クルーズ名 :シミラン諸島〜リチェリューロック アンダマンショートクルーズ
クルーズ船 :ソンブーン4号
開催期間 :2016年2月12日 -2016年2月15日
日担当スタッフ:マサ
お客様人数 :3名様
マンタ、マンタ、マンタ、マンタ、テキーラ、マンタ!
2月12日から15日までの3泊4日の日程でシミラン諸島からリチェリューロックまでを巡るアンダマンショートクルーズに行って来ました。今回は、イントラの資格を取得する際に大変お世話になった先生が引率でマンタレイ、ジンベイザメリベンジをしに遊びに来てくれました。
僕がご一緒させて頂いたのは、13日からの2泊3日。2月前半の悪天候が嘘のように穏やかなコンディション、強い日差しが照りつけておりまさにダイビング日和でした。水中の中は、流れが強いポイントが多く、透明度も濁り気味+サーモクラインの影響で水温が低くなっておりましたが、魚たちは大喜びの用でどのポイントも魚影の濃いダイビングを楽しみました。
1本目は、シミラン諸島9番周辺のクリスマスポイント。流れに乗りながら深場の方へ行くと1匹のホワイトチップシャークがお出迎え。そのまま流れて行くと今度は4匹のホワイトチップシャークが岩の上をぐるぐる回っていました。その先には、ナースシャークを思わせるような図太いホワイトチップシャークもおり合計で6匹のサメと遭遇する事ができました(水温が低くかったためか普段より浅いところまでサメが上がって来ていました)。その後、流れの当たらないエリアで小物探し。ハナヒゲウツボがいるという情報を得たのですが残念ながら見つける事が出来ませんでした。その代わりとしては、真っ白なヨウジウオやタコ、ハタタテハゼなどゆっくり観察する事が出来ました。
2本目は、同じく9番周辺のスリーツリーズ。緩やかな流れの中、砂地でオーロラパートナーゴビーやブラックシュリンプゴビー、ヤッコエイやガーデンイールなどを見た後、深度を上げサンゴエリアへ。タイマイやエキジット前には大きなナポレオンが姿を現してくれました。
3本目は、今、マンタレイの目撃情報が沢山入っているボン島。前回のシミランクルーズでお目にかかる事ができなかったマンタレイ、今回は、気合いを入れてエントリー。水中では流れに逆らいながら泳ぎに泳いで大小2枚のマンタレイを見る事が出来ました。狙い通りマンタレイを見る事ができ、もう1つの目標、ジンベイザメを期待しながら、リチェリューロックを目指し北上しました。
4、5本目はリチェリューロック。この日も流れが強く流れの上で群れに巻かれる事5分。すぐに流れを遮る事ができる岩の裏へ避難しました。リチェリューロックの住人、タイガーテールシーホース、トマトアネモネフィッシュ、コブシメ、ワモンダコ、モンハナシャコ、ウミウシなども健在でした。
6本目は、タチャイ島の沖にあるタチャイピナクル。ここも程よい流れに加え、深場から栄養分が豊富なサーモクラインが入って来たので、透明度は若干悪かったですが、フュージュラーやアジの群れが元気よく泳いでいました。その魚影を超えたその先には、ブラックフィンバラクーダの群れにも遭遇。後半は、潮があたる沖合にあるトップ20m程の飛び出た岩周辺に行くと、またまた大小の2枚野マンタレイと遭遇する事が出来ました。
この日を締めくくるのは、ボン島ウエストリッジ。エントリーして顔を水面につけると、真下に2枚のマンタレイ。逃げる事もなくぼくたちの周りを回ってくれました。その後、リッジめがけて移動すると真正面から大きなマンタレイが一枚近寄って来ました。良く見るとマンタレイの後ろにマンタレイ、さらに後ろにマンタレイと合計4枚のマンタレイが編隊とって泳いできました。この日、合計で10枚ほどのマンタレイがいたと思います。
最終日は、シミラン諸島3番目のボルダーシティー、シャークフィンリーフ。11日に他社のクルーズ船が、このエリアでジンベイザメを目撃したと言う事もあり、テンションの高いままエントリー。結果、残念ながらジンベイザメには出会えませんでしたが、魚影が濃く、レオパードシャークや大きなオニカマスなど大きな魚たちにも出会う事が出来ました。
ジンベイザメは見れませんでしたが、今回も大満足なクルーズとなりました。船上では、同じ期間乗船していたダイブガイド仲間とも再会でき、1日でテキーラを2本空けてしまうスタッフ、お客様方と楽しく濃い時間を過ごさせて頂きました。
次回こそは、ジンベイザメ狙いでまた遊びに来てくださいね。また、ご一緒出来るのを楽しみにしています。
以下ダイブログです。
ダイブログ
ダイブ1
ポイント名 :クリスマスポイント(シミラン諸島 No.9)
エントリー時間:10:26
ダイブタイム :48分
最大深度 :27.4m
透明度 :10 – 15m
水温 :28℃
生物 :ホワイトチップシャーク ×6、ヨウジウオ、ハタタテハゼ、マーブルドオクトパス、スザクサラサエビ、ヨスジフエダイ、etc.
