クルーズ名 :シミラン諸島〜リチェリューロックアンダマンショートクルーズ
クルーズ船 :ソンブーン4号
開催期間 :2023年12月2日 – 2023年12月4日
日担当スタッフ:マコ、ジュナ、チカヤ、タイスタッフ
お客様人数 :15名様
どこへ行ってもハズレポイントなし!高確率でサメに出会えた3日間!
2023年12月2日 – 4日の3日間の日程で、ボン島、タチャイ島、リチェリューロック、シミラン諸島を巡るアンダマンショートクルーズに乗船しました!
1日4本、最終日は3本の3日間で合計11本潜ってきました(^ ^)/
今回、ご参加いただいたのは、シミラン諸島の他にプーケットやタオ島にもお越しいただいた事があるバンコク在住のリピーターさん!仲良しグループ15名様でタイの3連休に遊びに来てくださいました(^ ^)
港でゲスト様と合流し、スピードボートで約1時間30分ほど移動してシミラン諸島9番目の島に向かいました。前回トリップから帰ったばかりのスタッフから水温が冷たいことを聞き、みんなビクビクビクビクしてました(笑)
1日目は、
– スナッパーアレイ(シミラン諸島No9)
– ノースポイント(シミラン諸島No9)
– ボン島(ウェストリッジ)
– タチャイ島(タチャイリーフ)(ナイトダイブ)
の4ダイブ〜
1本目はシミラン諸島No9のポイントからスタート!経験本数が少ないダイバーの方でもゆっくり思い出しながらダイビングできる、穏やかなポイントです。水底が白い砂地なので比較的水中が明るく見え、サンゴの周りに群れるスカシテンジクダイがキラキラ輝いて、とっても綺麗でした!そんな景色にうっとりしていたら、最後尾でアシストしてくれていた、タイ人ガイドOmnにお呼ばれしました。
(ハンドシグナルで会話中)
Omn: ”カメみた?”
Juna: ”え。何って?え。カメ?”
Omn: ”うん、カメ。あっち。”
Juna: ”え!?!?どこどこどこどこーーー!”
なんと、私もゲスト様もすぐ横にいたカメさんに気づかず、素通りしてました(笑)Omnちゃん教えてくれてありがとう。
2本目は、シミラン諸島最北端のポイントへ行きました!
ボートがついたブイからは、メインの岩に遠く、且つかなり流れていたので、巨大岩は断念し、手前のリーフで遊びました。流れていないところを探しながら、探しながら、いっぱい泳ぎましたね。お疲れ様でした!(笑)リーフにはアンダマン海の固有種やインド洋の固有種がいっぱいいました。
ランチを食べながら少し北上して、3本目はボン島へ向かいました!
今シーズンは、冷たいサーモクラインが入るという噂のボン島。恐る恐るエントリーすると、なんと水温は28度でした。ラッキー!しかし、5分後、正面から緑色の冷水が迫ってきて、透明度7〜8mのサーモに包まれてしまいました。水温は24度まで低下しガビーンとしましたが、イソマグロや、カスミアジ、キツネフエフキの群れが元気に飛び回るので、ずっと目をキョロキョロさせながらダイビングしてました。ボン島の西側の先端へ行ったチームは最低水温21度までいったそうですが、水底には大きなジェンキンスホイップレイが2枚いました!今シーズンは深場から上がってくる生物がいっぱいで目白押しです!
夕日を眺めながら少しのんびりして、4本目はタチャイ島でナイトダイビングをしました!
半分ほどの方が初ナイトダイビングということで、ドキドキスタートでしたね(^ ^)
夜のダイビングと言えば、甲殻類!オトヒメエビやスザクサラサエビ、魚をクリーニングするソリハシコモンエビ、そして高級食材のゾウリエビやロブスターまでみれちゃいました!また、魚のハンティングシーンも観察することができました。私とほぼ同じ大きさのブラックチップシャークやピックハンドルバラクーダのダイナミックな捕食シーン、ウツボも獲物を探してニョロニョロしてました。
夜光虫遊びも楽しくて、みんなでいっぱいパタパタしましたね!キラキラキラ〜(^ ^)
夜はビール、ウイスキー、コーラを飲みながら楽しい時間を過ごしました(^ ^)
2日目は、
– リチェリューロック3ダイブ
– タチャイ島(タチャイピナクル)
の4ダイブ〜
さぁみんな待ちに待った、リチェリューロックでのダイビングです!1本目は他の船もいなく、プライベートリチェリューでした!根の外側の透明度はそこまで良くはなかったですが、魚影の濃さは安定です。2m越えのロウニンアジを初め、ギンガメアジ、ブラックフィンバラクーダの群れ、ブリ、コガネシマアジ、キツネフエフキの大移動!根の周りにはスカシテンジクダイや赤ちゃんバラクーダがびっしりいて、アンダマン海の固有種”レッドサドルバックアネモネフィッシュ(トマトクマノミ)”を探すのが大変でした(笑)
根の内側は比較的透明度が良く、群れの先の先の群れまで見えました。イエローバックフュージュラーやササムロの群れの奥には、グレートバラクーダ、さらに奥には小ぶりのロウニンアジの群れがいて、大興奮でした!
