動しました!

最終日の1本目は、タチャイ島のタチャイピナクルで潜りました。潮が強めに流れていたのであまり根から離れずドームのあたりで潜ることにしました。中層を激しく動き回るブルーダッシュフュージュラーやイエローバックフュージュラーたち。その近くをロウニンアジやイソマグロが行ったり来たり!目の前まで来るシーンが何度もあり大迫力でした!遠くの方には、ブラックフィンバラクーダの群れが!ウミウチワやイソバナ、ソフトコーラルも鮮やかで綺麗な光景でした!

Underwater photo#30
Underwater photo#30
Underwater photo#31
Underwater photo#31

2本目は、ボン島に移動して、ウエストリッジで潜りました。リッジのエリアでは、とてつもない流れが生じておりすぐ引き返すことにしました。その後に、サーモクラインが押し寄せてきて浅瀬に避難しました。水中環境から逃げ惑うダイビングでした。今回のゲスト様は、ここで400本記念ダイブ!!安全停止中に記念写真!

Underwater photo#32
Underwater photo#32

3本目ラストダイブは、カオラック沖のブンスンレックで潜りました。透明度もあまり期待できないこともありここでもゲスト様と相談して、群れを一切無視し、マクロダイブに切り替えることにしました。そしたらなんと、潜行して水底の沈船がはっきりと見えるほど透明度抜群の水中!驚きでした!今回は、ハゼをメインで撮りたいとの要望でしたので砂地エリアを捜索。ブラックシュリンプゴビーは、いたるところにたくさんいました。

Underwater photo#33
Underwater photo#33

メタリックシュリンプゴビーも探せばたくさん!ヒレを大きく広げた時を撮りたかった~

Underwater photo#34
Underwater photo#34

黄色の体色が目立つギンガハゼにすごく似ているが第1背鰭が丸くないのが特徴のフタホシタカノハハゼ。

Underwater photo#35
Underwater photo#35

モヨウモンガラドオシもいました~!

Underwater photo#36
Underwater photo#36

ウミウシもたくさんいます。ブンスンレックといったらフジナミウミウシの宝庫!

Underwater photo#37

キイロウミウシも紹介させていただきました。

Underwater photo#38
Underwater photo#38

今回のデラックスクルーズでは、コンディション抜群の海況!そして、どこ潜っても透明度が高く癒されました。魚影の濃いワイドからマクロまで充実したトリップでした!ありがとうございました!

最後にみんなで集合写真!!
最後にみんなで集合写真!!

是非また一緒に潜れる日を楽しみにしてお待ちしております!

以下ダイブログです。

ダイブログ

ダイブ1
ポイント名  :スリーツリーズ(シミラン諸島 No.9)
エントリー時間:7:47
ダイブタイム :44分
最大深度   :23.6m
透明度    :20m
水温     :28℃
生物     :ヨスジフエダイホウセキキントキキツネフエフキスカシテンジクダイ、  アカヒメジアオヤガラアカモンガライエローバックフュージュラーインデ ィアンバガボンドバタフライフィッシュインディアンドラゴン、 インディアンダッシラス、 インディアンバナーフィッシュ、 ムスジコショウダイウミシダ、 ウミトサカ、 ウミウチワオニヒトデカクレクマノミカスミアジキンギョハナダイキンセンフエダイコラーレバタフライフィッシュパウダーブルーサージョンフィッシュチンアナゴ(ガーデンイール)、 モンハナシャコオーロラパートナーゴビー、etc.

ダイブ2
ポイント名  :クリ スマスポイント(シミラン諸島 No.9)
エントリー時間:11:33
ダイブタイム :42分
最大深度   :21.7m
透明度    :20m
水温     :28℃
生物     :イエローバンドフュージュラー、 イエローダッシュフュージュラーイバラカンザシモヨウフグ、 インディアンドラゴンカクレクマノミカスミアジキツネフエフキキンセンフエダイブルーダッシュフュージュラー(クマザサハナムロ)ゴマモンガラドクウツボ、 コラーレバタフライフィッシュジャバラビットフィッシュスカシテンジクダイ、 パウダーブルーサージョンフィッシュシテンヤッコ、 ムスジコショウダイユカタハタカスミアジロウニンアジウミトサカウミウチワ、etc.