ダイブ2
ポイント名 :スリーツリーズ(シミラン諸島 No.9)
エントリー時間:12:59
ダイブタイム :50分
最大深度 :24.1m
透明度 :10 – 15m
水温 :28℃
生物 :ナポレオンフィッシュ 、タイマイ、オーロラパートナーゴビー、ブブラックパートナーゴビー(ブラックシュリンプゴビー)、ヤッコエイ、チンアナゴ、etc.
ダイブ3
ポイント名 :ウエストリッジ(ボン島)
エントリー時間:16:09
ダイブタイム :46分
最大深度 :30.5m
透明度 :10 – 15m
水温 :28℃
生物 :マンタレイ、レオパードシャーク 、etc.
ダイブ4
ポイント名 :リチェリューロック
エントリー時間:06:55
ダイブタイム :47分
最大深度 :27.7m
透明度 :10 – 15m
水温 :28℃
生物 :タイガーテールシーホース、トマトアネモネフィッシュ、モンハナシャコ、ウルマカサゴ、ギンガメアジ、ブルーダッシュフュージュラー(クマザサハナムロ)、キンセンフエダイ、ウミウシ、etc.
ダイブ5
ポイント名 :リチェリューロック
エントリー時間:09:25
ダイブタイム :47分
最大深度 :22.3m
透明度 :10- 15m
水温 :28℃
生物 :タイガーテールシーホース、ウルマカサゴ、ギンガメアジ、ブルーダッシュフュージュラー(クマザサハナムロ)、キンセンフエダイ、etc.
ダイブ6
ポイント名 :タチャイピナクル(タチャイ島)
エントリー時間:13:40
ダイブタイム :42分
最大深度 :22m
透明度 :10 – 15m
水温 :28℃
生物 :ブラックフィンバラクーダ、マンタレイ、etc.
ダイブ7
ポイント名 :ウエストリッジ(ボン島)
エントリー時間:16:29
ダイブタイム :30分
最大深度 :20.7m
透明度 :15- 20m
水温 :28℃
生物 :マンタレイ×10、etc.
ダイブ8
ポイント名 :ボルダーシティー(シミラン諸島 No.3)
エントリー時間:07:33
ダイブタイム :44分
最大深度 :22.9m
透明度 :10- 15m
水温 :27℃
生物 :レオパードシャーク 、ブルーダッシュフュージュラー(クマザサハナムロ)、クマドリカエルアンコウ、etc.
ダイブ9
ポイント名 :シャークフィンリーフ(シミラン諸島 No.3)
エントリー時間:10:55
ダイブタイム :50分
最大深度 :21m
透明度 :10-15m
水温 :28℃
生物 :オニカマス、イエローバックフュージュラー、ブルーダッシュフュージュラー(クマザサハナムロ)、ミナミハコフグ、etc.
ダイブ10
ポイント名 :アニタスリーフ(シミラン諸島 No.5)
エントリー時間:—–
ダイブタイム :—–分
最大深度 :—–
透明度 :—–m
水温 :—–℃
生物 :—–
ウメちゃん、マコさん、この度は、大変お世話になりました。色々ハプニングあり、マンタも沢山見えたし、プーケットの夜も楽しかったし、最高の旅になりました。
また、お会い出来る日を楽しみにしてます!