この日は波が少し高く、2本目、3本目は別ポイントに移動するかも。とボートリーダーに言われましたが、その後、波がひどくなることはなかったので、無事3本ともリチェリューで潜ることができました!
3本とも常に魚に取り囲まれながらのダイビングでした(^ ^)
4ダイブ目は、タチャイ島でサンセットダイビング!流れが強くなる事が多いタチャイピナクルですが、今回はたまに流れが入ってくるくらいの潜りやすいコンディションでした。根の周りでは、イソマグロやカスミアジの群れが見れたり、根から少し離れたところでは、ギンガメアジのカップリングシーンが見れたり、大型のロウジンアジの群れもいました。サンセットダイビングは昼間のダイビングとは違い、水中が薄暗くなるので、普段見ている魚も雰囲気が変わってカッコよくみえます。暗闇から魚の群れが湧いてくる時はゾクゾクします(^ ^)
後情報でしたが、私たちの1時間前にジンベエ様が降臨していたそうです!ニアミス〜〜〜!
ダイビング終了後、シミラン諸島を目指して出発!この日もみんなでワイワイ、2つのテーブルを囲んで夕食を楽しみました。しばらくして、キャプテンが ”Pla loo maa!” と教えにきてくれました。イルカです!!!無数のイルカが船の周りを取り囲みスイスイ泳いでました。おそらく100頭以上はいたんじゃないかなぁ(^o^) 暗かったので、水中ライトを使い観察してみると、トビウオを追っかけて、捕食していました!最初はイケイケイケとイルカを応援していましたが、割と高確率でトビウオが仕留められるので、途中から飛べ飛べ飛べとトビウオを応援してました(笑)なんと過去最長の30〜40分、ずっと並走してくれました!
最終日は、
– チャイニーズウォール(シミラン諸島No4)
– ストーンヘンジ(シミラン諸島No4)
– ツナミモニュメント(シミラン諸島No6)
の3ダイブ〜
1本目は、お久しぶりのポイント!何がいるかドキドキしながらエントリーしました。水深12mまで行くと、冷たいサーモクラインがお出迎え、さらに20mまでいくと極寒のサーモクラインがお出迎えしてくれました。 ジュナチームは早々にサーモから逃げて浅場に逃げ帰りました(笑)その途中!2mオーバーのグレーリーフシャーク(メジロザメ)に遭遇しました!しかも至近距離まで近づいてきてくれて、大興奮しました(^ ^) しかーし、私のゴープロはバグを起こして使えず、、ゲスト様はあまりの迫力に動画を撮り忘れ、、巨大サメの写真ゲットならずです!(笑)みんなで目に焼き付けました! サーモに突っ込んだチームは、ギターシャークとマーブルレイを2枚に会えたそうです。浅場にはホワイトチップシャークが3〜5匹いて、全チームサメ遭遇率100%のワクワクダイビングでした(^ ^)
1本目終了後は、シミラン諸島No4の島に上陸してきました!白砂のビーチはとっても綺麗で、海に浸かるつもりなかったのに、最終的にはみんな海に飛び込んでましたね(笑)ゲスト様の360度カメラを使って大はしゃぎしました(^ ^)
2本目は、シミラン諸島の岩場ポイントで地形ダイビング!エントリーしてすぐにイエローバックフュージュラーの群れに包まれ、テンションMAX!浅場は透明度が良く写真映えしました。深場は相変わらず水温が低いですが、またまた、ギターシャーク出現!大きめのホワイトチップ5匹に、大きなコビアもエイも遊びに来てました。水温低いのは嫌だけど、サメやエイがいっぱい出てきてくれるのは嬉しいなぁ(^ ^)
最終ダイブはシミラン諸島No6でまったりダイビング〜