ダイブ3
ポイント名  :ノースポイント(シミラン諸島 No.9)
エントリー時間:15:06
ダイブタイム :49分
最大深度   :24.6m
透明度    :20m
水温     :28℃
生物     :ホワイトチップシャーク 、タイマイブラックフィンバラクーダイソマグロロウニンアジスカシテンジクダイアカヒメジアオヤガラアカモンガライエローバックフュージュラーカスミアジキンギョハナダイブルーダッシュフュージュラー(クマザサハナムロ)スカンクアネモネフィッシュパウダーブルーサージョンフィッシュロブスタータテジマキンチャクダイモヨウフグウミトサカウミウチワ、etc.

ダイブ4
ポイント名  :ドナルドダックベイ(シミラン諸島 No.8)
エントリー時間:18:32
ダイブタイム :39分
最大深度   :14.3m
透明度    :− m
水温     :29℃
生物     : ウルマカサゴハナダイギンポヒトヅラハリセンボンスザクサラサエビソリハシコモンエビカクレクマノミクマノミ 、ブルーダッシュフュージュラー(クマザサハナムロ)アカヒメジスカシテンジクダイ、 スカンクアネモネフィッシュ、アオリイカ、クビアカハゼ、マツバギンポ、ストライプヘッドドワーフゴビー、etc…

ダイブ5
ポイント名  :ウエストリッジ(ボン島)
エントリー時間:7:44
ダイブタイム :42分
最大深度   :22.3m
透明度    :15m
水温     :28℃
生物     :ブラックフィンバラクーダツバメウオロウニンアジスカシテンジクダイアカヒメジアオヤガラアカモンガライソマグロイエローバックフュージュラーインデ ィアンバガボンドバタフライフィッシュインディアンドラゴン、 インディアンダッシラスイロブダイ、 イバラカンザシ、  ムスジコショウダイカスミアジキツネフエフキキンギョハナダイキンセンフエダイクロコショウダイゴマモンガラ、 コクテンフグコラーレバタフライフィッシュモヨウフグスカンクアネモネフィッシュドクウツボブラックピラミッドバタフライフィッシュルナーフュージュラー(ハナタカサゴ)モルディブスポンジスネイル、etc.

ダイブ6
ポイント名  :ウエストリッジ(ボン島)
エントリー時間:10:58
ダイブタイム :43分
最大深度   :25.8m
透明度    :20m
水温     :29℃
生物     :ブラックフィンバラクーダロウニンアジツバメウオスカシテンジクダイアカヒメジアオヤガラアカモンガライソマグロイエローバックフュージュラーインデ ィアンバガボンドバタフライフィッシュインディアンドラゴン、 インディアンダッシラスイロブダイ、 イバラカンザシ、  ムスジコショウダイカスミアジキツネフエフキキンギョハナダイキンセンフエダイクロコショウダイゴマモンガラ、 コクテンフグコラーレバタフライフィッシュモヨウフグスカンクアネモネフィッシュドクウツボヘラヤガラブラックピラミッドバタフライフィッシュルナーフュージュラー(ハナタカサゴ)、ワモンダコ、etc.

ダイブ7
ポイント名  :タチャイピナクル(タチャイ島)
エントリー時間:14:36
ダイブタイム :42分
最大深度   :20.5m
透明度    :20m
水温     :27℃
生物     :ブラックフィンバラクーダイソマグロスカシテンジクダイイエローバックフュージュラー、 イエローダッシュフュージュラー、 カクレクマノミカスミアジキンセンフエダイブルーダッシュフュージュラー(クマザサハナムロ)コラーレバタフライフィッシュツムブリツバメウオ、 パウダーブルーサージョンフィッシュルナーフュージュラー(ハナタカサゴ)ホウセキキントキホンソメワケベラ、 ユカタハタロウニンアジゴシキエビギンガメアジクロコショウダイ、イエローマスクドサージョンフィッシュ、ウミトサカウミウチワ、etc..

ダイブ8
ポイント名  :タチャイピナクル(タチャイ島)
エントリー時間:16:49
ダイブタイム :43分
最大深度   :20.8m
透明度    :20m
水温     :27℃
生物     :ブラックフィンバラクーダイソマグロスカシテンジクダイイエローバックフュージュラー、 イエローダッシュフュージュラー、 カクレクマノミカスミアジキンセンフエダイブルーダッシュフュージュラー(クマザサハナムロ)コラーレバタフライフィッシュツムブリツバメウオ、 パウダーブルーサージョンフィッシュルナーフュージュラー(ハナタカサゴ)ホウセキキントキホンソメワケベラ、 ユカタハタロウニンアジゴシキエビギンガメアジクロコショウダイ、イエローマスクドサージョンフィッシュ、ウミトサカウミウチワ、etc..

