クルーズ名 :シミラン諸島シミランショートクルーズ
クルーズ船 :ソンブーン3号
開催期間 :2023年11月11日 – 2023年11月12日
日担当スタッフ:マサ
お客様人数 :1名様
水温やや冷たい!
でも御影の濃さはピカイチ!
2023年11月11日-12日の1泊2日の日程でシミラン諸島からボン島までを周遊するシミランショートクルーズに行って来ました。
今回のお客様は、ほうぼう屋リピーターのK様。5月にプーケット近郊日帰りダイビングツアーでご一緒して以来の再会となりました。
クルーズ乗船日は、真っ青な青空が広がり波のないベストコンディションの中で出港となりました。船上もお客様が少なくゆったり。
1本目は、シミラン諸島9番目の島の南西「ナムチャイベイ」でチェックダイブを兼ねてダイビング。エントリーするとサーモクライン(冷たい海流)のせいで、やや緑がかっていましたが水温が低い事もあり、水中生物は元気いっぱい。岩を覆い尽くすスカシテンジクダイの大群は、圧巻でした!
2本目は、シミラン諸島9番目の島の「スリーツリーズ」。毎回、スペシャルな生き物が登場することもあるこのポイント。数日前には、ギターシャークが20mほどの水深まで上がって来ていたとか…。期待を胸にエントリー。水深15mくらいまでは青い海が広がっていましたが、15m以深は真緑+冷たくギターシャークどころではなく、すぐに深度をあげ浅瀬へ移動しました。島のコーナーエリアは、流れが入っていた事もあり大きなバラクーダの大群とご対面。真横を通り過ぎて行きました。
エキジット後、この日下船のお客様を見送り、船に残ったのは十数名のみと少人数。
3本目は、船の給水を兼ねてシミラン諸島8番目の「タートルロック」でダイビング。水面には、大きなタイマイが遊びに来ました。
のんびり潜るはずが、深場から流れて来る強烈なサーモクラインのせいで、あっという間に前が見えなくなりまた、水温が27度まで低下したかともあり、サーモクラインから急いで逃げるはめに…。第一派のサーモクラインをやり過ごしたと思ったら、間髪入れずに第二波が流れて来て、踏んだり蹴ったりなダイビングとなりました。
ダイビングから戻ると東の空に大きな雨雲が現れ、小一時間、大雨に悩まされましたが、ナイトダイビングの時間帯には、雨も止み穏やかな海況に戻りました。
4本目は、ナムチャイベイでナイトダイビング。初めてのナイトダイビングとの事で、水中で眠るブダイやフグや、岩の裏から顔を出したカサゴなど、ナイトダイビングを満喫しました。
海外経験豊富なKさんから、シンガポールやインド、近隣諸国の面白いお話しを聞かせていただいたり、同じ船に乗船していたシンガポール人のお客様も交えて、ダイビング話しに花が咲きました。
翌日は、前日同様、波のないベタ凪の海の上で朝を迎えました。
クルーズ出ないと潜れない朝一のダイビング。ウォーミングアップ場所に選んだダイブサイトは、シミラン諸島9番目の東「クリスマスポイント」。エントリー前に、海のコンディションを確認すると強烈に流れているのが分かるくらい、水面が荒れていました。
浅瀬はのんびりでしたが、クリスマスポイントのハイライト部分へは流れが強すぎて行くのに一苦労。到着したはいいものの、岩の後ろでほとんど動くことができず…。じっとしていると流れを好むバラクーダの大群がやってきてくれました。後半は、おとなしく来た道を戻り浅瀬でのんびり。エキジット直前には、コブシメが現れ目の前でゲロ(貴重)をして、どこかへ行ってしまいました。
朝食を食べながら、ボン島まで1時間30分のクルージング。数日前に、マンタレイの目撃情報が入っていることもあり、たくさんの船が集結していました。
1本目は、「ウエストリッジ」。潮止まりの時間帯でしたが、深場から流れて来る心地よいサーモクラインの影響で、魚たちは元気いっぱい。特にイエローバックフュージリアの大群は、目の前が黄色になる程密集してました。
2本目は、「ノースリッジ」。エントリーした途端、サーモクラインの影響で真緑+流れありで深場には行けず。浅瀬にある岩陰で、スカシテンジクダイにアタックするカスミアジの群れを見たり、シマウミヘビやヒトヅラハリセンボンなど変わった生き物を観察しました。エキジット時には、大きなオニカマスが通り過ぎて行きました。
今回は、サーモクラインの影響もあり、深場は透明度が落ち、水温も冷たかったのですが、浅瀬はいつも通りの真っ青な海が広がり、気持ちの良いダイビングができました。次回は、リチェリューロックで一緒にダイビングしましょう!
