クルーズ名 :シミラン諸島〜リチェリューロックアンダマンショートクルーズ
クルーズ船 :ソンブーン4号
開催期間 :2024年4月13日 – 2024年4月15日
日担当スタッフ:マサ
お客様人数 :1名様+1名様(英語ガイド)
Happy Songkran!
普段見れないくじらと遭遇!
2024年4月13日〜15日の2泊3日の日程で、シミラン諸島、ボン島、タチャイ島、リチェリューロックを巡るアンダマンショートクルーズに行ってきました。
今回、ご一緒させていただいたのは、コロナの時にピピ島日帰りダイビングツアーとリチェリューロック&スリン諸島を巡る1泊2日のアンダマンショートクルーズにご一緒させていただいたSさんと初シミランクルーズご参加のTさん。
海のコンディションは、ベストシーズン継続中。照りつける太陽+穏やか海=ダイビング日和でしたが、サーモクラインの影響で透明度不良且つ水温が低下しているポイントが多かったです。
▲00:30 2.2m
▼06:30 0.5m
▲12:40 2.5m
▼19:10 0.5m
大潮4月10日(-3日)
小潮4月17日(+4日)
今回は、以下の点を重視してダイビングを行いました。
・冷たくない
・透明度良好
・流れない
・魚影が濃い
1ダイブ目は、シミラン諸島9番の南「ブレックファーストベンド/スナッパーアレイ」でダイビング。エントリーしてから水中を覗き込むと真っ青な海が広がっており、浅瀬はサーモクラインの影響ほとんどなし。終始ハナタカサゴの群れに囲まれてのんびりダイビング。15mよりも深場はサーモクラインの影響で緑色でしたが、大きなホワイトチップリーフシャークが優雅に泳いで行きました。
普段、パタヤでダイビングされてるSさんもご満悦。2ダイブ目は、シミラン諸島9番北「ノースポイント」でダイビング。1ダイブ目同様、真っ青な海を期待したのですが、このダイブサイトはサーモクラインに侵され透明度は5mほどと残念な感じでした。でも他のグループよりも先にエントリーしたこともありダイブサイトは貸切状態+流れがなくゆっくり地形を堪能しました。エキジット後には、船の向きが変わり潮が流れ始めたようです。
その後は、ボン島まで約1時間30分のクルージング。1日4ダイブもあるので仮眠して体力温存されていました。
3ダイブ目は、ボン島「ウエストリッジ」。ここもサーモクラインの餌食になっており魚がいるのに前が見えない状態でしたが、リッジ付近の流れを遮れる浅瀬へ移動すると水温良し、透明度良し、魚影良しの3拍子そろったコンディション。ほとんど泳がなかったので物足りない感もありましたが、ツバメウオ、イエローバックフュージリア、ブラックピラミッドバタフライフィッシュなどの群れたちや、岩肌にはゴシキエビ、モルディブスポンジスネイル、ウルマカサゴなどのマクロ生物にも出会うことが出来ました。
初日最後のダイビングは、タチャイ島でナイトダイビングの予定でしたが、早めにダイブサイトに到着したためサンセット&ナイトとなりました。エントリーした際は、魚たちの夕食タイムが終わっておらず「こんなにたくさん居たっけ?」と思うほどのフュージリアの大行進に加え、カスミアジたちの大群が周辺を行ったり来たり。途中、ドクウツボも岩穴に顔を突っ込み夕食を探していたり、眠ろうと岩の隙間に隠れてたアオウミガメにも出会うことが出来ました。
海況が穏やかなこともあり、夕食の後はリチェリューロックを目指し3時間のクルージング。翌朝、目を覚ますと大海原。すでに7艘の船がリチェリューロックの周りに停泊していました。
▲01:20 2.1m
