クルーズ名 :デラックスクルーズ シミラン〜リチェリューロック
クルーズ船 :パワラ号
開催期間 :2015年12月21日〜25日
担当スタッフ:マコ
お客様人数 :1名様
今シーズン絶好調のリチェリューロック。
またまた、ジンベイ登場!
ほうぼう屋シミラン店のマコです。
年末年始のピークシーズンに入り、ボートの数も増えて来た、アンダマン海。今回は、千葉〜お越しのNさんご夫妻と、名古屋からご参加のMさん、パワラ号4泊4日のクリスマスクルーズに行ってきました!
23日に「大荒れ」との予報で、かなり心配していましたが、ふたを開けてみれば、お天気はまずまず。波が高くなる事もなく、穏やかな海況の中で楽しいクルーズとなりました!
初 日の1本目は、チェックダイブ。いつもの癒し系ポイント「アニタスリーフ」。 1本目という事で若干オーバーウェイト気味でエントリー。若干耳抜きに苦労される方も居ましたが、比較的スムーズに潜行。砂地にあるお気に入りの小さな根では、ハナダイギンポや、スパゲッティイールのコロニー、リーフでは、ベオシャレカクレエビなどのマクロ生物を観察できました。Nさんの奥様は、一番体が小さいわりに、エア消費量ダントツ一位。少々緊張されている様でした。
2本目の ウェストオブエデンでは、穴からひょっこり顔を出すイヤースポットブレニーや、マルチバーパイプフィッシュ、ピンク色の大 きなシャコ。ピンクスマッシャーなどを観察してから深場へ。クジャクベラがヒレを開いた綺麗なところをお見せしようと、数分粘りましたが、ディスプレイモードに入っているオスはほとんどおらず、お見せする事が出来ませんでした。3本目の「エレファ ントヘッドロック」では、ダイナミックな地形を堪能。
4本目は、ブレックファーストベンドでナイトダイブとなりました。
2 日目。流れの中、ホワイトチップシャークを狙って「クリスマスポイント」へエントリー。のはずでしたが、ボートが多すぎて断念し、ノースポイントに変更。ピグミーパイプホースなどのヨウジウオ系や、ウミガメやワモンダコのカップルを見ることができました。朝ご飯のあとは、8番の島に上陸、上〜落っこちてきそうな、微妙なバランスで山のてっぺんに乗っかっている巨岩「セイルロック」を目指して小トレッキング。2本目をスリーツリーで潜ってからボン島へ北上しました。今年はあんまりマンタが出ないウェストリッジ。残念ながら、今回も出ませんでした。そのかわり、このところ、深場の根の間で休憩している事が多い「レオパードシャーク(トラフザメ)」は、まだ健在の様です(他のグループが確認)。サンセットダイブは、満席という事もあり、若干時間が押してしまい、5時半にタチャイピナクルにエントリー。流れの 中、カスミアジの補食シーンなど、躍動感あるダイビングが楽しめました。
3日目は、大物を期 待しつつ、早朝から丸1日、4本続けてリチェリューロックへエントリー。1本目は、強い流れで、根の3分の1ほどしか回れませんでしたが、ギンガメアジの大群やコガネシマアジ、バラクーダなどのヒカリモノ、ミナミハコフグの幼魚や、ヨウジウ オ、トマトクマノミなどのマクロ生物をひととおり観察できました。2本目のエントリー前に、他のボートから、無線でジンベイザメ出現情報が!少々殺気立ったムードの中、慌てて器材の準備に入りましたが、慌てすぎてしまった、Nさんご夫妻は、お揃いのウェットを間違えて着てしまい、さらに大慌て。かなりバタバタしてしまいましたが、エントリー間もなく、タンクを激しくたたく音! 根の東側の方から、5〜6mほどのジンベイザメがゆっくりと現れました!人懐っこいオスの個体で、ダイバーのすぐ近くを4〜5往復してくれました!
最終日は、最近オオモノが高頻度で出現している、ブーンスーンレックで2本。残念ながら、この日はオオモノは出ませんでしたが、ここでしか見れないハニカムモーレイ(ウツボ)や、4cmぐらいのバラクーダの幼魚の群れや、おびただしい数のホソヒラアジなどなど、濃い〜魚影に包まれながら、クルーズ最後のダイビングを締めくくりました。
海況も上々、クリスマスイブには、全員にサンタの帽子が配られ、お祭りムードで賑やかなクルーズでした。ご参加いただいた、Nさんご夫妻、Mさん、ジンベイゲット!おめでとうございます!
