2023-24 年越しチャータークルーズ 29.DEC.2023 – 2.JAN.2024

クルーズ名　　：2023-24年越しチャータークルーズ
クルーズ船　　：サワディーファーサイ号
開催期間　　　：２０２３年１２月２９日 – ２０２４年１月２日
担当スタッフ　：マコ、ジュナ、アヤコ、チャーリー、マーク、キッス、フレッド、ミッシー、マリ
お客様人数　　：２８名様

明けましておめでとうございます。
本年度もほうぼう屋をよろしくお願いします(^ ^)

可愛い小魚ちゃん達♡＠Princess Bay — 透明度抜群！＠China Wall

毎年恒例！年越しチャータークルーズ！

2023年12月29-2024年1月2日の4泊5日の日程で28名のお客様と一緒に、年末年始恒例の、年越しチャータークルーズに行ってきました！1日4本、最終日は２本の合計１４本潜ってきました(^ ^)/
２０代から７０代まで幅広い年齢層のお客様と、賑やかな５日間を過ごさせていただきました。

ゲスト様とは港で合流し、到着された方からクルーズへ乗船です。書類記入の後、お部屋チェックインができます。皆様の乗船が確認できたら、ボートブリーフィングを聞きながら、夜ご飯（軽食）をいただきます。夜のうちに船を走らせて、シミラン諸島へ向かいます。

１日目は、
– プリンセスベイ（シミラン諸島No４）
– チャイナウォール（シミラン諸島No４）
– エレファントヘットロック（シミラン諸島No７−８）
– タートルロック（シミラン諸島No８）（ナイトダイブ）
の４ダイブ〜

１本目はシミラン諸島No４のポイントからスタート！
経験本数が少ないダイバーの方でもゆっくり思い出しながらダイビングできる、穏やかなポイントです。浅場は珊瑚エリアが広がっていて、そこからスロープ状に水深が下がり、深くなるにつれて砂地へと変化します。この日は透明度も良く、船の上から水底が見えるほどで、”シミランブルー”な海でした。サンゴの周りに群れるスカシテンジクダイがキラキラ輝いていて、それらを狙いに集まるアジの群れ、岩の隙間には大きなウツボやエイが潜んでいました。

2本目は、シミラン諸島４番の南にある地形ポイントへ！
なんと、朝イチにここのポイントに入ったダイバーより、ジンベエ情報が入ったので急いで向かいました！結果はニアミスで会えませんでしたが、フュジュラー系の群れやキツネフエフキとカスミアジの群れ、タコのカップリングシーンを観察することができました。

３本目は、シミラン諸島を代表する巨岩の地形ポイント、エレファントヘッドロックへ！
流れが強く、アップカレントが入っているところもあり、泳ぐのに苦戦したチームもありましたが、岩影を探しながら、洞窟探検をしながら、初心者チームも頑張りました！黄色と青色のハナヒゲウツボやジョーフィッシュ、ホワイトチップシャーク、ロウニンアジやカスミアジも観察できました。

4本目のナイトダイビング前に、シミラン諸島８番の島に上陸〜！
こちらの島にはアヒルの顔に似た岩や、船の帆に似た岩があったり、１０分ほどで山頂まで行けるビューポイントがあったり、ミノバト（緑のハト）やベンガルオオトカゲなどの生物を観察できたり、綺麗な景色や新しい出会いがいっぱいの島です！

4本目はドナルドダックベイの南側、タートルロックでナイトダイビング！
ナイトダイビングが初めての方もいらっしゃったので、ドキドキスタートでしたね(^ ^)
夜のダイビングと言えば、甲殻類！オトヒメエビやスザクサラサエビ、魚をクリーニングするソリハシコモンエビ、そして高級食材のロブスターまでみれちゃいました！また、獲物を探し回るウツボや、気持ちよさそうにウトウト眠る魚もいました！

２日目、2023年最後のダイビングは、
– クリスマスポイント（シミラン諸島No９）
– ボン島（ノースリッジ）
– タチャイ島（タチャイピナクル）
– タチャイ島（タチャイリーフ）
の４ダイブ〜

１本目は連日マンタ情報のある、シミラン諸島最北端の島、９番のポイントへ！
なんと、エントリーしてすぐにマンタに遭遇できたチームがありました！メインの根の周りではカスミアジとキツネフエフキの大群が浅場を駆け巡っていて圧巻でした。インド洋とアンダマン海の固有種、インディアンフレームバスレットやアンダマンスイートリップスなどもゆっくり観察できました。