▼07:00 0.8m
▲13:30 2.4m
▼20:00 0.9m
大潮4月10日(-4日)
小潮4月17日(+3日)
1ダイブ目は他の船よりも早くエントリー。数日前はサーモクラインの影響で真緑でしたが、今回は遠くまで見渡すことができる透明度が復活していました。アジの大群は相変わらず根の周りをウロウロ、中層にはバラクーダの群れ、流れの当たる場所にはキビナゴなどの小魚がびっしり!前が見えないほど大きな群れを作っていました。
2ダイブ目も同じリチェリューロック。南からの流れが当たる東西の端で群れや大物を狙ったところ、キツネフエフキやアジたちが集まった大群との遭遇が良く魚影の濃いダイビングを楽しみました。
3ダイブ目は、タチャイ島へ移動する予定でしたが、途中、大きなミンククジラと遭遇。長い時間、水面から顔やヒレを出して遊んでいる様子で、かなり近い距離でクジラを見ることができました。そのため、近い方のリチェリューロックへ引き返し3ダイブ目を潜ることに。
リチェリューロックで3ダイブ目のエントリー。どこを見てもダイバーだらけの泡だらけ。なるべくダイバーのいないところを狙って潜っていたものの魚よりもダイバーの泡の方が多いのではないかという始末。後半は流れが収まりジンベイザメ登場か?と思いきや、流れが収まったことでサーモクラインの威力が勝りあっという間に視界が真っ白に変化。ジンベイザメとの遭遇が叶わずエキジットとなりました。
本日最後の1ダイブは、タチャイ島「タチャイピナクル」。ここ最近、バラクーダのトルネードと相性がいいダイブサイトですが、エントリーしてびっくり!透明度悪くて前が見えない!!!流れがほとんどなかったこともあり、リチェリューロック同様サーモクラインの影響で透明度は5mほど…。でも、フュージリアの群れの数はすごかったです。
最終日は、シミラン諸島周辺の以下のダイブサイトでダイビング。
・エレファントヘッドロック
・ハネムーンベイ
・ストーンヘンジ
▲01:40 1.8m
▼07:30 0.8m
▲14:00 2.2m
▼20:40 0.8m
大潮4月10日(-5日)
小潮4月17日(+2日)
エレファントヘッドロックは透明度は15mほどで緑色でしたが、大きなロウニンアジの群れがフュージリアを捕食するために行ったり来たり!
ハネムーンベイは、ちょうど流れが入る時間帯+浅瀬はプランクトンに加えクラゲだらけ…。水底には大きなジェンキンスホイップレイが1枚。岩の周りにはオレンジ色のキンギョハナダイがたくさん。群れに中にはキンギョハナダイに擬態したハナダイギンポが岩の隙間からこんにちは。中性浮力が難しいと言っていたお客様もハナダイギンポの可愛さに魅了され、無意識のうちに中性浮力を自分のものにされていました。
あっという間の最終ダイブ。昨日は疲れた、疲れたとおっしゃっていたお客様も体が慣れてきたようで「まだまだ潜りたい!」様子。ストーンヘンジでは東側の砂地にリーフをメインに潜り、これまたマクロのオーロラパートナーゴビーやハナミノカサゴなどに興味津々。マクロ生物の世界にどっぷりハマっていました。
今回は、Sさんはマンツーマンという事もあり希望に沿ったダイビングをするとともに、課題の中性浮力や呼吸器方法などスキルアップも兼ねてのダイビングとなりました。3日間潜り倒しただけあり中性浮力は大成長!残すは呼吸の方法をマスターして今よりももっと空気の持ちが良くなるように練習してみてくださいね。Tさんとはご一緒にダイビングできませんでしたが、船上で楽しく過ごさせていただきました。機会がありましたら次回は、ご一緒にダイビングしましょう!
