みんなで１枚！

初リチェリューロック、大満足！

今回見た魚たち！

２回目にして、初のリチェリューロック。魚影の濃さに驚き！！

2018年12月5-7日の期間、「ボン島」スタートから、この海域のハイライト「タチャイ島」「リチェリューロック」、最終日にはシミラン諸島へ戻る2泊3日の日程で2名のお客様と一緒にアンダマンショートクルーズに行ってきました。

今回のお客様は、先シーズンの同じ時期に1泊2日のシミランショートクルーズにご参加いただいたリピーターSさん。前回は会社の後輩と、今シーズンは社長のIさんとご一緒にクルーズにご参加いただきました。

海のコンディションは、相変わらず良好！今シーズンは、季節の変わり目に訪れる悪天候が全く無く、今回も波が無く揺れを感じないクルーズとなりました。水中は、大物が出そうな少し緑がかったプランクトンの多い海で、流れの強いポイントが多かったです(スリン方面は濁り気味＋強い流れ、シミラン方面は透明度良好＋流れほぼなし)。

初日は、ここ数日ジンベイザメの目撃情報で賑わっているボン島からスタート。エントリーと同時に顔がチクチクするほどのプランクトンの多さ＋強めの下げ潮。フュージュラーなどが流れに集まり群れているのですが、大物が出そうな雰囲気は今ひとつ…。ウエストリッジの先端、離れ根で大物を待って見るも残念ながら現れてくれず…(他の船はは、ジンベイザメが水面に上がって来たのを確認したようです)。3本目は、タチャイピナクル。ここも強めの上げ潮。エントリーを早くして流れの上を陣取ると青や黄色のフュージュラーの大群に、大きな大きなロウニンアジ数匹がアタックしている迫力のあるシーンを見ることができましたが、大物には出会うことができず残念でした。4本目はナイトダイブ。タチャイ島のリーフ沿いでダイビング。砂地エリアにある大きな根の周りをライトで照らしていくと、大小様々な甲殻類やブダイやフグの寝姿、Iさんは、初めて見る夜光虫に感激されていました。

この日は、タチャイ島で宿泊して朝4時頃に船を動かしリチェリューロックを目指しました。

2日目は待ちに待ったリチェリューロックに朝からハイテンションで挑みました。やや強い流れが南から入っており、エントリーと同時にたくさんのフュージュラーやアジに囲まれました。岩沿いを泳いで行くと目の前に真っ黒なシルエット…。目を凝らして見るとキツネフエフキの大群がアジを引き連れてやって来ました。逃げる様子もなく堂々と目の前を通過する迫力にビックリでした。2本目も同様にリチェリューロックでダイビング。バラクーダやツバメウオの群れや、固有種のトマトアネモネフィッシュ(黒点ありと無し)を観察しました。エキジット直前には、大きなタコクラゲを発見、Iさんはクラゲとのランデブーを楽しんでいました。3本目はバラクーダの大群をリベンジすべくタチャイピナクルでダイビング。流れが強く視界不良…でも緑色の薄暗い雰囲気が大物が出そうな雰囲気が満々でテンションが上がりました。流れが当たる部分まで移動すると黒い尾びれが1匹、その前方には数え切れないほどのブラックフィンバラクーダの大群がいました。リベンジ達成です。3本目は、これまた大物リベンジをかけてボン島でダイビング。大物が出そうな雰囲気はあるのですが、潮が止まり流れ無し、魚無しと寂しいダイビングからスタート。リッジの先端で20分ほど待って見るも大きな影は現れず…残念ながらリベンジならずでした。

その後、シミラン諸島まで戻り停泊する事に。夜は激しいスコールが降りましたが、朝のコンディションに影響ありませんでした。

3日目の最終日は、沈船ポイントのツナレック、スイムスルーを楽しめるディープシックス、迫力ある大きな岩が点在するウエストオブエデンでダイビング。前夜にアケボノハゼやハタタテハゼを見たいというリクエストをいただき、ディープシックスやウエストオブエデンの15m前後を探して見ましたが見つからず…。ハタタテハゼを諦めアケボノハゼを見つけるべく深度を下げると30m付近にいましたハタタテハゼが…。今年はハタタテハゼが異様に深い場所に数ペア、アケボノハゼはもしかしたらもっと深く行かないと見れないかもしてません。

今回は、前回リチェリューロックでダイビングできなかったSさん。大物は見れませんでしたが360度魚に囲まれ大満足のご様子でした。Iさんは船上でエンリッチドエアスペシャリティを受講。反復潜水が必要なクルーズでナイトロックスのメリットを身に持って体感いただけたことと思います。

早い時期から、一緒に潜りたいとリクエストをいただき誠にありがとうございました。自分自身もとても楽しくあっという間の2泊3日でした。

次回は、4泊4日のより長いクルーズでリチェリューロックを目指しましょう！また、ご一緒できるのを楽しみにしています。