また、ご一緒させていただく日を楽しみにしています!
それでは、以下ダイブログです。
ダイブログ
ポイント名 :アニタスリーフ(シミラン諸島 No.5)
エントリー時間:7:52
ダイブタイム :47分
最大深度 :26.4m
透明度 :25−30m
水温 :28℃
生物 :スカシテンジクダイ、コラーレバタフライフィッシュ、ブルーダッシュフュージュラー(クマザサハナムロ)、イエローバックフュージュラー、ヨスジフエダイ、オーロラパートナーゴビー、ホンソメワケベラ、カクレクマノミ、ガーデンイール、キンギョハナダイ、ハナダイギンポ、コクテンフグ、インディアンダッシラス、タテジマキンチャクダイ、ユカタハタ、ヤマブキスズメダイ、ヘラヤガラ、アオヤガラ、スカンクアネモネフィッシュ、チンアナゴ、スパゲティーイール、etc.
ポイント名 :ウエストオブエデン(シミラン諸島 No.7)
エントリー時間:11:37
ダイブタイム :53分
最大深度 :28.0m
透明度 :25m
水温 :27℃
生物 :マルチバーパイプフィッシュ、アオウミガメ、クマドリカエルアンコウ、カスミアジ、スカシテンジクダイ、パウダーブルーサージョンフィッシュ、コラーレバタフライフィッシュ、カスミアジ、ブラックピラミッドバタフライフィッシュ、イソマグロ、ヨスジフエダイ、カクレクマノミ、キンギョハナダイ、インディアンフレームバスレット、ゴマモンガラ、ピンクスマッシャー、アンダマンジョーフィッシュ、コクテンフグ、インディアンダッシラス、ノコギリダイ、ユカタハタ、ヤマブキスズメダイ、インディアンドラゴン、アオヤガラ、スカンクアネモネフィッシュ、オオモンカエルアンコウ、etc.
ポイント名 :エレファントヘッドロック(シミラン諸島 No.8)
エントリー時間:14:57
ダイブタイム :45分
最大深度 :27.2m
透明度 :25m
水温 :28℃
生物 :ヨスジフエダイ、ムレハタタテダイ、スカシテンジクダイ、ムスジコショウダイ、コラーレバタフライフィッシュ、ブルーダッシュフュージュラー(クマザサハナムロ)、イエローバックフュージュラー、カクレクマノミ、モンガラカワハギ、タイマイ、ゴマモンガラ、インディアンダッシラス、ワヌケヤッコ、タテジマキンチャクダイ、モンガラカワハギ、ユカタハタ、etc.
ポイント名 :ブレックファーストベンド(ナイト/シミラン諸島 No.9)
エントリー時間:19:09
ダイブタイム :50分
最大深度 :16.4m
透明度 :ー
水温 :28℃
生物 :カクレクマノミ、スザクサラサエビ、オトヒメエビ、ネッタイミノカサゴ、ドクウツボ
ポイント名 : ノースポイント(シミラン諸島 No.9)
エントリー時間:7:35
ダイブタイム :56分
最大深度 :27.7m
透明度 :30m
水温 :28℃
生物 :ヤッコエイ、マーブルドオクトパス、アカマツカサ、ムレハタタテダイ、スカシテンジクダイ、ムスジコショウダイ、コラーレバタフライフィッシュ、ブルーダッシュフュージュラー(クマザサハナムロ)、イエローバックフュージュラー、カスミアジ、カクレクマノミ、ホウセキキントキ、イスズミの群れ、キンギョハナダイ、ゴマモンガラ、ワヌケヤッコ、タテジマキンチャクダイ、ユカタハタ、ピグミーパイプホース、etc.
エントリー時間:10:44
エントリー時間:17:21
エントリー時間:7:26
ダイブタイム :54分
最大深度 :28.1m
透明度 :30 m
水温 :27℃
生物 :ギンガメアジ、コガネシマアジ、ミナミハコフグ、キンセンフエダイ、スカシテンジクダイ、ブルーダッシュフュージュラー(クマザサハナムロ)、イエローバックフュージュラー、ルナーフュージュラー、ブラックフィンバラクーダ、ヒトヅラハリセンボン、オトヒメエビ、スザクサラサエビ、トマトアネモネフィッシュ、ツバメウオ、カクレクマノミ、トガリエビス、コクテンフグ、タテジマキンチャクダイ、スカンクアネモネフィッシュ、キツネフエフキ、コガネシマアジ、etc.