ダイブ9
ポイント名  :リチェリューロック
エントリー時間:7:33
ダイブタイム :42分
最大深度   :26.1m
透明度    :20m
水温     :28℃
生物     :スカシテンジクダイギンガメアジ、イトヒキアジ、イエローバンドフュージュラーキツネフエフキ、 インディアンドラゴンカクレクマノミカスミアジキンセンフエダイ、ホソフエダイ、ブルーダッシュフュージュラー(クマザサハナムロ)コラーレバタフライフィッシュジャバラビットフィッシュジェイアントフュージュラーピックハンドルバラクーダ(イエローフィンバラクーダ)ツバメウオルナーフュージュラー(ハナタカサゴ)ブラックフィンバラクーダ、 ミナミハコフグムスジコショウダイユカタハタロウニンアジツムブリ、アンダマンアジ、ホシカイワリ、シェベロンバラクーダ、トマトアネモネフィッシュ、etc.

ダイブ10
ポイント名  :リチェリューロック
エントリー時間:10:58
ダイブタイム :40分
最大深度   :24.7m
透明度    :20m
水温     :27℃
生物     :スカシテンジクダイギンガメアジ、イトヒキアジ、イエローバンドフュージュラーキツネフエフキ、 インディアンドラゴンカクレクマノミカスミアジキンセンフエダイ、ホソフエダイ、ブルーダッシュフュージュラー(クマザサハナムロ)コラーレバタフライフィッシュジャバラビットフィッシュジェイアントフュージュラーピックハンドルバラクーダ(イエローフィンバラクーダ)ツバメウオルナーフュージュラー(ハナタカサゴ)ブラックフィンバラクーダムスジコショウダイユカタハタロウニンアジツムブリ、アンダマンアジ、ホシカイワリ、シェベロンバラクーダ、トマトアネモネフィッシュニシキフウライウオ(ゴーストパイプフィッシュ)フリソデエビオオモンカエルアンコウ、etc.

ダイブ11
ポイント名  :リチェリューロック
エントリー時間:14:19
ダイブタイム :49分
最大深度   :18.5m
透明度    :20m
水温     :29℃
生物     :スカシテンジクダイギンガメアジ、イトヒキアジ、イエローバンドフュージュラーキツネフエフキ、 インディアンドラゴンカクレクマノミカスミアジキンセンフエダイ、ホソフエダイ、ブルーダッシュフュージュラー(クマザサハナムロ)コラーレバタフライフィッシュジャバラビットフィッシュジェイアントフュージュラーピックハンドルバラクーダ(イエローフィンバラクーダ)ツバメウオルナーフュージュラー(ハナタカサゴ)ムスジコショウダイユカタハタロウニンアジツムブリ、アンダマンアジ、ホシカイワリ、シェベロンバラクーダ、etc.

ダイブ12
ポイント名  :アオパカード(スリン諸島)
エントリー時間:17:36
ダイブタイム :51分
最大深度   :18.3m
透明度    :10m
水温     :26℃
生物     :ヤマブキスズメダイ、 ローランドダムゼルキンギョハナダイインディアンダッシラスコラーレバタフライフィッシュカクレクマノミインディアンバナーフィッシュムスジコショウダイスカンクアネモネフィッシュパウダーブルーサージョンフィッシュミツボシクロスズメダイイエローバックフュージュラーエヴァンスフェアリーバスレットインディアンバナーフィッシュブラックピラミッドバタフライフィッシュヤッコエイスパゲティーイールルボックスブレニーオーロラパートナーゴビー、トラフシャコ、ゴニオブランクス・ゲミノス、アデヤカミノウミウシ、etc…

ダイブ13
ポイント名  :タチャイピナクル(タチャイ島)
エントリー時間:7:29
ダイブタイム :40分
最大深度   :24.8m
透明度    :20m
水温     :27℃
生物     :ブラックフィンバラクーダイソマグロスカシテンジクダイイエローバックフュージュラー、 イエローダッシュフュージュラー、 カクレクマノミカスミアジキンセンフエダイブルーダッシュフュージュラー(クマザサハナムロ)コラーレバタフライフィッシュツムブリツバメウオ、 パウダーブルーサージョンフィッシュルナーフュージュラー(ハナタカサゴ)ホウセキキントキホンソメワケベラ、 ユカタハタロウニンアジゴシキエビギンガメアジクロコショウダイ、イエローマスクドサージョンフィッシュ、ウミトサカウミウチワ、etc..

