パワラ号 デラックスクルーズ 17-21.FEB.2024

クルーズ名　　：シミラン諸島〜リチェリューロックデラックスクルーズ
クルーズ船　　：パワラ号
開催期間　　　：２０２４年２月１７日 – ２１日
担当スタッフ　：リョウタ
お客様人数　　：１名様

リチェリューロックでジンベエ登場！！

2024年2月17日−21日の日程で1名のゲスト様と一緒に4泊5日でシミラン諸島、ボン島、タチャイ島、スリン諸島、リチェリューロックを巡るデラックスクルーズに乗船してきました。1日4本、最終日は2本の計14ダイブしてきました。

今回のゲスト様は、知り合いのインストラクターM様！ワイドの群れ中心で1番潮が当たる場所や沖の離れ根、ガンガン攻めながら楽しんだ4日間でした！

シミラン諸島のコンディションは、天気にも恵まれ快晴で波も穏やか。流れもほどよくあり、いいスタートでした！

1本目は、シミラン諸島6番目の島のツナミモニュメントで潜りました。チェックダイブを兼ねてエントリー。浅瀬のエリアでは、たくさんのフュージュラーに囲まれたり、アカネハナゴイのインド洋版のインディアンフレームフェアリーバスレットをじっくり観察。深場の砂地エリアでは、ヤッコエイやサイズの小さなタコ、そしてオーロラパートナーゴビーなども観察。最後はモニュメントを周りながら安全停止。1本目から楽しい60分でした！

2本目は、シミラン諸島7番目の島のウエストオブエデンで潜りました。インド洋の固有種であるインディアンバナーフィッシュやセジロクマノミのインド洋版スカンクアネモネフィッシュを観察。体色が鮮やかなニシキヤッコは水中の青色にとても映え水中とのコントラストは抜群！そのまま潮当たりが良い岩の周りでイエローバックフュージュラーの大群を時間いっぱい堪能しました。

3本目は、シミラン諸島7番目と8番目の間にあるポイント・エレファントヘッドロックで潜りました。浅いエリアには、ロウニンアジやカスミアジがウロウロ。たまに現れるサイズの大きなイソマグロには大興奮！青色の個体のハナヒゲウツボもいつもの場所にいました。スイムスルーを通ったりと地形でも遊びながらあっという間の60分でした！

その後は、シミラン諸島8番目の島に上陸し、セイルロックに登りました！

4本目は、シミラン諸島8番目の島のタートルロックでナイトダイビング！オトヒメエビやオオアカヒズメガニなどの甲殻類をじっくり観察。ワモンダコが2匹揃って移動しているシーンなどナイトダイブならではの光景を堪能できました。

2日目の1本目は、シミラン諸島9番目の島のスリーツリーズで潜りました。潮が強めに流れる中、水面近くに大群のブラックフィンバラクーダの群れ！大きな群れで大興奮！その後は、色彩鮮やかなソフトコーラルと巨大なカイメンの癒しスポットを紹介。砂地には、オーロラパートナーゴビーやアンダマンジョーフィッシュなどマクロも楽しみました。安全停止前には、2度目のブラックフィンバラクーダが長い列で目の前を大移動。

2本目は、同じシミラン諸島9番目の島のノースポイントで潜りました。水底まではっきり見えるほどの透明度でしたので、積み重なった岩に向けすぐ潜行。スイムスルーを何ヶ所か通ったり、両サイドに大きくそびえ立つチャネルを通ったりとダイナミックな地形で存分に遊びました。中層には、イエローバックフュージュラーを追いかけ回すイソマグロには見ていて圧巻でした！

3本目は、ボン島に移動して、ウエストリッジで潜りました。島が変われば水中の雰囲気もガラリと変化。ここは、シミラン諸島の地形と異なり石灰岩が隆起してできた断崖絶壁の島。ギザギザした地形が水底まで伸びているのが特徴。リッジの先端辺りまで行きましたが強めのダウンカレントがキツく、しぶしぶ戻ることに。帰りも強い流れに逆らいながら待機するも大きな群れに当たることはできませんでした。それでも魚の1個体1個体のサイズがシミラン諸島よりも大きく迫力がありました。

4本目は、タチャイ島に移動して、タチャイピナクルで潜りました。エントリーの時間が遅かったこともあり水中は暗く激流でした。泳いでも泳いでも前に進まずひとまず岩の影に隠れることに。その分、一気にワイドの魚影の濃いダイビングを楽しめました！ロウニンアジやイソマグロ、カスミアジが中層でブルーダッシュフュージュラーやイエローバックフュージュラーを取り囲むシーンなど圧巻でした！岩の隙間には、びっしりとゴシキエビ。幻想的なウミウチワもタチャイならでは。

夕食の時間には、スリン諸島に向け移動し21時過ぎに到着しました。

3日目の1本目は、スリン諸島のアオパッカードで潜りました。朝一のサンライズ光が差し込む水中。そしてスリン諸島といえば、なんと言ってもサンゴの種類と密度！その周りには、デバスズメダイなどの魚達。潜っててとても癒されます！砂地にもハゼ系が多く、水深20mほどには水底から長く伸びたスパゲティーイールなども観察できます。今回は、黒色のニシキフウライウオや青色のハナヒゲウツボなどを見れることができ大満足でした！

そのままリチェリューロックに移動して3本潜りました。いよいよ今回のハイライトであるポイントへ！透明度はやや緑気味。プランクトンが豊富でした。ワイド重視で潮が1番当たるエリアを中心に待機！圧巻の魚影の濃さを堪能できました。中層に群れているロウニンアジやド迫力のピックハンドルバラクーダ。水面近くには、シェベロンバラクーダも群れていました。激しく動き回るギンガメアジの大群や他の魚達！いつも以上に魚影が濃い感じがしました！そして、やってきました~！キツネフエフキを中心とした大所帯！ツムブリやロウニンアジ、コガネシマアジ、カスミアジ、アンダマンアジなどの大集団！！ゲスト様は、初めて見る光景で水中で驚きを隠せないようでした！潮が少しマイルドに入っていたので他のダイバーと被らないエリア、尚且ついい感じに潮が当たる魚影の濃いエリアで待機していると、ギンガメアジの大群がこちらに向かってきました。

で、で、出た~~~！！

ジンベエザメ！！大興奮で独占でした！優雅に泳ぐ姿はほんと圧巻！まさかまさかで会いにきてくれてアドレナリン全開のリチェリューロックでした！！

4日目の1本目は、ボン島に移動してウエストリッジで潜りました。透明度も高く泳いでいて気持ちが良かったです。リッジの先端辺りは激流でしたので湾の方に戻ることに。インド洋の固有種など日本では見れない魚達を紹介させていただきました。

ラストは、カオラック沖のブンスンレックで潜りました。ここでは、ひたすら魚に巻かれながら魚影を存分に楽しみました！

今回のデラックスクルーズでは、コンディション抜群の中でのダイビング！リチェリューロックでは、ジンベエザメと一緒に泳ぐことができ大大大満足のトリップでした！

ありがとうございました！

またのお越しを是非お待ちしております！