クルーズ名 :2020-21年越しチャータークルーズ
クルーズ船 :サワディーファーサイ号
開催期間 :2020年12月29日 – 2021年1月2日
担当スタッフ :マコ、ナオコ、クワン、ガン、アンヘル、オム、ビーム
お客様人数 :27名様
明けまして、おめでとうございます!
今年も愉快な年越しクルーズでした!
2020年12月29-2021年1月2日の4泊4日の日程で27名のお客様と一緒に、年末年始恒例の、年越しチャータークルーズに行ってきました!
今回は、コロナの影響で、タイ国内にお住いの方たちばかり。直前にバンコク近郊でクラスターはが発生したりと、一時、開催が危ぶまれましたが、なんとかギリギリセーフで、無事、開催することができました!
初心者の方やお子様連れのファミリーも乗船ということで、1本目は、浅い砂地のあるモニュメントベイにエントリー。真っ白な砂地で水慣れした後、少し深場のサンゴの周りをゆっくり泳ぎ、ヤッコエイやハゼなどの砂地の生物や、サンゴについているコラーレバタフライフィッシュやスズメダイの群れなど、カラフルな魚たちを観察しました。今回は大潮周りで、流れがキツイくなることも予想されたので、念のため、SMB の上げ方も練習しました。
2本目は、7番の島の西側、ウェストオブエデンにエントリー。巨岩の上に群生するハナヤサイサンゴの群生や深場のソフトコーラル、浅場で捕食するカスミアジなども見ることができました。
3本目はシミラン諸島を代表する地形ポイント、エレファントヘッドロック。綺麗なブルーのハナヒゲウツボや小さな穴からひょっこり顔を出すハナダイギンポ、浅場ではロウニンアジやカスミアジ、グループによっては特大サイズのグレーとバラクーダも観れたようです。4本目はドナルドダックベイの北側にエントリー。岩の間をすり抜けてワンの外に出ると、イエローバックフュージリアの大群とそれを追いかけるカスミアジの迫力あるシーンが見られました。
2日目の朝は、シミラン諸島最北端のポイント、ノースポイントへエントリー。いくつもの巨岩が重なり合って作り出す、スイムスルーや水路などの地形や、塩上では、カスミアジのアタックシーンも見られました。グループによっては、サンゴのブロックに隠れるヒレボシミノカサゴも見れたようです。朝ごはんの後は、ドナルドダックベイへのビーチトリップ。誰もいない真っ白な砂浜と透き通った青い海のグラデーションを満喫した後、セイルロックにプチ山登り。絶景を満喫しました。2本目は9番のスリーツリーズへ。砂地にはオーロラパートナーゴビーなどのハゼやジョーフィッシュ。沖の岩場では大きなミズガメカイメンやウミウチワなどのソフトコーラルを観察できました。後半の浅場ではカメが登場。食事に夢中でダイバーを気にせず、じっくり観察することができました!その後、船は北上し、ボン島へ。まずまずの透明度でしたが、ご期待のマンタは現れず、泣。エキジットの頃からは波が高くなり始め、4本目のタチャイピナクルはキャンセル。代わりにタチャイ島の西側の島影、タチャイウェストで潜りました。浅場ではカスミアジやロウニンアジ、ブラックチップシャーク(←僕だけ)を見ることができましたが、サージがきつく、早めに終了しました。
翌日のリチェリューロックへ備え、船はさらに北上し、スリン諸島へ。北上中にどんどん波が高くなり、揺れの中での夕食となりました。スリン諸島の島影に入ると波は落ち着きひと段落。船酔いしていたお客様も復活し、日本時間の年明けに合わせて、年越し蕎麦と、カウントダウンを楽しみました!
元旦朝も6:30起床!真っ青に抜けた青空の下、見事な初日の出を拝むことができました!
2021年初ダイブは、リチェリューロックで迎える予定でしたが、波が収まらず、スリン諸島の島影で待機。1本目は波とサージを避けて、普段は潜らないアオスーテーップにエントリー。透明度も悪く、正直微妙なダイビングでしたが、ヤッコエイやロブスターを見ることができました。朝食には、今回初投入の餅つきマシーン(45年前のやつ)でつきたてのお餅をサービス!とっても好評ですぐなくなってしまい、慌てた2回目をつきました。笑
2本目も波が収まらず、トリンラウェストリーフにエントリー。やはりサージが激しいコンディションでしたが、透明度はまずまずで、大きな岩が形作る地形や、元気なハードコーラルも観察できました。お昼を過ぎても風と波は収まらず、3本目は、スリン諸島の北西に浮かぶ、パチュンバ島のリーフへエントリー。島の真裏に入ったので、サージはあまりなく潜りやすコンディションでした。カミソリウオのペアやゴシキエビ、クマノミやハゼなどのマクロ生物が観察できました。午後になって、若干風が弱まってきたものの、島影のないリチェリューロック潜れるかどうかは怪しい状況。それでもトライしてみたいという、お客様の要望のもと、リチェリューロック方面へ向かいましたが、キャプテンのダイビングは不可との判断で、残念んながら4本目は中止。後ろ髪を引かれる思いで、ボン島へ向けて移動しました。泣
夜にはボン島へ到着し、夕食の後には、そんな残念ムードも吹き飛ばず、新年恒例ラッキードロー大会を開催!新年早々、愉快な皆さんと大爆笑の楽しい時間を過ごさせていただきました!