ダイブ14
ポイント名  :ウエストリッジ(ボン島)
エントリー時間:10:43
ダイブタイム :46分
最大深度   :26.5m
透明度    :15m
水温     :27℃
生物     :ブラックフィンバラクーダロウニンアジツバメウオスカシテンジクダイアカヒメジアカモンガライソマグロイエローバックフュージュラーインデ ィアンバガボンドバタフライフィッシュインディアンドラゴン、 インディアンダッシラスイロブダイ、 イバラカンザシ、  ムスジコショウダイカスミアジキツネフエフキキンギョハナダイキンセンフエダイクロコショウダイゴマモンガラ、 コクテンフグコラーレバタフライフィッシュモヨウフグスカンクアネモネフィッシュドクウツボヘラヤガラブラックピラミッドバタフライフィッシュルナーフュージュラー(ハナタカサゴ)、etc.

ダイブ15
ポイント名  :ブンスンレック
エントリー時間:15:12
ダイブタイム :56分
最大深度   :19.2m
透明度    :15m
水温     :29℃
生物     :タテジマキンチャクダイ、ホースアイジャック、ニセクロホシフエダイ、ヨスジフエダイ、イトヒキアジ、キンセンフエダイカスミアジモヨウフグケショウフグネズミフグヒトヅラハリセンボンコブシメネッタイミノカサゴハナミノカサゴハニーカムモレイヤッコエイスザクサラサエビウルマカサゴサツマカサゴオーロラパートナーゴビー、ブラックシュリンプゴビー、メタリックシュリンプゴビー、フタホシタカノハハゼ、モヨウモンガラドオシ、フジナミウミウシ、キイロウミウシ、etc.

サワディーファーサイ号 デラックスクルーズ 1-5.MAR.2024

クルーズ名  :シミラン諸島〜リチェリューロック デラックス クルーズ
クルーズ船  :サワディーファーサイ号
開催期間   :2024年3月1日 -3月5日
担当スタッフ :マコ
お客様人数  :4名様

魚影、海況共に絶好調!!

2024年3月1日から1日までの4泊5日の日程で、4名のゲストとシミラン諸島、ボン島、タチャイ島、スリン諸島、リチェリューロックを巡るデラックスクルーズに乗船してきました。1日4本、最終日は2本の4日間で合計14本潜ってきました!

今回のゲスト様は、コロナ前から度々お越しいただいているリピーターの3名様と最近アドバンスを取得してシミラン初挑戦の男性1名様。

シミラン諸島のコンディションは、快晴で波もなく透明度抜群!潜っててとても気持ち良い海況でした!「サワディーファーサイ号」全長36mの大型船。全くと言っていいほど揺れを感じませんでした。

1本目は、シミラン諸島4番目の島のプリンセスベイで潜りました。チェックダイブを兼ねてエントリー!新しいウェットのゲストは少々潜行に苦労しましたが、後半は遠くまで見渡せる砂地をリラックスして泳ぐことができました。砂地からひょっこり顔を出すジョーフィッシュや大きなみのカサゴもゆっくり観察できました。
2本目は、シミラン諸島7番のウェストオブエデン。透明度は抜群で流れは中程度。深場のクジャクベラや中層に群れるブラックピラビッドバタフライフィッシュなどを観察しながら、流れに乗って北上。最後は北端のチャネルを高速ドリフトしながら安全停止。島陰の穏やかな場所で浮上しました!
3本目は、シミラン諸島7番目と8番目の間にあるポイント、エレファントヘッドロック。まずはハナヒゲウツボなど深場の生物を観察。スイムスルーを抜けて浅場に移動すると思いのほか潮がキツく、潮上に出るのは断念。イエローバックフュージュラーやブルーダッシュフュージュラーにカスミアジアジがアタックしていました。
8番目の島に上陸し、セイルロックから絶景を眺めた後の4本目は、同じく8番目の島のタートルロックでナイトダイブ!コブシメやさまざまな甲殻類をじっくり観察!絨毯のようにふわふわのイソギンチャクの上ではクマノミのカップルが寝ていました!
夜はゲストにお持ちいただいた焼酎で乾杯!心地よく酔ってぐっすり眠りました。