また、ご一緒にダイビングできる日を楽しみにしております。
どうもありがとうございました。
以下ダイブログです。
ダイブログ
ダイブ1
ポイント名 :ナムチャイベイ(シミラン諸島 No.9)
エントリー時間:10:11
ダイブタイム :48分
最大深度 :17.5m
透明度 :10 – 20m
水温 :28 – 29℃
生物 :キンギョハナダイ、カスミアジ、モヨウフグ、アカヒメジ、ドクウツボ、イソマグロ、 イエローバックフュージュラー、ブルーダッシュフュージュラー(クマザサハナムロ)、スカシテンジクダイ、 パウダーブルーサージョンフィッシュ、 インディアンダッシラス、 etc..
ダイブ2
ポイント名 :スリーツリーズ(シミラン諸島 No.9)
エントリー時間:12:46
ダイブタイム :48分
最大深度 :22.1m
透明度 :10 – 25m
水温 :27 – 29℃
生物 :ブラックフィンバラクーダ、スカシテンジクダイ、 アカヒメジ、アオヤガラ、アカモンガラ、イエローバックフュージュラー、インデ ィアンバガボンドバタフライフィッシュ、インディアンドラゴン、 インディアンダッシラス、 インディアンバナーフィッシュ、 ムスジコショウダイ、ウミシダ、 ウミトサカ、 ウミウチワ、オニヒトデ、カクレクマノミ、カスミアジ、キンギョハナダイ、キンセンフエダイ、コラーレバタフライフィッシュ、ドクウツボ、パウダーブルーサージョンフィッシュ、ヘラヤガラ、etc.
ダイブ3
ポイント名 :タートルロック(シミラン諸島 No.8)
エントリー時間:15:35
ダイブタイム :52分
最大深度 :14.8m
透明度 :5 – 20m
水温 :27 – 29℃
生物 :キッカサンゴ(キャベツコーラル)、 タイマイ、アカヒメジ、アカマツカサ、アンダマンダムゼル、アオヤガラ、アカモンガラ、イエローバックフュージュラー、インデ ィアンバガボンドバタフライフィッシュ、インディアンドラゴン、 インディアンダッシラス、 ムスジコショウダイ、カクレクマノミ、キツネフエフキ、キンギョハナダイ、キンセンフエダイ、ブルーダッシュフュージュラー(クマザサハナムロ)、ゴマモンガラ、 コクテンフグ、コラーレバタフライフィッシュ、スカンクアネモネフィッシュ、スカシテンジクダイ、タテジマキンチャクダイ、ドクウツボ、パウダーブルーサージョンフィッシュ、ブラックピラミッドバタフライフィッシュ、etc.
ダイブ4
ポイント名 :ナムチャイベイ(シミラン諸島 No.9)
エントリー時間:18:25
ダイブタイム :30分
最大深度 :11.4m
透明度 :20m
水温 :28℃
生物 : ブルーダッシュフュージュラー(クマザサハナムロ)、ネッタイミノカサゴ、 スカシテンジクダイ、コクテンフグ、イロブダイ、etc..
ダイブ5
ポイント名 :クリ スマスポイント(シミラン諸島 No.9)
エントリー時間:6:50
ダイブタイム :52分
最大深度 :20.4m
透明度 :10 – 25m
水温 :27 – 29℃
生物 :コブシメ、ブラックフィンバラクーダ、イエローバンドフュージュラー、 イエローダッシュフュージュラー、モヨウフグ、 インディアンドラゴン、カクレクマノミ、カスミアジ、キツネフエフキ、キンセンフエダイ、ブルーダッシュフュージュラー(クマザサハナムロ)、ゴマモンガラ、ドクウツボ、 コラーレバタフライフィッシュ、ジャバラビットフィッシュ、スカシテンジクダイ、 パウダーブルーサージョンフィッシュ、シテンヤッコ、 ムスジコショウダイ、ユカタハタ、etc.
ポイント名 :ウエストリッジ(ボン島)
エントリー時間:9:51
ダイブタイム :49分
最大深度 :22.5m
透明度 :10 – 25m
水温 :28 – 29℃
生物 :イエローバックフュージュラー、ルナーフュージュラー(ハナタカサゴ)、スカンクアネモネフィッシュ、カスミアジ、ブルーダッシュフュージュラー(クマザサハナムロ)、 アオヤガラ、ヘラヤガラ、スカシテンジクダイ、シマウミヘビ、コラーレバタフライフィッシュ、etc…
ダイブ7
ポイント名 :ノースリッジ(ボン島)
エントリー時間:12:42
ダイブタイム :47分
最大深度 :19.8m
透明度 :15 – 20m
水温 :29℃
生物 :イエローバックフュージュラー、ルナーフュージュラー(ハナタカサゴ)、スカンクアネモネフィッシュ、カスミアジ、ブルーダッシュフュージュラー(クマザサハナムロ)、 モヨウフグ、 アオヤガラ、ヘラヤガラ、スカシテンジクダイ、シマウミヘビ、コラーレバタフライフィッシュ、etc…