白砂ベースのこちらのポイントは、光の入り方が綺麗で、浅場のサンゴに群れるスカシテンジクダイやキンメモドキが映えます。砂地にはツマジロオコゼや、羊のような見た目の耳が生えたクサイロモウミウシがいてマクロが楽しいポイントかと思えば、途中、キツネフエフキの大群やササムロ、カスミアジの群れに取り巻かれ、最後までキョロキョロしちゃうダイビングでした(^ ^)
今回のトリップは、ダイバーのレベルや経験本数に合わせて、4チームに分かれてのダイビング!水温は低かったので、寒いと感じることが多々ありましたが、その分サメや大型のエイの遭遇率が高かったです。魚影も濃く、どこを見ても魚!魚!魚!な3日間でした。仲良しグループに混ぜていただけてありがとうございました!最高なダイブクルーズでした!また是非遊びにいらしてください(^ ^)
ありがとうございました。
以下ダイブログです。
ダイブ1
ポイント名 :スナッパーアレイ(シミラン諸島 No.9)
エントリー時間:10:54
ダイブタイム :44分
最大深度 :15.7m
透明度 :20m
水温 :27−28℃
生物 :アオウミガメ、オニカマス、キツネフエフキ、カクレクマノミ、クマノミ 、カスミアジ、アカヒメジ、チンアナゴ(ガーデンイール)、スカシテンジクダイ、インディアンフレームバスレット、インディアンダッシラス、アオヤガラ、パウダーブルーサージョンフィッシュ、コラーレバタフライフィッシュ、ヤッコエイ、ホウセキキントキ、ヨスジフエダイ、コクテンフグ、イバラカンザシ、etc…
ダイブ2
ポイント名 :ノースポイント(シミラン諸島 No.9)
エントリー時間:13:03
ダイブタイム :42分
最大深度 :18.3m
透明度 :20m
水温 :25−28℃
生物 : キツネフエフキ、イケカツオ、インデ ィアンバガボンドバタフライフィッシュ、ブラックピラミッドバタフライフィッシュ、イエローバックフュージュラー、コクテンフグ、ウミウチワ、カスミアジ、アオヤガラ、インディアンバナーフィッシュ、インディアンフレームバスレット、コラーレバタフライフィッシュ、ブルーダッシュフュージュラー(クマザサハナムロ)、サツマカサゴ、タテジマキンチャクダイ、スカシテンジクダイ、 パウダーブルーサージョンフィッシュ、モヨウフグ、etc..
ダイブ3
ポイント名 :ウエストリッジ(ボン島)
エントリー時間:16:02
ダイブタイム :45分
最大深度 :20.7m
透明度 :7−25m
水温 :21 – 28℃
生物 :ジェンキンスホイップレイ、オニカマス、スカシテンジクダイ、アカヒメジ、アオヤガラ、アカモンガラ、イソマグロ、イエローバックフュージュラー、インデ ィアンバガボンドバタフライフィッシュ、インディアンドラゴン、 インディアンフレームバスレット、インディアンダッシラス、イロブダイ、 イバラカンザシ、 ムスジコショウダイ、カスミアジ、キツネフエフキ、キンギョハナダイ、キンセンフエダイ、クロコショウダイ、ゴマモンガラ、 コクテンフグ、コラーレバタフライフィッシュ、モヨウフグ、スカンクアネモネフィッシュ、ツバメウオ、ドクウツボ、ホウセキキントキ、ヘラヤガラ、ルナーフュージュラー(ハナタカサゴ)、etc.
ダイブ4
ポイント名 : タチャイリーフ(タチャイ島)
エントリー時間:18:58
ダイブタイム :34分
最大深度 :15.9m
透明度 : ー (ナイトダイビング)
水温 :27ー28℃
生物 : ブラックチップシャーク、ピックハンドルバラクーダ(イエローフィンバラクーダ)、ゾウリエビ、イエローバックフュージュラー、コクテンフグ、 ネッタイミノカサゴ、オトヒメエビ、 スカシテンジクダイ、インディアンフレームバスレット、ドクウツボ、ブルーダッシュフュージュラー(クマザサハナムロ)、コラーレバタフライフィッシュ、イバラカンザシ、 etc..