2日目の1本目は、シミラン諸島9番目の島のクリスマスポイントで早朝ダイブ。流れが強く水底を這うように岩陰を縫って移動し、なんとか深場のスイムスルーへ。ホワイトチップシャークを狙いましたが残念ながら現れず、後半は潮で削られた独特な形の岩の間を縫って浅場へ移動。カスミアジやロウニンアジが捕食の機会を狙っていました!2本目は、隣のノースポイントへ。潮は収まり透明度は抜群。チャンスとばかりに沖合の離れ根まで遠征しました。移動中に深場を泳ぐホワイトチップを発見、離れ根の上でも大きなホワイトチップがお出迎えしてくれました。安全停止中にはカメも現れ、大満足の一本でした。船はシミラン諸島を後にしてボン島まで北上。3本目はウエストリッジで潜りました。潮はマイルド。リッジの際を通って先端まで行くと深場の根に顔が黒い見たことのない魚の大群を発見。近寄ってみると婚姻色で顔だけ真っ黒に染まったニジハギの群れでした!後半は潮に乗って北へドリフト。安全停止直前には、遠目でしたがブラックフィンバラクーダの大群を見ることができました。
4本目はタチャイ島に移動して、タチャイピナクルで潜りました。再び潮が強くなり潜降ラインを掴んで水底まで到達。岩の影を縫いながら頑張って潮が身に出るとギンガメあじのトルネードがお出迎え!すぐ近くには100匹ほどのキツネフエフキも群れていました。

3日目1本目は、スリン諸島のトリンラピナクルで早朝ダイブ。エントリー直後に中層をふわふわ泳ぐ大きなカンムリブダイを発見、刺激しないように止まって見ていると、ゆっくりと沖へ消えていきました!深場では、このポイントにたくさんいるツノザヤウミウシ?も観察。最後に根の浅場で安全停止をしていると、表層近くをサバヒー大群が勢いよく通過。その数500〜600匹?カコイチの数でした!
その後は船はクルーズのハイライト「リチェリューロック」へ移動して3本潜りました。潜降直後にロウニンアジが狂ったように小魚を捕食しているシーンに遭遇。透明度が良く大迫力!根の突端に出るとギンガメアジの群れがきれいなトルネードを巻いていました。しばし並走してから、深度を下げると特大サイズのピックハンドルバラクーダがクリーニング中。そこへシェベロンバラクーダの群れがやってきて魚だらけにw。周りにはダイバーが少なく、ゆっくり満喫できました。浅場に移動してトマトクマノミやフリソデエビなどのマクロ生物を紹介していると、捕食モードのマダラ模様に体色を変えたキツネフエフキ、カスミアジ、コガネシマアジ、ツムブリ、ロウニンアジ、アンダマンアジなどなど、大型の魚がミックスされた超大群がこちらを気に求めずに通過していきました。こんな感じで魚まみれの3ダイブ、ゲストも大満足でした!

最終日はボン島で2ダイブ、ここまで超大物は出ておらず、最後の望みをかけて、ウェストリッジとコボンベイで潜りました。残念ながら結果はハズレ!それでも、抜群の透明度の中、元気に泳ぐロウニンアジやイソマグロ、浅場のサンゴの群生などとても気持ちの良いダイビングが楽しめました。

このところシミラン海域は、コンディション絶好調!このままシーズン終了まで続いてほしいものです!ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!

またのお越しを是非お待ちしております!

以下ダイブログです。

ダイブログ

ダイブ1
ポイント名  :プリンセスベイ(シミラン諸島 No.4)
エントリー時間:8:09
ダイブタイム :45分
最大深度   :23.7m
透明度    :25m
水温     :28℃
生物     :ブルーダッシュフュージュラー(クマザサハナムロ)エヴァンスフェアリーバスレットカクレクマノミクマノミ 、アカヒメジチンアナゴ(ガーデンイール)、スカシテンジクダイパウダーブルーサージョンフィッシュヤッコエイホウセキキントキヨスジフエダイコクテンフグモヨウフグインディアンドラゴン、 インディアンダッシラスノコギリダイコラーレバタフライフィッシュ、etc…

ダイブ2
ポイント名  :ウエストオブエデン(シミラン諸島 No.7)
エントリー時間:11:28
ダイブタイム :50分
最大深度   :28.5m
透明度    :25m
水温     :28℃
生物     :マッコスカーズドワーフラスウミウチワイソマグロキツネフエフキロウニンアジイエローバックフュージュラーキンギョハナダイコクテンフグスカシテンジクダイブルーダッシュフュージュラー(クマザサハナムロ)カスミアジアカヒメジブラックピラミッドバタフライフィッシュネズミフグエヴァンスフェアリーバスレット、etc.