２本目はシミラン諸島より少し北上して、ボン島へ！
な、なんとー！またまたマンタが遊びに来てくれました(^ ^) お急ぎマンタちゃんだったので、近くには寄れませんでしたが、スイスイ泳ぐ大型種はやっぱりかっこいいですね！惚れ惚れしちゃいます。　他にも、イソマグロやホウセキキントキ、ブラックピラミッドバタフライフィッシュ（固有種）、モルディブスポンジスネイルなど、回遊魚からマクロ生物まで盛りだくさんでした。

３本目は、激流派に人気のタチャイピナクルへ！
メインの根の上には、イソマグロやロウニンアジ、ツバメウオ、根の周りには、ギンガメアジやゴマフエダイの群れがいたり、フュージュラーの群れはいたるところにいたり、ワクワクが止まらないダイビングでした。また、他のダイブサイトではなかなか見られない、３６０度ウミウチワも観察できました。

４本目のはサンセットダイビングはタチャイ島沿いのタチャイリーフへ！
この日のダイビングは3本ともイケイケダイビングでしたが、4本目は島沿いをまったりダイビングしました。昼間のダイビングとは違い、水中が薄暗くなるので、普段見ている魚も雰囲気が変わってカッコよくみえます。ヤッコエイやチンアナゴ、エヴァンスフェアリーバスレット（固有種）、インディアンダッシラス（固有種）、スカシテンジクダイのカップリングシーンも観察できました。

2023年最後のダイビングも無事終了して、夜はみんなでカウントダウンパーティー(^ ^)！
元旦も初日の出と共にダイビングがあるため、カウントダウンは日本時間で行います。　年越し蕎麦を食べて、みんなでコールをして、ハッピーニューイヤー２０２４！
あけましておめでとうございました。今年もほうぼう屋グループをよろしくお願いします。(^ ^)

３日目、2024年初ダイビングは、
リチェリューロック４ダイブ〜〜〜〜〜〜〜！

さぁみんな待ちに待った、リチェリューロックでのダイビングです！元旦は丸一日、魚にまみれるダイビングを満喫しました。透明度はイマイチでしたが、ロウニンアジやヒシカイワリ、ブリ、ピックハンドルバラクーダ、コガネシマアジなどが活発に泳ぎ回っていて、躍動感たっぷりのシーンが堪能できました。レッドサドルバックアネモネフィシュ（トマトクマノミ/固有種）やフリソデエビ、ニシキフウライウオなどの人気マクロ生物も観察できました。深場には大きなマーブルレイもいましたね！

朝食には、持ち込みレトロ餅つきマシーンで、つきたてのお餅をいただき、夕食後には、新年恒例、ゲスト様をはじめ、キャプテンから全てのダイブクルー全員参加のラッキードロー大会を開催！　陽気な皆さんと大爆笑の楽しい時間を過ごさせていただきました！　思い出動画を見ると今でも吹き出してしまいます（笑）

最終日は、
-タチャイ島（タチャイピナクル）
-ボン島（ノースリッジ）
の２ダイブ〜

１本目はタチャイピナクルへ！　この日は珍しく、流れが全くなく、激流ポイントでまったりダイビングをしました。（笑）2日目に引き続きたくさんのロウニンアジや、イソマグロ、ギンガメアジの群れを観察できました。水面近くにはぶりぶりに太ったブラックフィンバラクーダの群れが渦を巻いていたので、安全停止をかけながら、バラクーダの群れにも接近できました。

最終ダイブは、最後の願いを込めてボン島へ！
最終日、最後のダイビングにて今トリップ最高の透明度！水が透き通っていて、最高のコンディションでした。そして、そしてマンタちゃんも遊びに来てくれましたー！この日のマンタはのんびりした子で、いっぱい写真を撮らせてくれました。ありがとう〜(^ ^) マンタに会えなかったチームもありましたが、アンダマン海の固有種をはじめ、たくさんの魚を観察できました。切り立った岩の地形もカッコよく、シャッターを押すのが止められないダイビングでした。

気がつけばあっという間に4日間１４本のダイビングが終了。今回のクルーズは、お天気、海況共によく、劇冷たいサーモクラインも無くなっていて、快適にダイビングをすることができました(^ ^) 　珊瑚エリアでのまったりダイビングや流れのあるところでの大物狙いダイビング、どちらも楽しかったです！また、船の上ではイベント盛りだくさんで、本当によく笑った、賑やかな年越しクルーズでした！

ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。そして、お疲れ様でした！
また、ご一緒できる日を楽しみにしています。