どうもありがとうございました♪
ダイブ1
ポイント名 :ブレックファーストベンド/スナッパーアレイ(シミラン諸島 No.9)
エントリー時間:10:13
ダイブタイム :46分
最大深度 :18.6m
透明度 :20m
水温 :29℃
生物 :ホワイトチップシャーク 、チンアナゴ(ガーデンイール)、ヨスジフエダイ、 アカヒメジ、アオヤガラ、アカモンガラ、イエローバックフュージュラー、インデ ィアンバガボンドバタフライフィッシュ、インディアンドラゴン、 インディアンダッシラス、 インディアンバナーフィッシュ、 ムスジコショウダイ、ウミシダ、 ウミトサカ、 ウミウチワ、オニヒトデ、カクレクマノミ、カスミアジ、キンセンフエダイ、コラーレバタフライフィッシュ、スカンクアネモネフィッシュ、ドクウツボ、パウダーブルーサージョンフィッシュ、ヘラヤガラ、キンギョハナダイ、ハナダイギンポ、etc.
ダイブ2
ポイント名 :ノースポイント(シミラン諸島 No.9)
エントリー時間:12:29
ダイブタイム :41分
最大深度 :23.9m
透明度 :5m
水温 :25 – 29℃
生物 :スカシテンジクダイ、アカヒメジ、アカマツカサ、アオヤガラ、アカモンガラ、イエローバックフュージュラー、オニヒトデ、カスミアジ、キンギョハナダイ、ブルーダッシュフュージュラー(クマザサハナムロ)、スカンクアネモネフィッシュ、スカシテンジクダイ、タテジマキンチャクダイ、パウダーブルーサージョンフィッシュ、ヘラヤガラ、モヨウフグ、etc.
ダイブ3
ポイント名 :ウエストリッジ(ボン島)
エントリー時間:15:35
ダイブタイム :47分
最大深度 :18m
透明度 :5-15m
水温 :29℃
生物 :モヨウフグ、スカシテンジクダイ、アカヒメジ、アオヤガラ、アカモンガラ、イソマグロ、イエローバックフュージュラー、インデ ィアンバガボンドバタフライフィッシュ、インディアンドラゴン、 インディアンダッシラス、インディアンミミックサージョンフィッシュ、イロブダイ、 イバラカンザシ、 ムスジコショウダイ、カスミアジ、キツネフエフキ、キンギョハナダイ、キンセンフエダイ、クロコショウダイ、ゴマモンガラ、 コクテンフグ、コラーレバタフライフィッシュ、スカンクアネモネフィッシュ、ツバメウオ、ドクウツボ、ヘラヤガラ、etc.
ダイブ4
ポイント名 : タチャイリーフ(タチャイ島)
エントリー時間:18:23
ダイブタイム :30分
最大深度 :6.9m
透明度 :15m
水温 :29℃
生物 :アオウミガメ、ブルーダッシュフュージュラー(クマザサハナムロ)、ドクウツボ、 スカシテンジクダイ、 カスミアジ、etc..
ダイブ5
ポイント名 :リチェリューロック
エントリー時間:6:43
ダイブタイム :47分
最大深度 :17.1m
透明度 :15m
水温 :29℃
生物 :ツムブリ、キツネフエフキ、ギンガメアジ、 スカシテンジクダイ、アオヤガラ、イエローバンドフュージュラー、 インディアンドラゴン、カクレクマノミ、カスミアジ、キンセンフエダイ、ブルーダッシュフュージュラー(クマザサハナムロ)、ゴマモンガラ、 コラーレバタフライフィッシュ、ジャバラビットフィッシュ、ジェイアントフュージュラー、 ドクウツボ、 パウダーブルーサージョンフィッシュ、ブラックフィンバラクーダ、 ムスジコショウダイ、ユカタハタ、ウルマカサゴ、ロウニンアジ、トマトアネモネフィッシュ、etc.
ダイブ6
ポイント名 :リチェリューロック
エントリー時間:8:55
ダイブタイム :48分
最大深度 :16.8m
透明度 :15m
水温 :29℃
生物 :ツムブリ、キツネフエフキ、ギンガメアジ、 スカシテンジクダイ、アオヤガラ、イエローバンドフュージュラー、 インディアンドラゴン、カクレクマノミ、カスミアジ、キンセンフエダイ、ブルーダッシュフュージュラー(クマザサハナムロ)、ゴマモンガラ、 コラーレバタフライフィッシュ、ジャバラビットフィッシュ、ジェイアントフュージュラー、 ドクウツボ、 パウダーブルーサージョンフィッシュ、ブラックフィンバラクーダ、 ムスジコショウダイ、ユカタハタ、ウルマカサゴ、ロウニンアジ、etc.