ダイブ3
ポイント名  :エレファントヘッドロック(シミラン諸島 No.8)
エントリー時間:14:32
ダイブタイム :49分
最大深度   :25.3m
透明度    :20m
水温     :28℃
生物     :ハナヒゲウツボイソマグロスカシテンジクダイヤマブキスズメダイブルーダッシュフュージュラー(クマザサハナムロ)イエローバックフュージュラーイエローダッシュフュージュラーカスミアジロウニンアジアカヒメジスカンクアネモネフィッシュ、 ゴマモンガラムスジコショウダイハナダイギンポキンギョハナダイ、 オニカマス、etc…

ダイブ4
ポイント名  :タートルロック(シミラン諸島 No.8)
エントリー時間:19:01
ダイブタイム :51分
最大深度   :19.6m
透明度    :ーm
水温     :29℃
生物     :コブシメアオヤガラアカモンガライエローバックフュージュラーインデ ィアンバガボンドバタフライフィッシュインディアンドラゴン、 インディアンダッシラス、  ムスジコショウダイカクレクマノミブルーダッシュフュージュラー(クマザサハナムロ)ゴマモンガラ、 コクテンフグスカンクアネモネフィッシュドクウツボパウダーブルーサージョンフィッシュ、etc.

ダイブ5
ポイント名  :クリスマスポイント(シミラン諸島 No.9)
エントリー時間:6:58
ダイブタイム :47分
最大深度   :27.1m
透明度    :30m
水温     :29℃
生物     :ロウニンアジツノダシシテンヤッコアンダマンスウィートリップスイエローバンドフュージュラー、 イエローダッシュフュージュラーモヨウフグ、 インディアンドラゴンカクレクマノミカスミアジキツネフエフキブルーダッシュフュージュラー(クマザサハナムロ)ゴマモンガラドクウツボ、 コラーレバタフライフィッシュジャバラビットフィッシュスカシテンジクダイ、 パウダーブルーサージョンフィッシュ、 ムスジコショウダイユカタハタ、etc.

ダイブ6
ポイント名  :ノースポイント(シミラン諸島 No.9)
エントリー時間:10:28
ダイブタイム :46分
最大深度   :29m
透明度    :30m
水温     :29℃
生物     :ホワイトチップシャーク 、イソマグロ、 タイマイアンダマンスウィートリップスイケカツオロウニンアジスカシテンジクダイアカヒメジアオヤガラアカモンガライエローバックフュージュラーカスミアジキンギョハナダイブルーダッシュフュージュラー(クマザサハナムロ)スカンクアネモネフィッシュパウダーブルーサージョンフィッシュヘラヤガラロブスターモヨウフグ、etc.

ダイブ7
ポイント名  :ウエストリッジ(ボン島)
エントリー時間:14:00
ダイブタイム :45分
最大深度   :27.8m
透明度    :30m
水温     :28℃
生物     : ニジハギ、シマウミヘビスカシテンジクダイアカヒメジアオヤガラアンダマンミミックファイルフィッシュアカモンガライエローバックフュージュラーイロブダイ、 イバラカンザシ、  ムスジコショウダイオニヒトデカクレクマノミカスミアジキンギョハナダイゴマモンガラ、 コクテンフグスカンクアネモネフィッシュスカシテンジクダイタテジマキンチャクダイドクウツボパウダーブルーサージョンフィッシュブラックピラミッドバタフライフィッシュモヨウフグ、 ユカタハタ、etc.

