アンダマンショートクルーズ 10.FEB.2024-12.FEB.2024

クルーズ名　　：シミラン諸島〜リチェリューロックアンダマンショートクルーズ
クルーズ船　　：ソンブーン４号
開催期間　　　：２０２４年２月１０日 – ２０２４年２月１２日
日担当スタッフ：リョウタ
お客様人数　　：３名様

透明度抜群で圧巻の魚影の濃さ！！

2024年2月10日−12日の日程で3名のゲスト様と一緒に2泊3日でシミラン諸島、ボン島、タチャイ島、リチェリューロックを周遊するアンダマンショートクルーズに乗船してきました。1日4本、最終日は3本の計11ダイブしてきました。

今回のゲスト様は、ほうぼう屋リピーターのS様とN様とT様！初めてクルーズ船でのダイビングとのことでしたがシミランの綺麗さ、魚影の濃さに触れ合いあっという間の3日間でした！

シミラン諸島のコンディションは、うねりが少し残っており移動中は船が揺れるシーンが多少ありましたが快晴で透明度も良く、魚影の濃いダイビングでした！

1本目は、シミラン諸島9番目の島の南に位置するポイント、スナッパーアレイで潜りました。チェックダイブを兼ねてエントリー。水面からもわかる水中の綺麗さ！潜行すると透明度抜群の海が待っていました！砂地には、チンアナゴやヤッコエイ。浅瀬の各根には、スカシテンジクダイやデバスズメダイ、枝サンゴには、インド洋固有種のインディアンダッシラス。チェックダイブにふさわしいポイントでリラックスして潜ることができました！

2本目は、ボン島に移動して、ウエストリッジで潜りました。潜行してすぐダイナミックな滝つぼで写真撮影！そのままリッジに目指して泳いでいきました。中層には、イエローバックフュージュラーやクマザサハナムロが自分達グループを取り巻くように群れていました！イソマグロやカスミアジも近くを行ったり来たり。透明度も比較的よく流れもいい感じに入り、少し大物を期待しましたが今回は残念ながら会えることができず。。それでも魚影の濃い海を楽しめました！

3本目は、タチャイ島に移動して、タチャイピナクルで潜りました。潮が西から流れていたのでとりあえず潮当たりのいい場所を探しながら進んでいきました。透明度は20mちょっとあり、遠くまで見渡せました。やはりこのポイントの魚影の濃さは圧巻でした！中層に群れるクマザサハナムロやイエローバックフュージュラー、カスミアジやロウニンアジもサイズが大きく大迫力！

4本目は、タチャイ島のタチャイリーフでナイトダイビング！深度は浅めに設定して潜りました。オトヒメエビなどのエビ、カニの甲殻類やアオリイカやコブシメもじっくり観察することができました。その他には、アデヤッコやサザナミヤッコなどの生物も近くまで寄れて動画に収めることができ、ナイトダイブならではの光景を時間いっぱい堪能しました。

その後は、2時間30分ほどかけリチェリューロックに向かいました。

2日目の1・2本目は、リチェリューロックで潜りました。今回のメインでもあるポイント！根の周りを覆い尽くすほどのスカシテンジクダイ。色彩鮮やかなソフトコーラルとのバランスがとても綺麗！流れはありましたが透明度も回復してきました。沖あたりの潮上で少し待機し、ギンガメアジやシェベロンバラクーダの群れを堪能！根に戻るといつもの大集団がやってきました！キツネフエフキを中心にカスミアジやツムブリ、ロウニンアジやアンダマンアジ、コガネシマアジなどの超特大の群れ！ゲスト様は、初めて見る光景で大興奮でした！安全停止前には、ダイバーの泡だらけで泡のカーテンのような景色が広がり、それもまた鮮やかで綺麗でした！

3本目は、タチャイ島に戻りタチャイピナクルで潜りました。透明度が高く、潮も緩やかに流れていました。中層には、たくさんのイエローバックフュージュラーやブルーダッシュフュージュラー。イソマグロやカスミアジ、ロウニンアジも元気に泳いでいました！ゴシキエビの住処もびっしり！安全停止前にはツバメウオも列で泳いでおり、あっという間の50分でした！

4本目は、ボン島に戻りノースリッジで潜りました。水底の方から冷たいサーモクラインが入り込み、濁りが増した水中。沖の中層あたりを泳ぎながらリッジの方を目指していきました。途中潮が緩やかに流れ始め遠くの方を見ていたら、黒い塊の影が！ブラックフィンバラクーダの大きな群れが水面近くを泳いでいました！１個体１個体のサイズが大きく、自分達グループの周りを囲んでくれました！バラクーダトルネード圧巻でした！

夕食の時間あたりには、シミラン諸島に到着しました。

最終日1本目は、シミラン諸島7番目の島のウエストオブエデンで潜りました。朝日が島に隠れる西側のダイブサイトなので水中はまだ薄暗い中でしたが透明度はとても高かったです。途中途中冷たい海流が押し寄せるシーンがありましたけど、ロウニンアジやカスミアジ、キツネフエフキのハンティングを何度も見ることができました！浅瀬のエリアでは、スズメダイやハナダイなどをじっくり観察しながら朝一にちょうどいいのんびりダイビングでした！

2本目は、シミラン諸島4番目の島のストーンヘンジで潜りました。安定の透明度の高さでどこを見渡しても青い景色で癒されました！砂地には、ヤッコエイやチンアナゴ。岩の隙間には、ゴシキエビ。岩が積み重なったダイナミックな地形の潮が当たるエリアには、イエローバックフュージュラーやブルーダッシュフュージュラーの群れ。ロウニンアジ、カスミアジ、キツネフエフキも活発に動き回っていました！

ラスト3本目は、同じシミラン諸島5番目の島のツナミモニュメントで潜りました。最後はのんびり潜ることに。深場には、ロクセンフエダイが群れてたり、アカヒメジが群れてたりと真っ青な水中に黄色の体色がとてもカラフル！浅瀬のには、インディアンバナーフィッシュやアンダマンスウィートリップスなどのインド洋固有種をじっくり観察。モニュメントもたくさんまわり、あっという間の50分でした！

今回のアンダマンクルーズでは、透明度抜群の中、どのポイントも魚影の濃いトリップでした！

ありがとうございました！

またのお越しを是非お待ちしております！