ここまでなんら大物出ずで迎えた最終日。マンタやジンベエとの遭遇を願って、コボンピナクルにエントリー、高い波と微妙な透明度、そして、若干の流れと悪条件が重なって、幾つかのチームはポイントにたどり着けず…。たどり着いたチームも残念ながら、大物は見れずでした。最終ダイブは、サイトの願いを込めてウェストリッジにエントリー。リッジの周辺で時間ギリギリまで粘りましたが、残念ながら大物は現れず…。それでもホウセキキントキの群れや、カスミアジの捕食シーン。終わりの見えないイエローバックフュージリアーの行列など、素敵なシーンに出会いました。
気がつけばあっという間に4日間13本のダイビングが終了。後半は少々厳しいコンディションの中、特に大きな事故や怪我もなく、無事全てのダイビングを終えることができました。正直、ダイビングの方は不完全燃焼といった感じで、もっともっと、感動的なシーンをお見せしたかったなぁ、という思いで、ボン島を後にしました。帰りの船では、お昼ご飯の後、残った餅米で再度、餅つきタイム。お腹いっぱいでトリップ終了となりました!笑
今回のご参加いただいた、皆さんとっても元気で楽しい方たちばかりで、本当に賑やかで楽しい年越しクルーズでした!
新年からたくさん笑ったので、今年はいい年になりそうです!
ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。そして、お疲れ様でした!
次回はぜひ、ソンクランのお休みにでも、リチェリューロックやタチャイピナクルにリベンジしてください!
また、ご一緒できる日を楽しみにしています。
今回撮影した動画をyoutubeの方でアップしています。
以下、動画イメージよりご覧下さい!
以下ダイブログです。
ダイブログ
ダイブ1
ポイント名 :モニュメントベイ(シミラン諸島 No5)
エントリー時間:08:07
ダイブタイム :49分
最大深度 :28m
透明度 :25m
水温 :29℃
生物 :キンギョハナダイ、コラーレバタフライフィッシュ、モヨウフグ、アオヤガラ、インディアンダッシラス、チンアナゴ(ガーデンイール)、コラーレバタフライフィッシュ、イエローバンドフュージュラー、ヤッコエイ、 ヤマブキスズメダイ、インディアンバナーフィッシュ、スカンクアネモネフィッシュ、etc…
ダイブ2
ポイント名 :ウエストオブエデン(シミラン諸島 No.7)
エントリー時間:11:51
ダイブタイム :42分
最大深度 :28m
透明度 :20m
水温 :29℃
生物 :マッコスカーズドワーフラス、 マルチバーパイプフィッシュ、ムスジコショウダイ、コラーレバタフライフィッシュ、キンギョハナダイ、ツバメウオ、インディアンダッシラス、コラーレバタフライフィッシュ、カクレクマノミ、モヨウフグ、イエローバンドフュージュラー、インディアンバナーフィッシュ、スカンクアネモネフィッシュ、ヒトヅラハリセンボン、ミツボシクロスズメダイ、etc…
ダイブ3
ポイント名 :エレファントヘッドロック(シミラン諸島 No.8)
エントリー時間:14:41
ダイブタイム :41分
最大深度 :24m
透明度 :20m
水温 :29℃
生物 : カスミアジ、ロウニンアジ、アンダマンダムゼル、 ハナダイギンポ、ハナヒゲウツボ、 ローランドダムゼル、インディアンドラゴン、カクレクマノミ、カスミアジ、ブルーダッシュフュージュラー(クマザサハナムロ)、ゴマモンガラ、 コラーレバタフライフィッシュ、スカシテンジクダイ、ドクウツボ、 パウダーブルーサージョンフィッシュ、 オニカマス、ユカタハタ、etc.
ダイブ4
ポイント名 :ドナルドダックベイ(シミラン諸島 No.8)
エントリー時間:17:25
ダイブタイム :46分
最大深度 :18m
透明度 :20m
水温 :29℃
生物 :カスミアジ、ロウニンアジ、イエローバックフュージュラー、 イエローダッシュフュージュラー、 ブルーダッシュフュージュラー(クマザサハナムロ)、 コラーレバタフライフィッシュ、 トマトアネモネフィッシュ、 ドクウツボ、 パウダーブルーサージョンフィッシュ、 ヒトヅラハリセンボン、ミツボシクロスズメダイ、ユカタハタ、etc.