ダイブ5-7
ポイント名 :リチェリューロック
エントリー時間:6:56、9:47、12:13
ダイブタイム :45〜50分 / 1ダイブ
最大深度 :27m
透明度 :5−25m
水温 :24 – 28℃
生物 :ジェンキンスホイップレイ、オニカマス、トマトアネモネフィッシュ、ニシキフウライウオ(ゴーストパイプフィッシュ)、ブラックフィンバラクーダ、ピックハンドルバラクーダ(イエローフィンバラクーダ)、フリソデエビ、ツムブリ、キツネフエフキ、ギンガメアジ、 スカシテンジクダイ、アオヤガラ、イエローバンドフュージュラー、 インディアンドラゴン、カクレクマノミ、カスミアジ、キンセンフエダイ、ブルーダッシュフュージュラー(クマザサハナムロ)、ゴマモンガラ、 コラーレバタフライフィッシュ、ジャバラビットフィッシュ、ジェイアントフュージュラー、 ドクウツボ、 パウダーブルーサージョンフィッシュ、ブラックフィンバラクーダ、 ムスジコショウダイ、ユカタハタ、ウルマカサゴ、ロウニンアジ、etc.
ダイブ8
ポイント名 :タチャイピナクル(タチャイ島)
エントリー時間:16:10
ダイブタイム :45分
最大深度 :16.0m
透明度 :15-30m
水温 :27 – 28℃
生物 :オニカマス、イソマグロ、スカシテンジクダイ、イケカツオ、イエローバックフュージュラー、 イエローダッシュフュージュラー、 カクレクマノミ、カスミアジ、キンギョハナダイ、キンセンフエダイ、ブルーダッシュフュージュラー(クマザサハナムロ)、コラーレバタフライフィッシュ、ツムブリ、ツバメウオ、 パウダーブルーサージョンフィッシュ、ルナーフュージュラー(ハナタカサゴ)、ホウセキキントキ、ホンソメワケベラ、 ユカタハタ、ロウニンアジ、ロブスター、ギンガメアジ、etc..
ダイブ9
ポイント名 :チャイニーズウォール(シミラン諸島 No.4)
エントリー時間:6:57
ダイブタイム :46分
最大深度 :21.1m
透明度 :25m
水温 :23ー28℃
生物 : グレイリーフシャーク(メジロザメ)、ギターシャーク(トンガリサカタザメ)、ホワイトチップシャーク 、マーブルレイ、キツネフエフキ、ムカデミノウミウシ、ロウニンアジ、カクレクマノミ、クマノミ 、イソマグロ、ブルーダッシュフュージュラー(クマザサハナムロ)、カスミアジ、アカヒメジ、スカシテンジクダイ、パウダーブルーサージョンフィッシュ、ドクウツボ、ブラックピラミッドバタフライフィッシュ、ヒトヅラハリセンボン、etc…
ダイブ10
ポイント名 :ストーンヘンジ(シミラン諸島 No.4)
エントリー時間:10:16
ダイブタイム :48分
最大深度 :17.0m
透明度 :20−30m
水温 :26−28℃
生物 :ギターシャーク(トンガリサカタザメ)、コビア、ホワイトチップシャーク 、イソマグロ、オニカマス、ロウニンアジ、 イケカツオ、イエローバックフュージュラー、キンギョハナダイ、コクテンフグ、スカシテンジクダイ、ブルーダッシュフュージュラー(クマザサハナムロ)、カスミアジ、モヨウフグ、アカヒメジ、ドクウツボ、ウルマカサゴ、ロブスター、etc.
ダイブ11
ポイント名 :ツナミモニュメント(シミラン諸島 No.6)
エントリー時間:13:01
ダイブタイム :45分
最大深度 :20.9m
透明度 :25m
水温 :26−28℃
生物 :クサイロモウミウシ、ドクウツボ、カスミアジ、ヤッコエイ、インディアンダッシラス、モヨウフグ、アカヒメジ、 インディアンフレームバスレット、インディアンドラゴン、 インディアンダッシラス、イエローバックフュージュラー、コラーレバタフライフィッシュ、ホウセキキントキ、スカシテンジクダイ、チンアナゴ(ガーデンイール)、コラーレバタフライフィッシュ、タテジマキンチャクダイ、etc.