ダイブ7
ポイント名 :リチェリューロック
エントリー時間:11:39
ダイブタイム :50分
最大深度 :16.9m
透明度 :5 – 15m
水温 :29℃
生物 :ツムブリ、キツネフエフキ、ギンガメアジ、 スカシテンジクダイ、アオヤガラ、イエローバンドフュージュラー、 インディアンドラゴン、カクレクマノミ、カスミアジ、キンセンフエダイ、ブルーダッシュフュージュラー(クマザサハナムロ)、ゴマモンガラ、 コラーレバタフライフィッシュ、ジャバラビットフィッシュ、ジェイアントフュージュラー、 ドクウツボ、 パウダーブルーサージョンフィッシュ、ブラックフィンバラクーダ、 ムスジコショウダイ、ユカタハタ、ウルマカサゴ、ロウニンアジ、etc.
ダイブ8
ポイント名 :タチャイピナクル(タチャイ島)
エントリー時間:15:45
ダイブタイム :41分
最大深度 :22.7m
透明度 :5m
水温 :29℃
生物 :スカシテンジクダイ、イケカツオ、イエローバックフュージュラー、 イエローダッシュフュージュラー、 オニカマス、カクレクマノミ、カスミアジ、キンギョハナダイ、キンセンフエダイ、ブルーダッシュフュージュラー(クマザサハナムロ)、コラーレバタフライフィッシュ、ツムブリ、ツバメウオ、 パウダーブルーサージョンフィッシュ、ルナーフュージュラー(ハナタカサゴ)、ホウセキキントキ、ホンソメワケベラ、 ユカタハタ、ロウニンアジ、etc..
ダイブ9
ポイント名 :エレファントヘッドロック(シミラン諸島 No.8)
エントリー時間:6:44
ダイブタイム :42分
最大深度 :20m
透明度 :15m
水温 :29℃
生物 :ブルーダッシュフュージュラー(クマザサハナムロ)、アンダマンスウィートリップス、スカシテンジクダイ、ヤマブキスズメダイ、ブルーダッシュフュージュラー(クマザサハナムロ)、イエローバックフュージュラー、イエローダッシュフュージュラー、カスミアジ、ロウニンアジ、アカヒメジ、スカンクアネモネフィッシュ、 ゴマモンガラ、ムスジコショウダイ、ハナダイギンポ、キンギョハナダイ、 アカヒメジ、etc…
ダイブ10
ポイント名 :ハネムーンベイ(シミラン諸島 NO.4)
エントリー時間:9:35
ダイブタイム :36分
最大深度 :28.3.m
透明度 :15m
水温 :27 – 29℃
生物 :カクレクマノミ、クマノミ 、イソマグロ、カスミアジ、アカヒメジ、チンアナゴ(ガーデンイール)、スカシテンジクダイ、パウダーブルーサージョンフィッシュ、キンギョハナダイ、アオヤガラ、ホウセキキントキ、ヨスジフエダイ、コクテンフグ、スカシテンジクダイ、 ドクウツボ、ジェンキンスホイップレイ、etc…
ダイブ11
ポイント名 :ストーンヘンジ(シミラン諸島 No.4)
エントリー時間:12:17
ダイブタイム :38分
最大深度 :24.8m
透明度 :15m
水温 :27 – 29℃
生物 :ゴシキエビ、イエローバックフュージュラー、キンギョハナダイ、コクテンフグ、スカシテンジクダイ、ブルーダッシュフュージュラー(クマザサハナムロ)、スカシテンジクダイ、カスミアジ、モヨウフグ、アカヒメジ、ドクウツボ、イエローダッシュフュージュラー、ヨスジフエダイ、etc.