クルーズ名 :シミラン諸島〜リチェリューロックアンダマンショートクルーズ
クルーズ船 :クーン9号
開催期間 :2024年3月30日 – 2024年3月31日
日担当スタッフ:マサ
お客様人数 :1名様
魚影濃すぎて大感動!
1泊2日でリチェリューロックへ!
2024年3月30日-31日の1泊2日の日程で、タチャイ島とリチェリューロックを巡るアンダマンショートクルーズに行ってきました。今回のお客様は、プーケット近郊、タオ島、シミラン諸島へお越しいただいているリピーターのKさん。前回、シミランショートクルーズでご一緒させていただいた際に、世界で5本の指に入る大人気のリチェリューロックへ1泊2日で行くことができるツアーがあることをお伝えしたところ、ベストシーズンの3月に遊びに来てくれました。
今回の海のコンディションは、初日の夕方に嵐が通り過ぎましたが、それ以外は天気が良く波の無い穏やかな海が広がっていました。
初日は、タチャイ島からスタート。
▲00:40 2.5m
▼06:30 0.4m
▲13:00 2.7m
▼19:10 0.6m
チェックダイブのためリーフ沿いの穏やかなタチャイリーフか、1本目から群れ&大物目当てでタチャイピナクルか迷いましたが、ブランクがないことに加え、流れがほとんどなかったのでタチャイピナクルへ行くことに。エントリーしてびっくり、青いブルーダッシュフュージリアや黄色いイエローバックフュージリアがピナクルの上に大集結。右を見れば青い魚影、左を見れば黄色い魚影が行き交い、時折、魚の群れが勢いよく泳ぐときに放つ「ボーッ!!!」という音に釣られ、大きなロウニンアジやカスミアジが勢いよく小魚にアタックする大迫力なシーンを見ることができました。潮がゆっくり動き出し潮の上(東)には、たくさんのフュージリアが群れその中に1匹だけハタが…。ただでさえコバンアジに引っ付かれて迷惑そうにしているのに、中層を泳いでいるせいでフュージリアの大群に追いかけられていました。
2本目も同じくタチャイ島。これぞタチャイピナクルと思わせるほどの激流。久しぶりに味わいました。マンツーマンだったこともありのんびり潜行していたらあっという間にピナクルを通過してブルーウォーターの中へ…。こういう時は、流れに逆らって泳いでも逆効果なので深度を下げるために深場へ。流れを遮れる大きな岩の裏に隠れるようにしてダイビングスタート。流れを上手く避けながら中層を眺めていると魚たちも必死に泳いでいる様子。そこにアジたちが捕食のためにアタックし目の前は魚だらけ、久しぶりに濃い魚影を楽しみました。大きなブラックチップリーフシャークにも出会うことができました。
3本目は、さらに流れがさらに激しくなる予定のため、リーフ沿いに移動してまったりダイビング。深場の砂地でレオパードシャークを探しましたが見当たらず、その代わりに大きなジェンキンスホイップレイを見つけることができました。中盤からは浅瀬でサメを探しながらのんびりダイビング。岩の隙間に隠れたエビ、カニを観察したり、スカシテンジクダイなどの群れを眺めながら癒されました。
1日3本設定ということもあり18時にはダイビング終了。
ビールをご馳走になり、楽しい時間を過ごさせていただきました。
この日はスリン諸島に停泊し、翌朝5時頃に船を動かしリチェリューロックを目指しました。リチェリューロックには自分たちの船を含め4艘。
▲01:20 2.3m
▼07:10 0.6m
▲13:40 2.5m
▼20:00 0.8m
大潮3月27日(−3日)
小潮4月4日(+5日)
1本目は、ちょっとフライングして誰もいないリチェリューロックにダイブ!!浅瀬はややうねっていましたが流れ無し。逃げ惑うイエローバックフュージリアの大群に特大級のロウニンアジの群れが勢いよくアタック!エントリー直後からリチェリューロックならではの大迫力の捕食劇を見ることができました。今回は、心なしか群れが浅瀬に集まっている様子でツバメウオ、バラクーダたちは10-15mほどの水深に、ギンガメアジは15-20mほどの水深にいました。キツネフエフキ+アジたちの大群は、さらに一回り大きくなったんじゃないかと思うほどの数でした。いつまでたっても魚影が途切れることなくたくさんの魚たちが目の前を通り過ぎて行きました。
今日は、たくさんのお客様が到着するとの事で、ゴタゴタに巻き込まれる前に2本目のダイビングへ。
サーモクラインの影響で朝よりも透明度が落ちていましたが魚影の濃さはピカイチ。流れもなく魚たちはややバラけていましたが、西側に魚たちが集まっている感じでした。3本目も同じく西側へ(流れ無し)。特大なギンガメアジとシャブロンバラクーダの大群がぐるぐる回ってました!
僕たちが帰った後には、リチェリューロックでジンベイザメが出たようです。
またしてもニアミス…。
今回は、ベストシーズンということもありたくさんのお客様が乗船されるかと思いきや、お客様が少なく船上も海の中もゆったりできました。今回のダイビングでリチェリューロックが大好きになられた様子のお客様。
次回もリチェリューロックで一緒にダイビングしましょう!