ダイブ5
ポイント名 :ノースポイント(シミラン諸島 No.9)
エントリー時間:07:33
ダイブタイム :45分
最大深度 :16m
透明度 :20m
水温 :29℃
生物 :イエローバンドフュージュラー、 モヨウフグ、シマウミヘビ、 インディアンドラゴン、カクレクマノミ、カスミアジ、キツネフエフキ、キンセンフエダイ、ブルーダッシュフュージュラー(クマザサハナムロ)、ゴマモンガラ、ドクウツボ、 コラーレバタフライフィッシュ、ジャバラビットフィッシュ、スカシテンジクダイ、 パウダーブルーサージョンフィッシュ、シテンヤッコ、 ムスジコショウダイ、ユカタハタ、カスミアジ、ロウニンアジ、etc.
ダイブ6
ポイント名 :スリーツリーズ(シミラン諸島 No.9)
エントリー時間:11:07
ダイブタイム :50分
最大深度 :25m
透明度 :20m
水温 :29℃
生物 :タイマイ、 カスミアジ、アオヤガラ、アンダマンダムゼル、 アオウミガメ、アカマダラハタ、 アカヒメジ、 アカマツカサ、インディアンドラゴン、カクレクマノミ、ブルーダッシュフュージュラー(クマザサハナムロ)、ゴマモンガラ、 コラーレバタフライフィッシュ、スカシテンジクダイ、ツバメウオ、オーロラパートナーゴビー、エヴァンスフェアリーバスレット、 パウダーブルーサージョンフィッシュ、etc.
ダイブ7
ポイント名 :ウエストリッジ(ボン島)
エントリー時間:14:34
ダイブタイム :45分
最大深度 :29m
透明度 :20m
水温 :29℃
生物 :クロコショウダイ、 カスミアジ、ツムブリ、 ツノダシ、アオヤガラ、アンダマンダムゼル、 アカマダラハタ ホウセキキントキ、インディアンドラゴン、カクレクマノミ、ブルーダッシュフュージュラー(クマザサハナムロ)、ゴマモンガラ、 コラーレバタフライフィッシュ、スカシテンジクダイ、etc.
ダイブ8
ポイント名 :タチャイ ウェストリーフ (タチャイ島)
エントリー時間:17:41
ダイブタイム :39分
最大深度 :21m
透明度 :15m
水温 :29℃
生物 :ブラックピラミッドバタフライフィッシュ、 ブラックチップシャーク、 カスミアジ、ツムブリ、 ツノダシ、インディアンドラゴン、カクレクマノミ、ブルーダッシュフュージュラー(クマザサハナムロ)、ゴマモンガラ、 コラーレバタフライフィッシュ、スカシテンジクダイ、etc.
ダイブ9
ポイント名 :スーテップベイ(スリン諸島)
エントリー時間:07:30
ダイブタイム :50分
最大深度 :17m
透明度 :8m
水温 :29℃
生物 :キンギョハナダイ、コラーレバタフライフィッシュ、モヨウフグ、アオヤガラ、インディアンダッシラス、コラーレバタフライフィッシュ、イエローバンドフュージュラー、ヤッコエイ、 ゴシキエビ、スカンクアネモネフィッシュ、etc…
ダイブ10
ポイント名 :トリンラウェストリーフ(スリン諸島)
エントリー時間:10:49
ダイブタイム :50分
最大深度 :15m
透明度 :20m
水温 :29℃
生物 :ムスジコショウダイ、コラーレバタフライフィッシュ、キンギョハナダイ、ツバメウオ、インディアンダッシラス、コラーレバタフライフィッシュ、カクレクマノミ、モヨウフグ、イエローバンドフュージュラー、インディアンバナーフィッシュ、スカンクアネモネフィッシュ、ミツボシクロスズメダイ、etc…
ダイブ11
ポイント名 :コ パチュンバ(スリン諸島)
エントリー時間:13:59
ダイブタイム :48分
最大深度 :15m
透明度 :20m
水温 :29℃
生物 : カミソリウオ、アンダマンダムゼル、 ハナダイギンポ、インディアンドラゴン、カクレクマノミ、カスミアジ、ブルーダッシュフュージュラー(クマザサハナムロ)、ゴマモンガラ、 コラーレバタフライフィッシュ、スカシテンジクダイ、トヒメエビ、 スザクサラサエビ、ユカタハタ、etc.
ダイブ12
ポイント名 :コボンピナクル(ボン島)
エントリー時間:07:03
ダイブタイム :36分
最大深度 :26m
透明度 :20m
水温 :29℃
生物 :カスミアジ、イエローバックフュージュラー、ツムブリ、ブルーダッシュフュージュラー(クマザサハナムロ)、 コラーレバタフライフィッシュ、 ミツボシクロスズメダイ、ユカタハタ、etc.
ダイブ13
ポイント名 :ウエストリッジ(ボン島)
エントリー時間:14:34
ダイブタイム :45分
最大深度 :29m
透明度 :20m
水温 :29℃
生物 :クロコショウダイ、マーブルオクトパス、 カスミアジ、ツムブリ、 ツノダシ、アオヤガラ、アンダマンダムゼル、 アカマダラハタ ホウセキキントキ、インディアンドラゴン、カクレクマノミ、ブルーダッシュフュージュラー(クマザサハナムロ)、ゴマモンガラ、 コラーレバタフライフィッシュ、スカシテンジクダイ、etc.