ダイブ8
ポイント名  :タチャイピナクル(タチャイ島)
エントリー時間:17:04
ダイブタイム :46分
最大深度   :24m
透明度    :25m
水温     :29℃
生物     :ギンガメアジ、 イソマグロキツネフエフキゴシキエビイエローバックフュージュラールナーフュージュラー(ハナタカサゴ)ブルーダッシュフュージュラー(クマザサハナムロ)カスミアジツバメウオロウニンアジ、 スカシテンジクダイキンセンフエダイインディアンバガボンドバタフライフィッシュムレハタタテダイ、etc…

ダイブ9
ポイント名  :トリンラピナクル(スリン諸島)
エントリー時間:6:56
ダイブタイム :51分
最大深度   :27.5m
透明度    :20m
水温     :28℃
生物     :カンムリブダイスパゲティーイールマダカスカルバタフライフィッシュアンダマンフォックスフェースアンダマンスウィートリップスインディアンダッシラスインディアンバナーフィッシュコホシカニダマシヤマブキスズメダイコラーレバタフライフィッシュ、 スカシテンジクダイアオヤガライエローバンドフュージュラー、 インディアンドラゴンカクレクマノミカスミアジキンセンフエダイブルーダッシュフュージュラー(クマザサハナムロ)ゴマモンガラ、 コラーレバタフライフィッシュ、 パウダーブルーサージョンフィッシュ、 ムスジコショウダイユカタハタ、etc.

ダイブ10
ポイント名  :リチェリューロック
エントリー時間:10:20
ダイブタイム :46分
最大深度   :27.1m
透明度    :20m
水温     :27℃
生物     :フリソデエビキツネフエフキツムブリイエローバンドフュージュラーロウニンアジギンガメアジトマトアネモネフィッシュユカタハタイエローダッシュフュージュラーネッタイミノカサゴ、ホソフエダイ、ミナミハコフグウルマカサゴピックハンドルバラクーダ(イエローフィンバラクーダ)、  カスミアジスカシテンジクダイ、 ヨスジフエダイキンセンフエダイスザクサラサエビハナミノカサゴブラックフィンバラクーダツバメウオ、etc…

ダイブ11
ポイント名  :リチェリューロック
エントリー時間:13:53
ダイブタイム :44分
最大深度   :27.3m
透明度    :15m
水温     :28℃
生物     :キツネフエフキツムブリイエローバンドフュージュラーロウニンアジギンガメアジユカタハタイエローダッシュフュージュラーネッタイミノカサゴミナミハコフグウルマカサゴピックハンドルバラクーダ(イエローフィンバラクーダ)、  カスミアジスカシテンジクダイ、 ヨスジフエダイキンセンフエダイスザクサラサエビハナミノカサゴブラックフィンバラクーダツバメウオ、etc…

ダイブ12
ポイント名  :リチェリューロック
エントリー時間:16:50
ダイブタイム :50分
最大深度   :24.1m
透明度    :15m
水温     :29℃
生物     :ツムブリキツネフエフキイエローバンドフュージュラーロウニンアジギンガメアジトマトアネモネフィッシュユカタハタイエローダッシュフュージュラーネッタイミノカサゴ、ホソフエダイ、ミナミハコフグウルマカサゴピックハンドルバラクーダ(イエローフィンバラクーダ)、 カスミアジスカシテンジクダイ、 ヨスジフエダイキンセンフエダイスザクサラサエビハナミノカサゴブラックフィンバラクーダツバメウオフリソデエビ、アンダマンアジ、etc…

ダイブ13
ポイント名  :ウェストリッジ(ボン島)
エントリー時間:6:54
ダイブタイム :49分
最大深度   :29.3m
透明度    :25m
水温     :28℃
生物     :イエローバックフュージュラールナーフュージュラー(ハナタカサゴ)スカンクアネモネフィッシュカスミアジブルーダッシュフュージュラー(クマザサハナムロ)、 モヨウフグ、 アオヤガラヘラヤガラスカシテンジクダイシマウミヘビコラーレバタフライフィッシュツバメウオロウニンアジ、 キンセンフエダイインディアンバガボンドバタフライフィッシュ、etc…

ダイブ14
ポイント名  :コボンベイ(ボン島)
エントリー時間:10:23
ダイブタイム :53分
最大深度   :28.8m
透明度    :25m
水温     :28℃
生物     :タテジマキンチャクダイ、ホースアイジャック、ニセクロホシフエダイ、クロホシフエダイ、ヨスジフエダイ、イトヒキアジ、キンセンフエダイカスミアジモヨウフグケショウフグネズミフグヒトヅラハリセンボンコブシメネッタイミノカサゴハナミノカサゴハニーカムモレイヤッコエイスザクサラサエビウルマカサゴサツマカサゴ、etc.