どうもありがとうございました。
ダイブ1
ポイント名 :タチャイピナクル(タチャイ島)
エントリー時間:10:30
ダイブタイム :56分
最大深度 :21m
透明度 :15-25m
水温 :29℃
生物 :ギンガメアジ、アデヤッコ、イソマグロ、スカシテンジクダイ、イケカツオ、イエローバックフュージュラー、 イエローダッシュフュージュラー、 カクレクマノミ、カスミアジ、キンギョハナダイ、キンセンフエダイ、ブルーダッシュフュージュラー(クマザサハナムロ)、コラーレバタフライフィッシュ、ツムブリ、ツバメウオ、 パウダーブルーサージョンフィッシュ、ルナーフュージュラー(ハナタカサゴ)、ホウセキキントキ、ホンソメワケベラ、 ユカタハタ、ロウニンアジ、ゴシキエビ、ムカデミノウミウシ、オトヒメウミウシ、etc..
ダイブ2
ポイント名 :タチャイピナクル(タチャイ島)
エントリー時間:13:30
ダイブタイム :50分
最大深度 :22.7m
透明度 :15-25m
水温 :29℃
生物 :ブラックチップシャーク、アデヤッコ、イソマグロ、スカシテンジクダイ、イケカツオ、イエローバックフュージュラー、 イエローダッシュフュージュラー、 カクレクマノミ、カスミアジ、キンギョハナダイ、キンセンフエダイ、ブルーダッシュフュージュラー(クマザサハナムロ)、コラーレバタフライフィッシュ、ツムブリ、ツバメウオ、 パウダーブルーサージョンフィッシュ、ルナーフュージュラー(ハナタカサゴ)、ホウセキキントキ、ホンソメワケベラ、 ユカタハタ、ロウニンアジ、etc..
ダイブ3
ポイント名 : タチャイリーフ(タチャイ島)
エントリー時間:16:53
ダイブタイム :54分
最大深度 :26.7m
透明度 :20m
水温 :29℃
生物 :ジェンキンスホイップレイ、ブルーダッシュフュージュラー(クマザサハナムロ)、ドクウツボ、 スカシテンジクダイ、 カスミアジ、コクテンフグ、ヒトヅラハリセンボン、クロコショウダイ、デバスズメダイ、オトヒメエビ、etc..
ダイブ4
ポイント名 :リチェリューロック
エントリー時間:7:01
ダイブタイム :55分
最大深度 :22.7m
透明度 :15m
水温 :29℃
生物 :シェブロンバラクーダ、ウミトサカ、 ウミウチワ、ウルマカサゴ、キツネフエフキ、ツムブリ、イエローバンドフュージュラー、ロウニンアジ、ギンガメアジ、トマトアネモネフィッシュ、ユカタハタ、イエローダッシュフュージュラー、ネッタイミノカサゴ、ホソフエダイ、ミナミハコフグ、ウルマカサゴ、 カスミアジ、スカシテンジクダイ、 ヨスジフエダイ、キンセンフエダイ、スザクサラサエビ、ハナミノカサゴ、ブラックフィンバラクーダ、フリソデエビ、ツバメウオ、ニシキフウライウオ(ゴーストパイプフィッシュ)、etc…
ダイブ5
ポイント名 :リチェリューロック
エントリー時間:9:58
ダイブタイム :53分
最大深度 :22.8m
透明度 :10 – 15m
水温 :29℃
生物 :ウミトサカ、 ウミウチワ、ウルマカサゴ、キツネフエフキ、ツムブリ、イエローバンドフュージュラー、ロウニンアジ、ギンガメアジ、トマトアネモネフィッシュ、ユカタハタ、イエローダッシュフュージュラー、ネッタイミノカサゴ、モンハナシャコ、ホソフエダイ、ミナミハコフグ、ウルマカサゴ、 カスミアジ、スカシテンジクダイ、 ヨスジフエダイ、キンセンフエダイ、スザクサラサエビ、ハナミノカサゴ、ブラックフィンバラクーダ、ツバメウオ、etc…
ダイブ6
ポイント名 :リチェリューロック
エントリー時間:13:29
ダイブタイム :52分
最大深度 :18.1m
透明度 :5-15m
水温 :29℃
生物 :ウミトサカ、 ウミウチワ、ウルマカサゴ、キツネフエフキ、ツムブリ、イエローバンドフュージュラー、ロウニンアジ、ギンガメアジ、トマトアネモネフィッシュ、ユカタハタ、イエローダッシュフュージュラー、ネッタイミノカサゴ、モンハナシャコ、ホソフエダイ、ミナミハコフグ、ウルマカサゴ、 カスミアジ、スカシテンジクダイ、 ヨスジフエダイ、キンセンフエダイ、スザクサラサエビ、ハナミノカサゴ、ブラックフィンバラクーダ、サツマカサゴ、ツバメウオ、etc…